修理:デジタルタイマー電池切れ
オムロンのデジタルタイマー H5-CR-B が電池切れに。
このために装置が動きません。
(うちで作った装置じゃない)
代替品を調べると H5-CX-A-N が使えます。
パネル穴が同じで小型に。
ところが、代替時の注意書きにこんな一文が。
無通電時は画面が表示されないよ。
設定する時はタイマに電源を供給してね。
と。
昔からある普通のオンディレータイマーはこんな動作です。
電源が供給されると、計時回路が動き出してしばらくすると接点がオン。
電源断で接点オフ。
これ、昔々はモータでメカ時計機構(歯車)を回して接点を開閉していました。
それが電子回路になって、CR遅延や発振回路の周波数を可変して計時したりと。
トラブったH5-CR-Bはこんな使い方。
制御入力をオンにしたままで、供給電源でもってタイマーを制御しています。
内蔵電池があるから、電源断でも液晶表示画面が出て設定が行えます。
ところが、推奨代替品のH5-CX-A-Nはこんな接続を推定しています。
電源を常時供給しておいて、制御入力でオン・オフ。
そのためにタイマー制御信号で接点がオンするリレーが必要です。
これじゃそのまま置き換えできません。
ダイヤル式の旧来のタイマーにすればと、例えば
H3-CR-A を提案したんですが、
「0.1秒台の時間も設定したい」
という要望で、デジタルタイマーじゃないと対応できません。
復旧するためにはタイマーを代替品に取り替えるだけじゃなく制御用にリレーを追加しなくてはなりません。
制御盤の改造工事が必要になります。
(スペースに余裕のある装置じゃないし、相手さんは素人だし)
そこで、非常事態の応急処置。
電池が切れたんなら電池を交換したらどうや!
タイマーを送ってもらって中を拝見。
↑
電池切れで液晶表示が出ていません。
CR17335SE-Rというリチウム電池がハンダ付けされていました。
手元にあった3Vのリチウム電池をつないだら復旧したので、これは行けると代品探し。
ズバリのものはありませんでしたが、家庭用火災報知器の交換用バッテリが同寸法でしたんで、購入。
タブ端子じゃなくってリード線が出ています。
これを基板にハンダして、ホットボンドで固定。
「E2」エラー表示が出ますが、動作モードを設定してやると復旧。
通電すると、バックライトが光ってタイマーが進みます。
とりあえず復旧できました。
静止時の回路電流が20uAほど。 ボタン操作で35uAほどに。
※似たような修理事例
・カウンタのリチウム電池を交換 オムロンのカウンタ「H7EC」
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