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2020年4月19日 (日)

ダイソーReVOLTES単3 JIS C8708:2019充放電試験(-ΔV検出有) 300サイクル目

2020年4月14日:ダイソーReVOLTE単3 JIS C8708:2019充放電試験(-ΔV検出有) 偽の-ΔV発生 の続き。
300サイクル目の0.2Cゆっくり放電を終えた後、301~307サイクル目の0.5C充電電圧の変化です。

T307
直後の301サイクル目の充電時間はそこそこありますが、302サイクル目からはずいぶんと短くなってきています。
0.5C充電ですので定格は2時間。
それがもう半分以下の充電時間になっています。
251サイクル目~のグラフと比べてもあきらかに劣化が進行しています。

306、307サイクル目の電圧(黄色と黒色)がちょいと低くなっているのは、暖房を入れたため室温が上昇したせいではないかと推測。
室温が上がって内部抵抗が低下。
そのせいで充電電圧が下がったのでしょう。

T258
充放電、400サイクルまで続けてみます。


※250~300サイクルでの0.5C放電グラフ

充電だけじゃなく放電の様子も。
0.5C放電ですから650mAの負荷電流。
Td307

内部抵抗が大きくなっているのでしょう、300サイクルを越えたグラフでは、放電開始直後に1.10Vまで落ちています。
こうなると消費電流が大きな装置では使えません。


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