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2020年4月 9日 (木)

発光信号:LEDの点滅で状態表示

2020年3月20日:256kBシリアルデータ記録回路とりあえず完成 で、メモリー消費量の表示にLEDの点滅パターンを変えるという手法を使いました。
こんな具合。
  H_______H________H____ // <20% :E
  H_H_______H_H_________ // <40% :I
  H_H_H_______H_H_H_____ // <60% :S
  H_H_H_H_______H_H_H_H_ // <80% :H
  H_H_H_H_H_______H_H_H_ // <100% :5
  H_H_H_H_H_H_H_H_H_H_H_ // =100%(full)

この点滅、「モールス符号」なら「E I S H 5」の5文字に当てはまることが分かります。

私の自作機器でも報知をモールスでというのは、
  ・マイコン型導通チェッカー
  ・電池電圧チェッカー
で使っています。
  ※モールス、習熟すれば英文毎分100文字の音響受信
    (聞いて筆記)も可能です。

ところが・・・今回はLEDで。 つまり光の点滅。
これが思いのほか「ゆっくり」じゃないと判別できないんです。

Arduino-UNO基板搭載のLED(D13ポート)で試してもらえるようにスケッチを書いてみました。
このon/offに合わせてD11に4kHzの方形波を出しています。
D11とGND間に圧電発音体をつないでもらえればモールスが聞こえます。

  ・ダウンロード - test_led_blink1.zip

スケッチの中「★1~★3」が点滅用タイマーの設定値です。
10msでダウンカウントするタイマー「tm_led」を操作しています。

とりあえずマーク、スペースとも100ms。 文字間1秒で設定しました。
乱数で1~5を出すとこんな点滅になります。 【動画】

  ・https://drive.google.com/open?id=1aXNodb_vyFa-Jj0C3N8xxjQjJc4wcV4W

音無しにして目で見るだけだと、この速度では「1(E) 2(I)」は分かるんですが「3(S) 4(H) 5(5)」がアレレ?になってしまいます。
ところがモールス音が聞こえてると、なんなくふつうに判別可能です。
  ※動画だとフレームレートのせいかよけいに
   はっきりしません。
   体験はArduinoで実際に光らせてもらうのが良いかな。

「3(S)」を連続させたとすると、0.1秒x5+1秒=1.5秒で毎分40文字の速度になります。
短点だけのモールスでこれですから、もっとゆっくりにしないと「目」だけでの判断はなかなかむつかしそうです。
練習したら慣れるのかな? (前にも言ったけど)

映画で発光信号が出てくるのって・・・
映画「Uボート」、嵐の海で『トムゼ~ン』っと叫ぶシーンに発光信号が出てきます。

戦争の記録フィルムでたくさんあるんだろうけど・・・。

※参考
モールス関連のシーンが登場する作品 a1club.net

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