2020年11月
2020年11月30日 (月)
2020年11月27日 (金)
修理:「漢詩・俳句トレーナー」電池で動かない
詩吟をやってる義母からの修理依頼。
「ACアダプターだと動くけど電池にするとダメ」という症状。
DCジャックの内外切り替え接点あたりがおかしくなっている
のかと思って仕事場に持ってきました。
単3電池4本で動作。
不調の原因、調べましたら電池ボックスのスプリング電極でした。
プラス側は板。
マイナス側はスプリングを電極板にくっつけてあるのですが、
その接触状態がアウト。
オフ時にテスターで電圧を測ったらちゃんと出ていいます。
でも、電源スイッチをオンして電流を流したらドロップして
しまって所定の6Vが出てくれません。
3V~2.5Vくらいしか出てきません。
ということで、スプリングの根元を電極板にハンダして補修。
無事に解決。
ハンダした後の写真です。
2020年11月25日 (水)
文鎮:異形の異形、1ペアだけ
---【完売御礼】---
文鎮:ハンダ付け補助ツール、全部出て行ってしまった
ということで、佐藤テック君が端材を探し出して造ってき
てくれました。 異形 の異形で1ペアだけ。
左側 65x60x24mm 530g (最重量級)
右側 65x49x20mm 390g
この二つをペアで頒布いたします。
代金はペアで「2200円」です。
レターパックライト(370円)でのお届けになります。
材質は鉄。
メッキや塗装などの表面処理は無し。
M5のタップ穴が二つ。
M5のキャップボルトとワッシャ、クリップ口に付けると
ものをはさむのが安定するゴム板を添付します。
65mm幅のクリップはご自身で入手してください。
早い者勝ちです。
ご希望の方は、この記事にコメントしてください。
(メールアドレスを記入して)(匿名でかまいません)
その後、私の仕事場からメールしますのでお届け先を
返信してください。
代金は到着後に振り込んで(振り込み先のメモを同封)
ください。
充電式エボルタお手軽モデル BK-3LLB 充放電実験開始
パナソニックの充電式エボルタお手軽モデル BK-3LLB 1000mAh。
ジョーシンカードの残ポイントで買ってきました。
JIS C8708:2019での充放電実験 開始です。
パッケージには2020年10月製造と。
そして、
JIS C8708:2019では1200回。
JIS C8708:2013では4000回。
と記されています。 はたして・・・
※現在実験中の電池
これと、
充電式エボルタ(BK-3MLE 1950mAh)、
eneloopスタンダードの60%放電、
この3本。
「ダメな子電池」と違って、結果が出るまで時間が
かかりそう。
ディズニー柄の三洋製eneloop発掘
女房の実家からの発掘品。
「(c)DISNEY」マークの入った単3「eneloop」が4本。
2011年製。
型番が「HR-3UTGB」。 1900mAh。
充電後に内部抵抗 を計ったら、20mΩ~25mΩ。
あまり使い込んではいないようです。
放電実験するのももったいないので、このまま使います。
2020年11月24日 (火)
【電池BOX】 うずまきバネ式の接触抵抗は板バネ式の数十倍大きい
コメント先。
https://power-of-tech.hatenablog.com/entry/2020/11/23/150638
https://brown.ap.teacup.com/nekosan0/4400.html#comment
※雑誌への投稿記事一覧
トラ技の2008年6月号
ここに記事の抜粋をpdfにして
http://act-ele.c.ooco.jp/toukou/tr200806/tr200806_bat.pdf
おすすめは写真5-4-(b)のBULGIN社製ニッケルシルバー(洋白)
電極の電池ホルダー。 単3:BX0035
少々高価。
※関連
・バッテリー放電器キットで使った電池ホルダーについて
・2013年09月23日:電池イジメで KEYSTONE製
・2018年3月9日:放電特性記録機能付きバッテリー放電器、改造
どの「体温」値を信じるか!?
