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2020年4月

2020年4月28日 (火)

秋月のアナログテスター「7007」、可動コイル式メーターは発電機だった!

2015年01月21日:秋月のアナログテスター「7007」
2020年4月18日:秋月のアナログテスター「7007」その後

さらのこの続きが来ました。
ほんとに「捨てようか」っと思ったんですが、最後のあがき。
もう一度、ほんとにあかんのを検証。
11_20200428181501

テスターの回路基板を外して、メータそのものの直線性を見てみました。
直列に半固定抵抗を入れ、テスターの読みとフルスケールを合わせます。
45kΩほどで10Vに。

12_20200428181501

14_20200428181501
13_20200428181501

しかし・・・やっぱしダメ。
メータそのものの直線が出ていません。
回路に乗せてあるメータ保護ダイオードあたりがおかしくなったら、直線性が出なくなる症状になるかと期待したのですが外れでした。

こうなりゃほんとに捨てるぞ・・・その時、ちょうど・・・
マイコン型導通チェッカー、この基板をゴソゴソしていたのです。
バラしたテスターのレンジ切り替えダイヤルの上にこの基板がちょうど収まります。
せっっかくやから、テスターを箱として使ったろ」っと、導通チェッカーとして生き返らせました。
単4電池の電池ホルダーを付けてブザーの穴を開けて。
うまい具合に収まります。

15_20200428181501

で、せっかくのメータ、遊ばしておくのはもったいない。
導通チェッカーの電池消耗の目安にできるかと、こんな具合に配線しました。

17_20200428181501
2.5Vくらいでバッテリチェックの「?」目盛に合うように直列抵抗を選択。

ところが・・・
メータをつなぐと導通チェッカーのオートパワーオフが効かなくなったのです。
いつまで経っても電源が切れてくれません。
1分経過でオートパワーオフが働き、一瞬通電表示LEDが消えるのですが、直後「ピッ」と鳴って再起動。
これを繰り返します。
メータを外すとこれは起こりません。
正常な動作に戻ります。

『なんで????? どうして????』
メータをつなぐとおかしくなるなんて、初体験。

さて、その原因追及。
悩みました。

オートパワーオフでQ1がオフして、OP-AMP系電源が切れます。
正常ならIN+端子がちょっとプラス目で落ち着き(R4でちょっとだけプラスに持ち上がる)、次のクリップ接触を待つわけです。
ここに入れたメータ回路、Q1のオフと同時に指針がゼロに戻ります
その時、指針の動きでマイナス電圧が発生し(発電!)、それが18kΩの抵抗を通じてQ1のコレクタラインに伝わり、ほんの少し、実測-50mVほどマイナスになってしまうのです。
そのせいでIN+端子の電圧がコンパレータの比較電圧を下回ってトリガー。
再起動してしまうという流れになっていました。

対策は★印の位置に左向きにダイオード。
ダイオードの順方向電圧の働きで、ちょっとだけマイナスが伝わらなくなり、正常に動作するようになりました。
実績のある導通チェッカー回路、メーターを取り付けただけで動作不良をおこすとは・・・
原因が分かって納得できるまで、この動きが信じられませんでした。

オシロで波形を見るだけでなく、こんなテストも。
  ・指針を動かないようにしてたら(ピンセットで可動コイル
   を押さえつけ)、正常にオートパワーオフ。
  ・オートパワーオフ中、テスターを揺すったら(針が
   動く)再起動。

いやほんま、メータは発電機でした。


※追記 せっかくですんで、どんな電圧が出るかをオシロで

まず、誤作動状態(★位置にダイオードを入れてない時)
Mtr001
オートパワーオフでQ1がオフしてメータ指針が0Vに戻ります。
そのときのコイルの動きでマイナス電圧が発生。
それがR6、R1、R3を通ってコンパレータの+ピンに。
コンパレータが働き、出力パルスが出て再起動。
これを繰り返し、オートパワーオフが働きません。

次に、★位置にダイオードを左向きに入れた時。
メータから出てくるのはマイナス電圧なんでダイオードは
導通するはずなんですが、順方向電圧のドロップがあって、
誤作動には至りません。
Mtr000
コンパレータの+ピンはプラスの電圧を保っています。

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2020年4月27日 (月)

