パナソニック 充電式エボルタお手軽モデル BK-3LLB 1000mAh 2000サイクル目で終了
充電式エボルタお手軽モデル BK-3LLB 充放電実験開始
これが、2020年11月25日。
今朝、仕事場に出てきたら2000サイクル目を終了してました。
※実験装置の記録容量が400サイクルなんで、
400サイクルが一区切り。
この0.2C放電で、放電時間180分を切ってました。
ということで、この電池に対する新JISでのイジメを終了
します。
50サイクルごとの0.2C放電、こんなグラフが得られました。
スペックにはこのように・・・
新JIS C8708:2019 1200回
旧JIS C8708:2013 4000回
記されています。
新JISは余裕でクリア。
判定に使うデータは
「50サイクルごとの0.2C放電」。
この放電時間が
「定格5時間の60パーセント、
つまり3時間=180分」
になったら寿命と判断。
今回の2000サイクル目の放電で180分を切りました。
※JISではこうなったときさらにもう1回挑戦
せよとなっていますが、今回の試験回路には
入れ込んでいません。
内部抵抗の変化、実験開始前が20mΩ。
今回、終了後に計ったら285mΩまで上昇していました。
※0.5Cでの充放電時間と充電終止電圧の変化、
こんなグラフが出てきました。
緑線が0.5Cでの放電時間。
1000mAhの容量に対し0.5Cですので、500mA。
この電流で放電終止電圧「1.0V」まで放電します。
その時間が緑線。
サイクルが進むごと、徐々に短くなっています。
面白いのが「▲」のところ。
左側の目盛、放電時間を見ると「約72分」
ということは、定格の「60%」。
そして充放電回数が「1200回」。
これって、パナが記している新JISでの寿命と同じ。
「ほんまかいな!?」っとどんぴしゃ。
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コメント
消え去ってしまった「エネループ・ライト」の実力がどんなもんだったか気になります。
http://igarage.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-1a7a.html
まっさらじゃありませんが、使用頻度の少ないのが残っているんで試してみようかしら。
イジメてもイジメても・・・内部抵抗の上昇が少なかったんで。
http://igarage.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/post-98bb.html
http://igarage.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/rocni-cd700mah-.html
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2021年10月18日 (月) 17時41分
手元にあるエネループ・ライト(パナソニック製/使いさし)、2013年5月のが2本、2014年10月のが2本でした。
どれも20mΩ台の内部抵抗ですが、試験・評価するにはちょい古いですなぁ。
低容量グループのニッ水、何か買おうかしら。
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2021年10月19日 (火) 08時36分
タミヤ、「ミニ四駆 単3形ニッケル水素電池 ネオチャンプ」
https://www.tamiya.com/japan/products/15420/index.html
単3、950mAhというのが目に付いたんで発注してみました。
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2021年10月19日 (火) 12時18分