女房の実家から体温計が3つやってきて、我が家の体温計が5種・6つに。
上から、
・シチズン CT791SP これが二つ
・オムロン MC-106B
・オムロン MC-176L
・オムロン MC-246
そして、絶滅危惧種の水銀体温計。
・マツダ体温計 平1c
昨晩、これらで私の体温(左脇はさみで)を測ってみました。
上から、
36.1℃ シチズン、
36.1℃ 2台とも同じ値
35.4℃
35.78℃ 最小桁が0.01℃
35.6℃
35.7℃ 水銀体温計
シチズンのは2台とも同じなんで信じちゃいます。
予測式で測定時間が早い。 30秒ほど。
※10分ほどそのままにしてたら実測値を
出してくれるということなんですが、
今回は最初のピピピで次に。
オムロンのMC-176Lが最小桁が0.01℃。
基礎体温記録用なんで、これも信じちゃいます。
※本来は舌下での測定です。
こうして数字を並べてみると、水銀体温計の測定値
を正としたくなります。
サーミスタ温度計と熱電対温度計は仕事場なんで、
こんどはそれらと比較かな。
2020年11月21日 (土)
本:『原発とどう向き合うか』
原発とどう向き合うか: 科学者たちの対話2011~14
澤田 哲生 (編集)
原発賛成の本。
※私は納得できます。
第八章にこんな言葉が・・・
澤田:原子力エネルギーは核分裂も核融合も、
自然エネルギーの根源的なものだと思うんです。
核分裂するウランなどは、超新星爆発で創られた、
宇宙の営みが我々に与えてくれた遺産だと思う。
やはり、それをうまく使いこなさないと。
2020年11月20日 (金)
東芝インパルス TNH-3A(2400mAh) 60%(72分)放電で
2020年10月28日:東芝インパルス TNH-3A(2400mAh)JIS C8708:2019充放電試験
が終わったんで、この残り1コの電池を「72分放電」
してみました。
「突然死」はしなかったんですが、チカラ尽きた様子
なんで、昨日ストップ。
こんな結果です。
100回手前で放電時間が72分を切ります。
放電を初めて72分たつ前に放電終止電圧「1.00V」
に到達してしまったという状態です。
50サイクルごとのゆっくり放電で回復してるきざしは
あります。
しかし、放電維持時間はもう実用域じゃありません。
放電深度を浅くしたら寿命が延びる(かも)という希望、
この電池では望み薄です。
充放電電圧の変化。
10,60,80,110,120,140サイクル目をピックアップ。
「放電」グラフでの注目点は、
「1.2V以上をどれだけ維持してるか」。
この電池は、ちょっとなぁ。という結果。
充電での-ΔV検出は失敗していませんでした。
新JISに則った1.00Vまで放電ではこんなグラフ。
この時は130回を超えたところで、定格電流で放電する
チカラが無くなっちゃいました。
この「60%=72分放電」の実験はエネループ・プロで試しています。
2020年10月 7日:エネループ・プロ(BK-3HCD:2500mAh) 60%放電での実験終了
その時のグラフ。
エネループプロ、なかなか頑張ってくれましたが、最後は
突然死でした。
2020年11月19日 (木)
「hoge」が通じない?!
こんなの・・・・
・悲報:プログラムサンプルの「hoge」が通じない時代が来た hogeを知らない若者たち。
・「hoge」の起源を求めて - Togetter
・ほげを考えるページ
fooやbarよりhogeのほうが好きかな。
※なんとなく『トゲナシトゲトゲ』 が頭の中に浮かんできます。
2020年11月18日 (水)
『それでも原発が必要な理由(わけ)』
いつものように図書館で借りてきた本。
・それでも原発が必要な理由(わけ)
著者:櫻井 よしこ、奈良林 直
「原発賛成」の本って、なかなかありませんよね。
人類の未来のために、
『安全な核分裂炉の設計・製作・試運転』、
そして『核融合炉』に資金を突っ込んでほしい。
PWM方式D/Aコンバータのローパスフィルタ
2020年11月2日:DCキャリブレータというか±電圧出力回路を
にからんで・・・
ATmega328PのPWMで16bit D/Aコンバータを実現しようと
すると、PWM波をDC電圧に変換するLPFの周波数をずいぶん
低くしなければなりません。
16MHzを源クロックとするとPWM周波数は244Hzに。
リップルを落とそうとすると、24dB/octのフィルタで
3オクターブは欲しい。
となると10Hzくらいの応答に。
フィルタ2段にすればまぁ、応答に関しては改善か。
で、ちょっとネットを探したらこんな記事が見つかりました。
PWM方式DAC用のリップル除去フィルタ - EDN Japan
(2008年09月01日 00時00分 公開)
12bitだと、こんなICがあります。
LTC2644:アナデバ
PWMでインターフェース。
2020年11月12日 (木)
Arduino UNOでデューティー比測定回路 ケースに入れて完成
2020年8月24日:Arduino PWM波形のデューティー比測定 これで完成形か?
