タカチのプラケース「LC135H-M2」
今回のジグ作り(動作検証用の回路)で使ったプラケースが
タカチのLC135H-M2 。
単3電池2本用の電池ホルダーが内蔵されてます。
過去にもこれ、なんやかんやと使ってるんですが、
あまり使いやすくはありません。
これがいエエわというプラケース、
なかなか見つかりません。
そして、今回、このケースに関し、新たな発見が!
ケース内のボスに自作基板を固定するのですが、その
タッピングビスの径が「M2.3」なんだと。
これ、ついさっきまで知りませんでした。
「M2のタッピングビスだとユルユル」だし、
「M2.6だとちょいきついな~」
「ボス、割れへんか、大丈夫か?」っと、
(M2.3なんてあることを知らずに)M2.6を使ってきたのです。
さっき、タカチのカタログを見ていたら
基板固定用のタッピングビスは「M2.3 L=6mm」なんだと。
「M2.3」・・・知りませんでした。
「M2.5とM2.6、どっちやねん」の問題もありますし、
M2.3,M2.5,M2.6どれもピッチは0.45mm。
M2がピッチ0.4mmでM3が0.5mm。
昔人間の頭の中は「2.6」ですわな。
このケースで、もったいないのは電池ボックスの裏と
カバー部の隙間。(【a】点)
部品を乗せた基板を入れるには狭いわけで。
今回はこの部分に8文字×2行の液晶表示器を
乗せました。
ただし・・・ネジ止めじゃ無く、電池ボックスの
裏に置いてホットボンドでくっつけています。
さらに・・・
電池ボックスとケースの隙間。【b】点。
今回は無理やりスイッチ(タクトスイッチ)を
押し込みました。
まだまだ・・・
基板を取り付けるボスの寸法に不満。
ピッチが60×59mm。
試作での手作り基板のことを考えて欲しい。
2.54mmピッチでお願いです!
微妙にずれます。 現物合わせが必須。
2021年3月17日:XCL102とXCL103 5V出力昇圧DC-DCコンバータ
で買った「XCL102」を電源部(乾電池2本から5Vを生成)に使いました。
すっきりとユニバーサル基板に配置できます。
※追記
タカチの電池ボックス付きプラケース、マイコン型導通チェッカー で使っ
ているのはタカチのLM-100G 。
このシリーズには、これより一回り大きなLM-140G(最後のGは色指定)が
あります。
これの場合、「単3×4本」の電池ボックスになっていて、電池のスペースが
大きくって、回路を仕込むスペースが足りないのです。
これも「なんだかなぁ」のプラケースです。
※追記 同じケースで組んだ別回路。
・ガウスメータ:テスラーメータ
http://act-ele.c.ooco.jp/blogroot/igarage/article/4161.html
ケースの中。
上側ケースに液晶をネジ止め。
電池ボックスの上部にスイッチ基板を。
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コメント
いつも楽しく読ませて頂いております。
市販のプラスチックケースに不満を感じたら、
3Dプリンタの導入を考えてみたらどうでしょう。
私は、これで、ケース関連、基板固定関連の
問題から解放されました。
投稿: nari | 2021年4月 9日 (金) 08時55分
nariさん、私、ズボラなもんできちんとした図を仕上げてからでないと工作が進まないモノは・・・ゼッタイにダメ。
形状図はダメ。
思考が立体モノに向いていないのかも。
回路図は別。 描いてて楽しいから。
このケースにしても、基板を止めるボスのピッチが気に入らなかったら・・・ボスを切ってしまって別穴を空けてスペーサー止め、なんて細工をしてしまいそうです。
目見当で現物合わせで穴開け、というパターンがほとんど。
仕事は別だけど・・・
タカチだと単純な箱のSWシリーズあたりが使いやすく感じます。
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2021年4月 9日 (金) 12時46分
今回のケースの話・・・「M2.3」というのに出くわした驚きを表明したかった・・・のです。
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2021年4月 9日 (金) 12時49分
なるほど、 M2.3の問題だったわけですね。
でも3Dプリンタも3D CADも楽しいですよ。
Fusion360は仕事で使うと無料では使いなくなる
のが難しいところです。
図も仮寸法で進めても、後戻りして
修正できるのが楽しいです。
投稿: nari | 2021年4月 9日 (金) 16時01分
nariさん、話は変わってJSTのXHコネクタを抜く!についてあれこれと↓
http://igarage.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-6a09b6.html
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2021年4月 9日 (金) 17時16分