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2021年11月15日 (月)

EBL 単3 2800mAh 電池イジメ終了!

2021年10月22日:EBL 2800mAh 電池イジメ開始!から
まだ1ヶ月経っていません。
イジめるニッ水電池がやってきた。 のトップバッター、
EBLの単3(2800mhA)の充放電実験が終わりました。
61_20211115103701

  ※きっと早く終わるだろうとの予想通り。

50サイクルごとの0.2C放電は、200サイクルまで
記録できました。
Cap001_20211115103701

定格だと5時間=300分の放電時間になるはずなんですが、
2800mAhはいくらなんでも盛り過ぎでしょう。
8割ぐらいの容量でしょう。

0.5Cで繰り返す充放電の様子を示したのがこのグラフ。
充放電時間と充電停止電圧(-ΔV検出)を示しています。
Cap002_20211115103701
初期の放電時間を見ると、定格だと120分のところが
95分くらいが続いています。
電池表記の8割くらいの容量です。

200サイクルの直前、198サイクル目で充電を失敗。
その後、200サイクルを越えてからグダグダになって
実験を終了しました。

数値で示すとこんな具合。
サイクル数と充電時間(分)、放電時間(分)、充電終止電圧(V)を
並べています。

#cyc chg d-cg chg-V
  1 132  95 1.496
  2 118  95 1.499
  3 114  95 1.505
  4 113  95 1.508
  5 113  95 1.509
  :
195  12  7 1.672
196  11  7 1.677
197  11  6 1.679
198 132  5 1.548 充電失敗でmax132分
199  12  4 1.648
201  51  13 1.578
202  19  10 1.623
203  15  8 1.639
204  13  7 1.649
205  11  6 1.656
206  10  6 1.662
207 132  4 1.553
208 132  3 1.560
209 132  2 1.564
210 132  2 1.567 強制終了

十分に放電されないまま、次の充電が始まってしまう
様子が読み取れます。

とはいっても、劣化の進み具合は、
  ・東芝インパルス TNH-3A(2400mAh)
よりはマシな感じがします。


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