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2020年5月21日 (木)

JIS C8708:2019充放電実験回路

バックアップがわりにJIS C8708:2019充放電実験回路とそのスケッチ(Arduino-UNOのブートローダーを焼いたATmega328Pで動かしている)をアップしておきます。

まず回路図。
Baycyc3b
これまでどおり、24V→5VのDC-DCコンバータを乗せています。
その理由:
・回路を置く作業ラックにDC24Vの電源が来ているから。
   FA用途の回路をテストしたりするんで、その絡み。
・0.5C充電の必要から、基板にDC5Vを直だと電流が大きくなり、
 電源配線でのドロップが気になるから。
ということです。
5V電源を基板そばに置き、電源配線を端子台などでしておけば
DC-DCコンバータは不要でしょう。

ICが6つ。抵抗が35本。コンデンサ27個。スイッチ3つ。
液晶が一つ。ヒートシンクに付けたパワーMOS-FETが二つ。
むちゃくちゃ大がかりな回路じゃありません。

そしてこれがスケッチ。 ダウンロード - batcyc3c1.zip
ファイルタイプを「ino」ではなく「c」にしています。
  inoだとArduinoのIDEが立ち上がってしまうんで。

設定パラメータ、前のよりちょい増やしています。
制御の操作で充放電の実行を中断した時、以前のバージョンでは
これを再開させる方法がありませんでした。
  (もういっぺん最初からになってしまう)
ちょっと不便なんで、「何サイクル目の充電あるいは放電から再開する」
という設定を設けておきました。
 "32 Brk cyc(50)"; 中断再実行時のサイクル (1~50)
 "33 Brk cnt(8)";  中断再実行時のサイクルカウント (1~8)
 "34 Brk dcg/chg"; 中断再実行時の放電(0),充電(1)区分
普通に最初から試験する場合はそれぞれに「0」を入れておきます。
cycとnct、どちらも0以外のときに試験再開の処理を行います。

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