どなたかいりませんか? まずは抵抗→コンデンサ→IC

もらいもののパーツ。 どなたかいりませんか?
とりあえず何があるのか仕分けしてます。

ほとんど新品。 (新品が多いような気が)
ですが古い。 例えば1977年の日付。

運賃だけでかまいませんので。
欲しい人、手を上げてくださいな。
ただ、「この値のだけ欲しい」には対応できません。

どう分けるかは・・・決めてません。

まずは抵抗

21_20200427102001

何かの計測器用にストックされていたんでしょうか、形状がふつうの抵抗じゃありません。
21a

こんな箱入りのも。
22_20200427102001

23_20200427102001

誤差記号が「F」なんで「1%」もの。


そして、こんな小さな抵抗も。
31_20200427103401
頭が茶で「1」。 腹が黒で「0」。
ボディが黄で「100kΩ台」。
で、100kΩ。

32_20200427103401
頭が黄=4、腹が紫=7。 ボディが黒。
で「47Ω」


※高ワット抵抗  むちゃ大きいのはありませんでした。
41_20200427151901

※ちょいと特殊品  高抵抗値に高精度
42_20200427151901
右上のが100MΩ、その左のガラスのが4.7MΩ。
黒いの茶色のが高精度品。

※集合抵抗
43

※可変抵抗がいっぱい
44

その中からちょい特殊な形状のを。

・リード線引き出し型
45

・リード線引き出し型で外装が樹脂
46

・リード線引き出し型でパネル止め式
49

・BOURNS製
47

・回転軸にツマミが付くのだろうか
48

・軸延長型
50_20200427152301


あと・・・・
コンデンサ : フィルムコンにスチコンがあります。
  特性を測ったメモが記してあるのも。

半導体  :
  トランジスタ、FET
  古いIC:OP-AMPなど
  7seg LED
  放熱フィン

OP-AMPでは、初期のFET入力のが目に付きました。
高価だったんだろな。

面白そうなん:
  10Vの基準電圧IC 高そう
  放熱フィンと足が金メッキされた3端子レギュレータ。

詳細は、また明日に。


※続きでコンデンサ
B1_20200428104101
   ・電解コンの古いのは廃棄で

※続き 光り物(LED)
11_20200429121101

面白いのが左上のTI製TIL306。
10進カウンタとラッチ、デコーダーが仕込まれています。
並べればカウンタが出来上がり。
拡大写真 右側にLED部の8の字が見えてます。
12_20200429121101

黒色のはHPの7seg。 カソードコモンでした。
左下の小さいのもカソードコモン。
14_20200429121101
右上の3桁表示のがかわいい。
これもカソードコモン。
13_20200429121101
小さい字でちゃんと光ります。
左中央の横長のは9桁。 電卓用でしょか。
真ん中のICはICM7216。8桁のカウント表示用。

※発振器関連
21_20200429122601
右は普通のHC-49Uの水晶発振子で10MHzのでしょう。
真ん中が76.8kHzと記された3本足。
右の黒いのが2MHzで4本足。

※不明品 2コ。 細かい線がいっぱい
22_20200429123501
23_20200429123501
これはなんでしょか?

※DC-DCコンバータらしきもの
24_20200429123701
詳細不明

※お宝っぽいIC  でも・・・
25
左上のICL8038、ファンクションジェネレータIC、これはお宝か。
その下、ICL8052、ICL8053は4・1/2桁、3・1/2桁のA/Dコンバータ
なんですが、アナログブロックのみ。
積分器とスイッチが入っているだけで、デジタル部はペアのICを
使わなくちゃなりません。
金色のAH0154はアナログスイッチ(DG129互換)。
LH740は初期のFET入力OP-AMP。
その下のINTECH A-8401が不明。

・・・まだ続く・・・

※お宝デバイス
26
・AD2700L  10V基準電圧IC
 誤差±2.5mV。 温度変化3ppm/℃。
  ・analog dialogue volume9-number2
   ("シンクロ"の話が出てた)
 ※これは私が頂戴しました。

※OP-AMPやコンパレータ
27
・CA3140  MOS-FET入力のOP-AMP
・CA3130  CMOS出力OP-AMP
・UA308   スーパーβ OP-AMP
・LM318   高速OP-AMP
・LM711   コンパレータ
・NE5534   ローノイズOP-AMP
・LF356   FET入力OP-AMP
・LM309   5V出力Reg

※金色三端子
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※小型ヒートシンク
29

※ロジックICなど
30
初期の4000番C-MOSがほとんど。
・LM1414  コンパレータ


※555もあります (右上の)
51
・MC1403  2.5V V-ref
・LM311  コンパレータ

・・・だいぶ片付いてきた。あとトランジシタなど・・・

※パワートランジスタ
52_20200429151601

※TO-220
53a

※なんだろか?
53

※268Aと記されたマイクロディスクと無名の金色デバイス
53b
拡大
53c

※TO-92など、小トランジシタ
534
右下の方、2SK30をペアにしてあるのか、袋入り。


これで半導体はおしまい。

何かのセンサー  ・・・ICソケットでした
59

※Toshibaマークの小トランス
54

※沖のリードリレー 12V
55
おまけで松下のNRリレー 12V。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

