タクトスイッチを押してみる …何万回も その5 続き
2021年12月2日:タクトスイッチを押してみる …何万回も その5
で、オムロンのB3F-1062を押し始めました。
今朝、仕事場に来たら72万回ちょいで停止してました。
新しいスケッチでは
・デジタル入力オフ検出1回で異常停止。
・接触状態見るA/D値の記録は、2以上の時に
リングバッファに記録。
・リングバッファの大きさは1365個でF-RAMに記録。
今回記録していたのは、310個で
2以上のA/D値は全数記録していました。
36万回と46万回あたりに大きくなったA/D値が出現。
しかし、「デジタル入力オフ」という異常事態は
起こっていませんでした。
その後、順調に「押し」が進みます。
しかし、72万4千89回目で、前触れなしに「オフ」が発生。
数値で見ると、こんな具合です。
左側がサイクル数。
右がA/D値。 オフだとA/D値フルスケールに。
:
465137 4
465143 3
465205 6 前徴なく、
724089 1023 1 ←突然オフに
新しいスケッチは1回
だけで異常停止。
724090 11 その後、走らせたら
724091 110 大きなA/D値が続く。
724092 303
724093 203
724094 381
724095 12
724096 10
724097 4 しかし、これ以降、
724098 0 「0」に復帰。
:
オフ検出で停止していたのですが、サイクルを
再開するとしばらく異常値が続いた後、再び「0」
になって、「まだまだっ」っという感じになっ
ちゃいました。
タクトスイッチの寿命、単純に「押す」だけでは
測れないようです。
湿気など、周囲環境の影響のほうが大きいのかも。
B3F-1062のスペックを見ますと、
定格負荷 DC3~24V 1~50mA(抵抗負荷)
接点材質 銀メッキ
作動力 1.47N
耐久性 30万回以上(1.47Nタイプ)
と記されています。
今回のテストでは、負荷はATmega328Pの内蔵プルアップ抵抗で
およそ30kΩ、0.17mA。
この負荷なら「金メッキタイプ(0.1~50mA)」を使えという
ことになるんでしょうが・・・
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