Arduino-UNO + SDカードでシリアルデータロガー 完成形
※完成形とタイトルにしたけど、まだ完成じゃありませんです。
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2020年4月22日:遅ればせながらArduinoでSDカードの完成形。
こんな回路です。
OpenLog を真似て、16MHzクロックのATmega328Pを3.3Vで動かしています。
ケースはタカチのSW-120を使いました。
電池電圧チェッカーで使っているケースなんで、在庫があったから。
使い方を忘れたらいかんので、シールをペタペタ。
前記事からの変更点。
・通信待機時の記録までの時間を10秒に。
・フラッシュ実行を3分に。
・フラッシュの書き込みカウントを4096バイトに。
3分にしたのは、1分ごとのデータ取得が多いから。
頻繁にフラッシュするとSDカードにやさしくない(かもしれない)から。
バックアップがわりに、スケッチの最新版。
ダウンロード - rxbff_sd1a.zip
※オシロで見たSDカードをアクセスする様子
まず、「begin」して「DIR」確認、
そして、目的ファイルの検索とオープン。
RX0000.TXTがある状態で、追加書き込みオープンするまで。
ファイルRX0000.TXT~RX0010.TXTが存在していて、
RX0010.TXTをオープンするまで。
9600bpsで連続受信している時、512バイト(受信バッファ)ごと
に行われる書き込み処理。
たまにちょいと長いパルスが出てくる。
※ログファイル名、RX0000.TXT~RX9999.TXTまでを
想定しているわけですが、サーチし始めるのはRX0000が
いつも最初になります。
わずか10ファイルで0.2秒ほどかかっているので、ファイルの
番号が大きくなると起動がどんくさくなってしまいます。
だもんで、ある程度ファイル番号が進んだら、
・記録ディレクトリをWin環境でリネームしてしまう。
ディレクトリLOGの下にファイルを作りますんで、
LOGをLOG_A123などとリネームしてしまうと、
新しいLOGが作られてRX0000.TXTから再スタート
できます。
・この時、ついでにWin環境でLOGディレクトリ(フォルダ)
を作っておけば、LOGに作成日付が記録されます。
勝手に作る場合は2000年1月1日と年月日固定
・LOG下にファイルを残したい場合は、
RX0000.TXT~をABC_0000.TXT~と一括リネーム。
するとLOG下に新しいRX0000.TXTが作られます。
コマンドプロンプトを起動して
REN RX*.TXT ABC_*.TXT
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コメント
これで完成か。 ハードも変更。
http://igarage.cocolog-nifty.com/blog/2020/05/post-7bc533.html
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2020年5月17日 (日) 10時59分