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2021年7月30日 (金)

ステッピングモータを「ゆっくり回す」

とある回転角センサーの様子を見る(仕事絡みのトラブルシュート)
ために作った「ステッピングモータをゆっくり回す回路」です。

Pg_stp_mot1

C-MOSのVCO・PLL IC、4046のVCO部だけを使います。
発振出力を4040で分周して、実験に適当な周波数を探り出します。

S22
ボリュームのツマミ、中央で発振停止。
左右に回すと回転方向が変わり、回した角度で速度が変わります。

元になったのはこれ↓
 ・アナログ入力で2相パルスの周波数と正転逆転を制御する発振器
もっと前がこれ↓
 ・2相パルスを手動で発生させるパルス発生器

今回は、ステッピングモータのドライバ pololu A4988 を乗せて、
モータと直結。
使ったモータはデジットで買った多摩川精器のTS3166N913

1回転400ステップと高分解能なところにA4988のマイクロステップ
機能でさらに1/16。
1回転が6400パルスとなってゆっくり回せます。
ギヤを介して減速すると、駆動方向(左右)を変えた時の
バックラッシュが気になりますし、直結だと素直に回ります。

ボリュームを使った正逆運転、「単電源で」っと回路を悩むより、
「-5V」を作ってしまう方が、アナログ回路を考えるとき面倒く
さくないです。

チャージポンプIC LM2776 、調子良く使えてますし。
 ・反転型チャージ・ポンプIC:LM2776

※マイコンを使えば1チップでできちゃいますが、
プログラムを組むという面倒な(!)作業をこなさなければ
なりません。
このくらいの「仕事」なら、ソフトウェア無しの工作でも
対応できます。

アナログ・デジタルmixというのが面白いかも。
  ※安価なA4988のドライバー基板があるから
   実現できた工作です。

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コメント

ありゃま、チャージポンプIC 、LM2776やTPS60403など、のきなみ在庫ゼロ。
入荷時期不明。
どうなってるの・・・

投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2021年7月30日 (金) 14時04分

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