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2021年8月29日 (日)

パナソニックeneloopスタンダード単3「BK-3MCC」60%(72分)放電で2000回目

1600回目が2021年7月1日でした。
400サイクル進むのにざっと2ヶ月。
パナソニック製eneloopスタンダード単3の新JISでの
寿命試験、1~48サイクル目の0.5C放電サイクルを
2時間=120分ではなく、「72分(60%)で止めると」
どうなるかを始めたのが昨年の11月7日。

◆50サイクルごとの0.2C放電
Cap015
   ↑これはJISでの寿命判断に使う、
  50サイクルごとの0.2C放電。
  定格が5時間。 これが3時間になれば寿命。

1998サイクル目の72分放電では、1.094Vでした。
72分より先に1.0Vに到達すると「そろそろ寿命」かとの
判断になるんですが、それにはまだ大丈夫そうです。
頑張って記録を続けます。

72分で放電を止めずに、JISの規定通り1.0Vまでの
放電を繰り返すとこんな具合
 ・エネループスタンダード、新JISでの寿命試験
1050サイクルでした。

大容量グループでは
 ・2020年10月7日:エネループ・プロ(BK-3HCD:2500mAh) 60%放電での実験終
 ・2020年11月20日:東芝インパルス TNH-3A(2400mAh) 60%(72分)放電で
劇的な寿命の増加にはなりませんでした。

どこぞの誰かが言った(書いた)、
 「放電深度を60%から100%にしたら
    寿命が10~15%に減る

だとすると、10~15%の逆数は10倍~6倍。
60%(つまり72分)で放電を止めると
 「10倍~6倍に寿命が延びるのか?」っと
期待しての充放電実験です。
  放電終止電圧では放電量は管理できません。
  充放電実験回路では定電流放電しているんで、
  放電時間を管理すれば「mAh」を単位としての
  放電量がわかります。

※参
「放電深度を60%から100%にしたら寿命が10~15%に減る」

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電池」カテゴリの記事

コメント

現在、2600サイクルを越えたところ。
0.5Cでの放電時間、すでに72分を切っています。
充電でも「偽の-ΔV」が出現。
突然死が無ければ、2800サイクルまで進めてからこの実験を終了かと。

投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2021年11月17日 (水) 09時50分

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