JIS C8708:2019充放電実験回路
バックアップがわりにJIS C8708:2019充放電実験回路とそのスケッチ(Arduino-UNOのブートローダーを焼いたATmega328Pで動かしている)をアップしておきます。
まず回路図。
これまでどおり、24V→5VのDC-DCコンバータを乗せています。
その理由:
・回路を置く作業ラックにDC24Vの電源が来ているから。
FA用途の回路をテストしたりするんで、その絡み。
・0.5C充電の必要から、基板にDC5Vを直だと電流が大きくなり、
電源配線でのドロップが気になるから。
ということです。
5V電源を基板そばに置き、電源配線を端子台などでしておけば
DC-DCコンバータは不要でしょう。
ICが6つ。抵抗が35本。コンデンサ27個。スイッチ3つ。
液晶が一つ。ヒートシンクに付けたパワーMOS-FETが二つ。
むちゃくちゃ大がかりな回路じゃありません。
そしてこれがスケッチ。 ダウンロード - batcyc3c1.zip
ファイルタイプを「ino」ではなく「c」にしています。
inoだとArduinoのIDEが立ち上がってしまうんで。
設定パラメータ、前のよりちょい増やしています。
制御の操作で充放電の実行を中断した時、以前のバージョンでは
これを再開させる方法がありませんでした。
(もういっぺん最初からになってしまう)
ちょっと不便なんで、「何サイクル目の充電あるいは放電から再開する」
という設定を設けておきました。
"32 Brk cyc(50)"; 中断再実行時のサイクル (1~50)
"33 Brk cnt(8)"; 中断再実行時のサイクルカウント (1~8)
"34 Brk dcg/chg"; 中断再実行時の放電(0),充電(1)区分
普通に最初から試験する場合はそれぞれに「0」を入れておきます。
cycとnct、どちらも0以外のときに試験再開の処理を行います。
| 固定リンク
「電池」カテゴリの記事
- 秋月電子で買った単3ニッ水GoldenPower 2100mAhを試す(2023.12.03)
- 放置していた2014年製「eneloop lite」の充放電実験、4000cycで終了(2023.12.01)
- トラ技に投稿した記事が参考文献に記されているとちょっとうれしいゾ(2023.11.24)
- タミヤ★★ミニ四駆用充電池「NEO CHAMP」950mAh 4400サイクルで終了(2023.11.20)
- 絶滅品種:パナソニックのオキシライド乾電池(2023.10.24)
「電子工作」カテゴリの記事
- TRWの16pin DIP IC「8543」 これは何?(2023.10.06)
- 予告:「マイコン型導通チェッカー」「電池電圧チェッカー」値上げします(2022.11.16)
- 三和の針式テスター「GP-5」不調(2022.10.18)
- 「ダイソー ミニケース 5個組」が見つからない #2(2022.10.12)
- 「ダイソー ミニケース 5個組」が見つからない(2022.09.29)
「Arduino」カテゴリの記事
- Arduino UNO R3で±19.9V表示電圧計(2023.10.14)
- 「御詠歌プレーヤー」の製作 (MP3-TF-16Pモジュールの使用例)(2023.08.10)
- Arduino UNO R3のソケット・・思えば違和感がぁ(2023.07.07)
- 初めて買ったArduino UNO・・・今は(2023.05.25)
- 液晶表示コントローラ HD44780で迎撃(2023.05.16)
コメント