LEDヘッドランプのメンテナンス
「GENTOS」のLEDヘッドランプ「GTR-931H」を地域防災リーダー用に導入したのが2008年。
単3電池1本で使えるのが便利なんです。
単3、たいていどこにでもある。
充電池もあるし。
単4だとちょいと「ないなぁ」が発生。
しかし、10年を越えると・・・
・ゴムバンドがゆるゆるに。
・「液漏れした~」っとhelpを出す仲間。
・なんか接触不良で調子悪い。
・電池を入れて締めるフタが割れた。
などとトラブルも出てきます。
今回のメンテナンスは、
・フタの割れ
接触が悪いからときつく絞めてしまうのです。
これはレンジで固めて解決。
・接触不良
これが問題
このヘッドランプ、マイナス極の構造がこんな具合に。
フタ側にスプリング電極。
その外周の金属円板が本体内側にある金属板の端に接触して
導通するという仕掛け。
↓ このベロに接触
この部分が接触不良を起こすのでしょう、それを解消するために
フタをきつく・・・「割れた~」っとなるのです。
本体の電極を露出させようと、ねじ部をちょっと切ってみたら
接触が改善するんじゃないかとやってみましたがダメ。
フタの円板、ちょいと外周が不足するのか、円板端がこの
ベロにうまく接触しないようなのです。
↓ ※写真は手直し後に撮ったモノ
そこで、
・円板外周を少し大きく、厚くということで、スズメッキ線を
周囲にハンダ付けして肉盛り。
・中央のスプリング電極も円板にハンダ付けして接触を安定化。
これで安定になりました。
調子の悪かったの、液漏れ跡があり、スプリング電極に
その残渣がありました。
これも調子が悪くなった原因かと。
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