修理:文化シャッターのリモコンSTX8901
以前に修理したのより古いタイプのようでした。
2020年5月 5日:修理:文化シャッターのリモコンSTX8901G
今回のは型番STX8901と「G」がありません。
基板の回路、プリントパターンも異なります。
※前に修理したほうのがキレい。
マイコンは動いているけど電波が出ないという症状。
水晶が発振していません。
※105MHzを3逓倍して315MHzの電波を出力。
水晶がアウトだとやっかいだなぁと思いながら、
発振用トランジスタを交換してもダメ。
その作業後、基板を曲げるあるいは基板をトントンする、
基板上の部品を強く押すなどすると、なにかの拍子に
発振するのです。
こりゃ、どこかの部品のハンダ付け不良か基板パターン
の断線しかけ、部品内部の異常か。
これらを疑い発振回路周辺部品をあれこれ触ると・・・
写真▼マークのコイルのハンダ付けが不安定なのを発見。
ハンダ付けをやり直すと安定して電波が出るようになり
ました。
ちょっと角度を変えて撮った写真(作業前の)を見ても、
ハンダ付けをスカタンしているようには見えないです。
でも、フラックスが残っていることから、コイル(白いの)
二つは手ハンダで後付けしたのでしょう。
※依頼先に返却して動作確認待ち。
※さまざまな電子機器、電子回路の修理依頼について:(有)アクト電子
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