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2021年12月 9日 (木)

パナソニックeneloopスタンダード単3「BK-3MCC」60%(72分)放電 2800回で終了

パナソニックeneloopスタンダード単3「BK-3MCC」、
新JISの寿命測定で放電時間を60%(72分)にすると
どうなるかを試したましたが、今朝、2800回に到達
これでこのテストを終わります

充放電時間と充電終止電圧をグラフにしたのがこれ。
Cap2800
50サイクルごとに1.0Vまでの放電を行うので、その直後の
充電時間が長くなって赤線の飛び出しが現れています。

スタートが、
2020年11月7日:富士通の白 HR-3UTC(1900mAh) 新JIS充放電実験1000サイクルで終了
この続きでしたので、1年と1ヶ月。
長かった。
  テスト回路が自動でやってくれるんですが、
  400サイクルごとにデータ保存をしなくちゃ
  なりません。

先月は、充電での「偽の-ΔV」が出現していました。
2021年11月18日:パナソニックeneloopスタンダード単3「BK-3MCC」60%(72分)放電で偽の-ΔV出現

これが新JISでの寿命試験。
2020年10月10日:パナソニックeneloopスタンダード単3「BK-3MCC」新JISでの寿命実験終了
0.5C放電で元気なのは600サイクルあたりまで。
72分放電だと、2400サイクルあたりから劣化
(放電が72分の手前で終わる)が目立ち始めます。
ということは、サイクル数でざっと4倍になったわけ
ですが、放電容量が60%ですので、それだけで1.7倍は
増えてもらわなくちゃいけません。
ということは、寿命の延びはおよそ2.4倍というところ
でしょうか。

さすがのエネループ・スタンダード。
突然死せず、寿命を全うした感じです。

※参考
「放電深度を60%から100%にしたら寿命が10~15%に減る」

<電池あれこれ>

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