以上。 これでまとまったのはおしまい。
どれか「欲しい」「使ってみたい」というのがあればリクエストしてください。
抵抗がメインになります。
どううまく分配するか・・・ちょいと難しいかなぁ。
こまかいことは面倒なんで、組み合わせはおまかせくだされ。

無料ですが運賃をご負担ください。
   (文鎮の佐藤テック君とこへの送金で)
ちょっとだけならクリックポストが198円。
レターパックライトが370円。
レターパックプラスが520円。
抵抗はけっこうかさばるし重いんで「ゆうパック」で。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2020年5月15日 (金) 04時16分、柴田さんからのコメントを転記しておきます。
http://igarage.cocolog-nifty.com/blog/2020/05/post-d44970.html#comment-142817869
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

こんにちは、お待たせいたしました。
店主さんより頒布を請け負った柴田です。
抵抗類リストを以下に示します。
頂いた各種抵抗類は99種、ほとんど金属皮膜抵抗器です。
数量は各16~200個、E24系列に依らない半端な数値のモノが多いです。
円筒形(lead型)、薄板状のもの、容量は1/4、1/2W型、
その他巻き線型 0.2Ω*約20個、
電力型抵抗[SAGE3W 1200S] 2.8Ω多数。カラーコードに依らない
数字表示なので一般の方
にも判りやすいでしょう。(リストで→のあとは同一単位)

円筒形モールドΦ3.5?5.5×10.5㎜ 東京光音電波製 1/4W [MFA/MFB/RN60C] カーキ(オリーブドラブ)色
4.22k→4.32 4.99 5.23 5.6 5.6(MFB 1/2W) 7.68 8.66(RN60C)  9.31 10.0k
10.2k→10.7 11.5 13.0 15.0 51.8  51.1 100 118 130k
750Ω (旧MFAΦ4)
  
リード型1/4W(メーカ不詳)
120Ω→121 210 1.0k→4.7kJ 1.5MΩJ(松下メタルグレーズ)

NIKKOHM製 [AF/CJ] 板状金属皮膜抵抗 1/4W 6.8×9.6×2.8㎜ うす茶色
100Ω 1.5k→1.8 2.2 3.6 4.3 12 220 390k

進工業製 SSM [SPC] 板状金属皮膜抵抗 1/2W 7×10×3㎜ チョコレート色
0.2Ω*→1.1 1.6 2.0 2.4 3.0 6.2 6.8 16 24.7
28.3Ω→30 36 39 40 47 71 115 120 130
136Ω→173 240 430 510 560 590 703 750 1.15k
1.2k→1.43 1.6 1.7 1.78 1.81 2.54 2.77 2.92 2.98
3.0k→3.3 3.9 4.3 4.48 4.62 4.7 5.6 5.9 6.5
6.75k→11 15 18 21 23 25 39 45.9 51
80.6k→91 100 130 150 220 330

頒布は10種まではお一人さま8個で取揃え手数料として150円頂きます。
20種まではお一人さま4個で同上手数料として300円頂きます。
以下1種15円相当です。
「全種欲しい」という方はまずいないと思いますが、同上4個で1000円頂きます。
 (頒布数量は絶対数により±50%増減しますので了解してください)
また個別包装はできませんので予め了解願います。
特定数値のもの、数量指定の場合は個別対応しますので以下まで連絡してください。
送料は別途、定形外郵便、スマートレター、レターパック(ライト/プラス)
より適宜選びます。以上です。
Mail to; schmitt@sc.dcns.ne.jp

投稿: 柴田 | 2020年5月15日 (金) 04時16分
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2020年4月25日 (土)

Arduino やっぱり気になる放置ポート

Arduino-UNOに搭載されているマイコンはATmega328P。
あれこれ公開されているArduinoの参考スケッチ、たいていの場合、使うポート以外はみんな放置したままなんです。
それが気になります。

例えば出力にするところは、
  pinMode(1, OUTPUT);
などとして、
  digitalWrite(1, HIGH);
と、出力をHに。

プルアップ付の入力なら
  pinMode(2, INPUT_PULLUP);
として、スイッチなどを対GNDにつなげば
  digitalRead(2);
で、スイッチのオン・オフが読み取れます。

ところが・・・スケッチで使わない入出力ポートは、何もしないのが普通になっています。
出力指定、あるいはプルアップ入力指定しないままだと、リセット後のそのポートは裸の入力のまま。
I/Oポートの構成図だとこんなふうになります。

