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2020年9月 3日 (木)

『宇宙【そら】へ』

宇宙へ』っと書いて「そらへ」と読ませてます。

Cc1
Cc2
メアリ・ロビネット・コワルさん著、 酒井昭伸さん訳
2020年8月発行のハヤカワ文庫のSF。上下巻の2冊。
これを長男が買ってきました。
https://www.hayakawabooks.com/n/ne70619aa2248
   ※私みたいに図書館で借りるんじゃなく、
    彼は書籍を買ってきます。エライ!

ところが件の長男・・・
 「あかん。 1冊目の半分で挫折や」
 「おとん、読んでみぃ」
っと。
彼曰く、
 「出だしはエエねん。」
 「テンポも良くって、はらはらどきどき・・・」
 「せやけど、そっからあかん・・・」
だと。

で、さらっぴんの本を借りて読んでみました。
私の意見。
 「まっとうなSFやで。 90点!」
っと。

読んでみて、彼が挫折した原因が判明。
著者さん、女性なんです。
出だしの大騒ぎ、どきどきわくわくの話が落ち着くと・・・
  なに食った?  なに食えない。
  なに着てる。  服の色は?
  部屋がどうの。 電話代がどうの。
  宗教がどうの。
こんなのが出てくるんです。上巻の真ん中手前あたり。
  ※これを過ぎると、また「ハードなSF話」も出て
   くるんですが。。。

NASAでのコンピュータの黎明期を描いた映画「ドリーム」。
時代背景がこの頃と重なります。

この本、私は大丈夫。 面白いです。
続きがあれば、読みたいです。
  ※SFマガジンには掲載されてると。

女性作家のSF、たしかに主題でないところの脇話が多いような
気がします。
でも、全体の話がおもしろけりゃ、そんなの気にしない。

航路」のコニー・ウィリスさんも女性作家。
http://act-ele.c.ooco.jp/blogroot/igarage/article/3400.html
これもエエ話でしたが、思えば、「宇宙へ」と似たような匂いを感じます。






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