パナソニックeneloopスタンダード単3「BK-3MCC」新JISでの寿命実験終了
4月4日にスタートしたエネループ・スタンダードの充放電実験、
・パナソニックeneloopスタンダード単3 JIS C8708:2019充放電実験スタート
1050サイクルを越えました。
開始からここまでざっと半年。 長かった。
内部抵抗は407mΩまで上昇。
いったんこれでこのイジメは終わります。
これが50サイクルごとの0.2C放電グラフ。
0.2Cの電流で1.0Vまで放電させます。
その時の電圧変化をグラフにしています。
1900mAhの容量なので1/5の380mAが放電電流。
0.2Cということは5時間(300分)が定格。
これが3時間(180分:6割)を切ったら寿命と判断。
※1050サイクル目でまだ180分を越えています。
そして、このグラフが毎1~49サイクルでの充放電時間と
「-ΔV検出」しての充電停止電圧。
0.5Cでの充放電なんで定格は2時間(120分)。
充電側(赤線)は効率もあって1割ほど余計に時間がかかります。
1.0Vまでの放電できた時間と充電時間(-ΔV検出で停止)
をグラフにしています。
青線が充電停止した電圧。
サイクルが進むと、内部抵抗が上昇してこの電圧も徐々に
上がってきます。
ここで6割(72分)のポイントを見ると800サイクルあたり。
パナソニック充電池の寿命は、こんな絵で示されています。
エネループ・スタンダードだと「約600回」。
これはクリアーちゃんとしています。
「突然死」せず、まっとうに寿命を迎えた感じです。
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