« 可変抵抗器の「陽極酸化」実験回路 #2 | トップページ | 修理:文化シャッターのリモコンSTX8901 »

2021年10月 4日 (月)

どこの半固定抵抗だろう?

2021年10月 1日:可変抵抗器の「陽極酸化」実験回路(案)
これに使う「可変抵抗どうしようか?」と、昨昼「新装デジット
(初入店だ)に行ってきました。
サーメットの東コス「GF063」が並んだ棚のそばに、
カーボン(らしき)の半固定抵抗が置かれてたので、買ってきました。

こんなの。

71_20211004135701

「1kΩの」表記が特徴的。
72_20211004135701
「13」と2文字で
これは初めて見たかな。

メーカー名と型番が不明なので、スペックが分かりません。
回転部に「JCEC」とマーキングがありますが、検索しても不明。
73_20211004135701

どこのでしょね?

こんな形状の半固定抵抗は置いてませんでした。
http://act-ele.c.ooco.jp/blogroot/res/igarage/images/article1017.jpg
これだと、見た目、分かりやすいんですが。


※追記  カーボンかサーメットか?・・どちら?
購入時、デジットの店員さんとは
  『これ、カーボンでしょうね』 「そうですね」
っと会話してたんですが・・・

昔の岡本無線のカタログ冊子で「東京コスモス電機」のところを
開くと、簡単な構造のでもサーメットが使われていました。

22_20211005083901

ドライバー無しで回せる(指先でつまめる)のでよく使ってた
RGP10」(安価)もサーメットでした。
  ※今思えば、サーメットで安心っす。

「カーボン」のがこれ。
現行のカタログには出ていません。
21_20211005083901


「カーボンかサーメットか」が確定できなければ、
カーボンで間違いないのが回転軸ネジ止め固定型の
「ボリューム」ですな。

「たぶんカーボン」では、危険ですんで。

※さらに追記
今回買ったのの特徴的なのが、抵抗値の記入場所とその記述方法、
そして足の構造。

20_20211005084601

「く」状に折れ曲がってる向きと、ベース部の中空構造。

共立の法人担当とは付き合いがあるんで、
「デジットで買ったんだけど、詳細、わかりませんかね?」
っと聞いてみようかしら。

詳細不明なら、カーボンに間違いない軸が出たボリュームに
しますわ。

※追記
ジャンク箱から抵抗体の見える半固定抵抗を探し出してきました。
ベーク材が使われているのがほとんど。
A11_20211005155101
右の4つがセラミックのようですが、抵抗体が
カーボンかサーメットかは不明。
A12_20211005155101

※追記
こんなタイトルのデータシートが共立電子産業・法人担当の
かたからやってきました。
Aa1_20211006082301
陶瓷金屬膜」がサーメットを示していると。
メーカー名は不詳のまま。



|

« 可変抵抗器の「陽極酸化」実験回路 #2 | トップページ | 修理:文化シャッターのリモコンSTX8901 »

Help me! (助けて!)」カテゴリの記事

電子部品」カテゴリの記事

コメント

第一報です。
このメーカが近い感じがしますが、JCEC の社名は見当たりません。 でも 回路定数値の表記方法が酷似しています。
近づいたかなぁ・・

http://www.czkennon.com/html/228/

投稿: JA3RMR | 2021年10月 4日 (月) 20時30分

第二報です。

この キーワードで ググりました


     微调电位器

そしたら、白色のプラスネジが入るところとか
型式が印字されているところとか、酷似している
特徴の写真が出てきました。

常州科能力电子有限公司

http://www.czkennon.com/html/228/


西安常盛电子有限公司
http://www.dianwqi.cn/al/41.html


でも JCEC の名前は出てきませんね。

日本国内だったら、
東コス、コバル・・等
欧米のメーカーだったら
VISHAY BOURNS とか、検索したら、
すぐにヒットしてくるんですけれど
JCEC では全くヒットしてきません。

投稿: JA3RMR | 2021年10月 4日 (月) 20時42分

JA3RMR さんの指摘されたメーカ製品は抵抗体の材質が Cermet / Carbon と示されているので、くだんの品は形状からセラミック基材にサーメット焼付けと思われます。
カーボン印刷だとフェノール基材が使われますので。
http://www.czkennon.com/html/PRODUCTS/

投稿: 柴田 | 2021年10月 5日 (火) 00時02分

記事本体にあれこれ追記。
カーボンかサーメットか?

投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2021年10月 5日 (火) 09時15分

うちにある秋月で買った安物の可変抵抗を調べてみると、以下の通りでした。

半固定抵抗
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-06063/
中に抵抗を印刷したΩ型の小さなフェノール板が入ってました。資料にも炭素系被膜と書いてあります。
なおこれ、軸がぐらついて使い難くブレッドボードに刺さらないので、出来るだけ使わないようにしています。

可変抵抗
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-15813/
秋月の定番の安物です。分解すると外から見えるフェノール板に抵抗体が直接印刷されていました。

投稿: ラジオペンチ | 2021年10月 5日 (火) 09時34分

問い合わせしてました共立の法人営業部の方から入電。
『陶瓷金屬膜となっていますのでサーメットでしょう』と。
データシートも頂戴しました。
  ※けど、メーカー名不明だわ
型番は「TK6Φ半固定式なんたらかんたら」・・・
とりあえず、これでカーボンorサーメットの件は解決か!

投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2021年10月 5日 (火) 20時37分

いろいろお騒がせしました。
調べてもらった皆さん、ありがとさんです。

投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2021年10月 6日 (水) 10時16分

実験対象物、結局、秋月電子に他のパーツとともに発注。
半固定抵抗は「TSR-065」。
軸付ボリュームは「JH16K4B」と「SH16K4B」。

投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2021年10月 8日 (金) 10時17分

下記の記事の末尾に秋月の炭素皮膜の可変抵抗の内部写真を入れておきました。
写真ファイルへの直リンやるとFC2から嫌われるので、記事へのリンクを貼っておきます。
http://radiopench.blog96.fc2.com/blog-date-20210922.html

スライダーの接点は、シャフト付きが4点、半固定は2点接触になっています。

投稿: ラジオペンチ | 2021年10月12日 (火) 13時42分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 可変抵抗器の「陽極酸化」実験回路 #2 | トップページ | 修理:文化シャッターのリモコンSTX8901 »