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2021年10月18日 (月)

パナソニック 充電式エボルタお手軽モデル BK-3LLB 1000mAh 2000サイクル目で終了

充電式エボルタお手軽モデル BK-3LLB 充放電実験開始
これが、2020年11月25日
今朝、仕事場に出てきたら2000サイクル目を終了してました。
  ※実験装置の記録容量が400サイクルなんで、
   400サイクルが一区切り。
この0.2C放電で、放電時間180分を切ってました。
ということで、この電池に対する新JISでのイジメを終了
します。

50サイクルごとの0.2C放電、こんなグラフが得られました。
Cap2000

スペックにはこのように・・・
  新JIS C8708:2019 1200回
  旧JIS C8708:2013 4000回
記されています。
新JISは余裕でクリア。

判定に使うデータは
  「50サイクルごとの0.2C放電」。
この放電時間が
  「定格5時間の60パーセント
   つまり3時間=180分
になったら寿命と判断
今回の2000サイクル目の放電で180分を切りました。
  ※JISではこうなったときさらにもう1回挑戦
   せよとなっていますが、今回の試験回路には
   入れ込んでいません。

内部抵抗の変化、実験開始前が20mΩ。
今回、終了後に計ったら285mΩまで上昇していました。


※0.5Cでの充放電時間と充電終止電圧の変化、
 こんなグラフが出てきました。

Cap002_20211018105901
緑線が0.5Cでの放電時間。
1000mAhの容量に対し0.5Cですので、500mA。
この電流で放電終止電圧「1.0V」まで放電します。
その時間が緑線。
サイクルが進むごと、徐々に短くなっています。

面白いのが「▲」のところ。
左側の目盛、放電時間を見ると「約72分
ということは、定格の「60%」。
そして充放電回数が「1200回」。
これって、パナが記している新JISでの寿命と同じ
「ほんまかいな!?」っとどんぴしゃ。

C11_20201010102501
  ※JISでは50サイクルごとの0.2C放電の
   時間が判断基準。
   毎サイクルの0.5C放電ではありません。


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電池」カテゴリの記事

コメント

消え去ってしまった「エネループ・ライト」の実力がどんなもんだったか気になります。
http://igarage.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-1a7a.html

まっさらじゃありませんが、使用頻度の少ないのが残っているんで試してみようかしら。

イジメてもイジメても・・・内部抵抗の上昇が少なかったんで。
http://igarage.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/post-98bb.html

http://igarage.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/rocni-cd700mah-.html

投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2021年10月18日 (月) 17時41分

手元にあるエネループ・ライト(パナソニック製/使いさし)、2013年5月のが2本、2014年10月のが2本でした。
どれも20mΩ台の内部抵抗ですが、試験・評価するにはちょい古いですなぁ。

低容量グループのニッ水、何か買おうかしら。

投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2021年10月19日 (火) 08時36分

タミヤ、「ミニ四駆 単3形ニッケル水素電池 ネオチャンプ」
https://www.tamiya.com/japan/products/15420/index.html
単3、950mAhというのが目に付いたんで発注してみました。

投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2021年10月19日 (火) 12時18分

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