2020年8月18日:Arduino デューティー計測のためのインプットキャプチャータイミング
2020年1月28日:Arduinoから「タイマー0」を取り上げる(ユーザーが使う)
これの続き。
Arduino UNO基板を引っ張り出さなくても、「手軽」に
デューティー比を測定できるようにと、回路をケースに
入れました。
オシロを使えば、周波数や周期も表示してくれるし、
デューテューやパルスのH幅、L幅(時間系の測定機能)
も計ってくれます。
でも、「正確になんぼやねん?」にはちょい桁数不足。
※周波数や周期は周波数カウンタを使えば
良いんですが・・・
せっかくだし、ということで実験していた回路を
ユニバーサル基板に組んで、ケースに入れました。
高い周波数の測定を目指したんじゃなくって、入力クロックの
H区間とL区間を調べようというのが目的。
デューテューは t1/(t1+t2) * 100で「xx.xx%」と表示。
周波数は clk / (t1+t2) で表示。
t1とt2はタイマー1のインプットキャプチャー機能で
数えたT1クロックの数。
T1クロックは16MHz~0.1MHzまでスイッチで選択
できるように。
最大クロック数が16bitで65535。
それ以上は(つまり低い周波数)はカウンターがオーバー
フローしてしまいます。
こんな表示になります。
0.1MHzのT1クロックで、t1+t2が50000カウント。
だから周波数は2.00Hz。
デューティーは49955 / 50000 = 99.91%。
※H/Lsetというスイッチで、t1とt2を入れ替え
できるようにしています。
負論理信号のデューティーを読めるように。
基板の様子。
片面基板に配線。
ハンダ面への部品取り付け(コネクタとVR)はこの↓応用。
2020年9月26日:手組みするときは片面基板で:1kHz PWM発生回路
液晶の下にATmega328P。
入力にいれたシュミット 74HCT14は無くてもok。
※ちょいスレッショルドを下げたかったんで。
入力プルアップ抵抗のon/off機能(ジャンパーピンで)
付けておくほうが良いかもしれません。
※スケッチ:ダウンロード - duty_ck1.c
ファイルタイプを「.ino」ではなく
「.c」にしています。
2020年11月11日 (水)
センサーICが入ってこない! 旭化成の工場が火災!
えらいこっちゃ。 選んだ石が入ってこない。
その原因が、
・旭化成エレクトロニクス 延岡製造所火災
そのまま代替できるデバイスは世の中に無し。
似たようなのを探しても、足配置やインターフェースの
方法が違うし。
困ったぞ!
チップはこれ↓
・2019年9月29日:360度グルグル回したろ AK7401
回転角センサーです。
類似品は世の中にあるんですが、AK7401に特化した回路に
なってまして・・・ 困った・・・
2020年11月 9日 (月)
『研究室では「ご安全に!」』
図書館の蔵書検索で、フリーワード「ご安全に」を検索して出てきた本。
片桐 利真 著 研究室では「ご安全に! 」
サブタイトルが、
「危険の把握,安全巡視とヒヤリハット」
著者さんは「化」が専門。
でも、アマチュア無線をされてて、「感電の危険」は
真空管時代の話が。
分野違いの本、勉強になります。
こういうことだったのか! というのがアルコールの話。
エタノールは飲めてメタノールは毒。
この原因・・・
炭素数が奇数のもの:生体内の分解代謝で一酸化炭素(CO)
を出す恐れを持ちます。(略)
エタノールに比してメタノールは高い毒性を持ちます。
エタノール:C2H5OH
メタノール:CH3OH
炭素が二つと一つの差。
メチルが毒、これが理由だったとは知りませんでした。
Wikipediaっだと、
最も単純なアルコールであるメタノールは、触媒の存在下に
一酸化炭素を水素で還元すると得られる。
と。
触媒
メチルの毒は一酸化炭素だったんだ。
洗い物(脱脂)に使う「IPA」、これも飲んだらあかん。
イソプロピルアルコール : C3H8O
炭素3つやった。
2020年11月 7日 (土)
富士通の白 HR-3UTC(1900mAh) 新JIS充放電実験1000サイクルで終了
富士通の白 HR-3UTC(1900mAh) 新JIS充放電実験1000サイクル目直前
での写真が945サイクル目。
JIS C8708:2019充放電実験回路 でEEPROMに記録できる
最大サイクル数が400回までなんで、400サイクルごとに
繰り返しています。
