オリンパス OM-D E-M1mk2の充電器の充電表示ランプを判別
オリンパスのミラーレス一眼、OM-D E-M1mk2付属の
充電器が「BCH-1」。
この充電の進み具合を記録するため(電池温度、電源電流)
その充電表示ランプの状態を記録に残したい!というテーマが
出てきました。
充電器も電池も真っ黒け。
状態表示LEDが一つ付いています。
このLEDで充電の進み具合を表示します。
消灯、点滅、点灯。
この点滅周波数で充電の進み具合を示します。
こんなイメージ。
これをアナログ値にすれば、レコーダーで記録できます。
充電器のLEDをフォトトラで受けて、点滅パルスをモノマルチで
「F/V変換」。
消灯と点灯を区分すれば、なんとかなるかとハードで考えたのが
この回路。
F/V用のモノマルチと、点滅検出用のモノマルチ
二つで構成します。
タイミングは、こんなイメージ。
どうしたものかと思案してたんですが、マイコンを使う方が
簡単か!っということで、描いたのがこの回路。
「R-2R」のD/Aコンバータでもって、点滅状態を
アナログ出力します。
プログラムはしなくちゃならないけれど、このほうが
簡単か!
※こんな回路に落ち着きました。
内蔵クロックの周波数が15%ほど低かったので、
OSCCALをちょいと触りました。
いくら簡易型とはいえ、周波数(周期)を計
るんで。
そのためのチェックモードを入れてます。
※制御プログラム:ダウンロード - em1_chg_led1.zip
★続き:PWM方式でLEDの点滅周期を電圧出力
こっちのほうがハードもソフトもシンプル。
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コメント
BCH-1の充電表示LED、充電時の温度変化や電源電流の
変化とともにこれを記録したい・・・
こんな具合にLEDの点り方が変化します。
スタンバイ 消灯
充電50%未満 1Hzで点滅
50~80% 2Hz
80~100% 3Hz
充電エラー 5Hz
充電完了 点灯(緑色)
このLEDの点灯、点滅周期をフォトセンサーで読み取って
マイコンで処理します。
そして出力はアナログで。
D/Aコンバータで電圧値の変化として出力します。
スタンバイ 消灯 0.0V
充電50%未満 1Hz 0.6V (0.8~1.4Hz)
50~80% 2Hz 1.3V (1.5~2.4Hz)
80~100% 3Hz 1.9V (2.5~3.4Hz)
充電エラー 5Hz 2.5V (3.5~5.9Hz)
充電完了 点灯 3.1V
こんな区分で電圧を変化させます。
電圧値を記録すれば、LEDの点灯、点滅の状態が分かる
という仕掛け。
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2020年8月 8日 (土) 17時23分
R-2RでのD/Aじゃなく、「PWM + C + R」でもよかったかと。
LPF、10k + 1uFあたりでエエんで。
まっ。ええか。
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2020年8月 8日 (土) 17時27分