東芝インパルス TNH-3A(2400mAh) 60%(72分)放電で
2020年10月28日:東芝インパルス TNH-3A(2400mAh)JIS C8708:2019充放電試験
が終わったんで、この残り1コの電池を「72分放電」
してみました。
「突然死」はしなかったんですが、チカラ尽きた様子
なんで、昨日ストップ。
こんな結果です。
100回手前で放電時間が72分を切ります。
放電を初めて72分たつ前に放電終止電圧「1.00V」
に到達してしまったという状態です。
50サイクルごとのゆっくり放電で回復してるきざしは
あります。
しかし、放電維持時間はもう実用域じゃありません。
放電深度を浅くしたら寿命が延びる(かも)という希望、
この電池では望み薄です。
充放電電圧の変化。
10,60,80,110,120,140サイクル目をピックアップ。
「放電」グラフでの注目点は、
「1.2V以上をどれだけ維持してるか」。
この電池は、ちょっとなぁ。という結果。
充電での-ΔV検出は失敗していませんでした。
新JISに則った1.00Vまで放電ではこんなグラフ。
この時は130回を超えたところで、定格電流で放電する
チカラが無くなっちゃいました。
この「60%=72分放電」の実験はエネループ・プロで試しています。
2020年10月 7日:エネループ・プロ(BK-3HCD:2500mAh) 60%放電での実験終了
その時のグラフ。
エネループプロ、なかなか頑張ってくれましたが、最後は
突然死でした。
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