今回は1000サイクル達成で終わります。
内部抵抗、実験開始前が15mΩ。
終了後は328mΩでした。
とりあえず、50サイクルごとの0.2C放電の結果。
エネループ・スタンダード(単3)がこれ。
よく似たグラフになりましたが、エネループのほうがちょい
良い感じでしょうか。
実験した季節(気温)の差もあるかと。
エネループが4月→10月の実験。
富士通・白が5月→11月。 ちょっと寒い季節に。
※追記
富士通・白の充放電時間変化と充電完了電圧の変化
エネループ・スタンダードはこんな変化でした。
微妙な差を感じますが、似ています。
500サイクル以降、充電時間にとんがりが出ているのは
50サイクルごとに実行される0.2C放電直後に行われた
充電の時間。
0.2Cでゆっくり放電されると、電池がカラっけつになる
んで、充電時間が長くなります。
グラフの線、色が変わったのはgnuplotのバージョンを
新しくしたから。
前のほう(赤緑青・・・)のほうが好きかな。
新バージョンでも変更できるんでしょうが、方法が不明。
※電池あれこれ まとめ
2020年11月 5日 (木)
富士通の白 HR-3UTC(1900mAh) 新JIS充放電実験1000サイクル目直前
2020年5月20日に開始した富士通HR-3UTC(1900mAh) JIS C8708:2019充放電実験
もうすぐ1000サイクル目。
電池に温度センサー(LM35)を貼り付けて、電池電圧と一緒に
先日作ったアナログデータロガー につないでいます。
JIS C8708:2019充放電実験回路 が出すシリアルデータ、
これもシリアルデータロガー で記録。
この記録は抜かしたくないので、そっとそのまま。
で、アナログで記録しているほうのデータを取り出して
グラフにしてみると・・・
「偽の-ΔV」が発生していました。
同容量のエネループスタンダードでは起きていませんでした。
※1050サイクルまで繰り返した
これを見たのはダイソーのReVOLTES 以来。
だいぶ劣化も進んでいますし、1000サイクル経過でこの
電池の実験は終了します。
終わってからまとめます。
※電池あれこれ まとめ
ジャンクカメラ:ミノルタ製のが2台
女房の実家から発掘してきたカメラです。
両方ともミノルタ製。 ミノルタのカメラ製品一覧 (wikipedia)
・ミノルタ AFテレ クオーツデート
135フィルム。
シャッターボタンが取れてしまってます。
もう一つが
・ミノルタ ポケット オートパック460TX
今となっては珍しい110フィルム。
ジャンク扱いですがどなたかいりますか?
送料+お駄賃でお送りいたします。
(頒布中の文鎮 と同梱でもかまいません)
この他にも、一眼のミノルタのα-5XiとキヤノンのT-50が
出てきました。
カメラ本体とレンズは、SONY α7II のマウントアダプタ実験用
(3Dプリンタでこさえる)に、佐藤テック君ところに行ってます。
ミノルタの110フィルムカメラといえば、こんなのを持ってました。
・防水カメラ「ウェザーマチックA」
・スキャナーがやってきた:110フィルム
2020年11月 2日 (月)
DCキャリブレータというか±電圧出力回路を
±電圧入力の装置調整用に、±12Vを連続して可変調整できる、
つまり0Vをまたいで自由に電圧調整できる電圧源(出力電流は
ちょびっとで10mAほどで電流制限)は作ってあるんですが、
もうちょい出力電圧範囲を広くっと(±25Vは欲しいぞ)要望が。
今だとDC30V出力のCVCC電源をつないで、マイナスが欲しい時は
プラスとマイナスを入れ替えて、てなめんどうな作業をしています。
これを、つなぎ替えずに、-25V~0V~+25Vを可変できれば便利かなぁ
っという目論見です。
普通のOP-AMPの電源、±15Vを出力するのに±18Vがmax。
高電圧OP-AMPもあるんで、それを買うか、それともトランジスタで
電圧ブースターを作るか・・・
電圧可変の方法も、10回転ポテンショをクルクル回して設定するか
(出力電圧はテスターで読む)、16bitくらいのD/Aを使って設定するか。
12bitのD/Aなら±25Vだと10mV分解能に届かない。
16bitにすると±25.000Vっと1mV分解能を実現。
Arduino-UNO(ATmega328の16bitタイマー1)のPWM出力を
使ってのD/Aか。
さて、どうしたものか・・・
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