« 「hoge」が通じない?! | トップページ | 本:『原発とどう向き合うか』 »

2020年11月20日 (金)

東芝インパルス TNH-3A(2400mAh) 60%(72分)放電で

2020年10月28日:東芝インパルス TNH-3A(2400mAh)JIS C8708:2019充放電試験
が終わったんで、この残り1コの電池を「72分放電」
してみました。
「突然死」はしなかったんですが、チカラ尽きた様子
なんで、昨日ストップ。
こんな結果です。

Tv16
100回手前で放電時間が72分を切ります。
放電を初めて72分たつ前に放電終止電圧「1.00V」
に到達してしまったという状態です。

50サイクルごとのゆっくり放電で回復してるきざしは
あります。
しかし、放電維持時間はもう実用域じゃありません。

放電深度を浅くしたら寿命が延びる(かも)という希望、
この電池では望み薄です。

充放電電圧の変化。
  10,60,80,110,120,140サイクル目をピックアップ。
Cd1_20201120154101
「放電」グラフでの注目点は、
  「1.2V以上をどれだけ維持してるか」。
この電池は、ちょっとなぁ。という結果。
充電での-ΔV検出は失敗していませんでした。


新JISに則った1.00Vまで放電ではこんなグラフ。
Tv1_20201120112201
この時は130回を超えたところで、定格電流で放電する
チカラが無くなっちゃいました。

この「60%=72分放電」の実験はエネループ・プロで試しています。
2020年10月 7日:エネループ・プロ(BK-3HCD:2500mAh) 60%放電での実験終了

その時のグラフ。
P1
エネループプロ、なかなか頑張ってくれましたが、最後は
突然死でした。


|

« 「hoge」が通じない?! | トップページ | 本:『原発とどう向き合うか』 »

電池」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「hoge」が通じない?! | トップページ | 本:『原発とどう向き合うか』 »