A11_20200425151601
  ・ATmega328Pのデータシート(日本語訳)より

入力ピンに何もつながず放置しておくと、インピーダンスが非常に高いためH/Lが安定しません。
(オシロスコープで観察しようとしてプローブをつないだら、そのプローブの抵抗(たいてい10MΩ)でLレベルに安定してしまい、真の姿が見えない)

★マークのシュミットトリガ入力がその関門です。
入力ポートのシュミット、そのスレッショルド電圧は電源電圧のおよそ中央。
そしてヒステリシスが0.5Vほど。
つまり、何らかの原因(誘導ノイズなど)で入力レベルが変動してスレッショルド電圧付近に達したら・・・
C-MOSのシュミットゲート回路、入力がスレッショルド電圧付近になると電流が増えるという特性があります。
  ※昔々、いろんなシュミットIC(4584や4093、HC14、HC132、
   シュミット入力になったモノマルチなどその電流の増加を
   調べたことがあったんですが、資料行方不明。
   プロセッサ誌あたりに投稿した記憶がうっすらと)

ATmega328Pの入力でも同様のことが生じます。
何かの拍子、オープンになった入力ポートの電圧が電源電圧の半分近くになると・・・1つの入力につきざっと0.5mA~1mA電源電流が増加します。

USBから電源が供給されて動くArduino、こんなちょっとの電源電流増加は目立ちません。
Arduinoの環境ではなく、チップ単独で電池運用する時などにこの放置が問題になってくるでしょう。

未使用I/Oポート、その扱いの基本は、
・入力専用ポート
  抵抗でプルアップかプルダウン
  直接GNDあるいは電源につなぐ
・出力専用ポート
  放置
・入出力ポート(たいていのArduinoのポート)
  出力に指定して放置
  入力指定で(イニシャルせず)プルアップかプルダウン抵抗を付加
  入力にして内蔵プルアップ、プルダウン機能を有効に

リセット時の挙動、イニシャルプログラムが走る前のことも考えておかなくてはなりません。
ポートを出力にする。あるいは内蔵のプルアップやプルダウンを有効にする。これらはプログラムが正常に走りはじめてから設定できる機能です。
何らかの異常でリセット状態が続いた時、出力ポートにするはずのポートが入力のままで、これをC-MOSゲートで受けているとH/Lレベルが定まらず思いもよらない出力がオンしてしまうことがあります。
出力にもプルアップ、プルダウン抵抗が必要な場合があるのです。

もうひとつ。
ATmega328Pをスリープさせると入力ポートを外部から切り離してくれる機能があります。
  ※上の図、シュミットゲートの右側のスイッチ(Lへ落とすFETも)。
このおかげでスリープさせた時に入力が安定し(放置していた入力も)、スレッショルド付近の不安定な状態(シュミット回路の電流が増える)になりません。

未使用ポートの放置が気になって、私の書くプログラムはこんな具合に全ポートを入力か出力に区分けしています。
※例:JIS C8708:2019充放電実験回路のスケッチ (スペースがズレるかな)
// I/Oイニシャル
  PORTB = 0b00000000;   // data/pull up
  DDRB = 0b00111111;   // port指定
  //     |||||+---- PB0 IO8  out -
  //     ||||+----- PB1 IO9  out OC1A 充電PWM
  //     |||+------ PB2 IO10  out OC1B 放電PWM
  //     ||+------- PB3 IO11  out OC2A BZZ
  //     |+-------- PB4 IO12  out -
  //     +--------- PB5 IO13  out (LED)
  PORTC = 0b00001110;   // data/pull up
  DDRC = 0b00110000;   // port指定
  //     |||||+---- PC0 AD0  in 電池電圧 A/D入力
  //     ||||+----- PC1 AD1  in START SW
  //     |||+------ PC2 AD2  in ↑ TX SW
  //     ||+------- PC3 AD3  in ↓ MENU SW
  //     |+-------- PC4 AD4  out 充電オン
  //     +--------- PC5 AD5  out 放電オン
  PORTD = 0b00000011;   // data/pull up
  DDRD = 0b11111110;   // port指定
  //    |||||||+---- PD0 IO0  in RXD
  //    ||||||+----- PD1 IO1  out TXD
  //    |||||+------ PD2 IO2  out LCD RS
  //    ||||+------- PD3 IO3  out LCD E
  //    |||+-------- PD4 IO4  out LCD DB4
  //    ||+--------- PD5 IO5  out LCD DB5
  //    |+---------- PD6 IO6  out LCD DB6
  //    +----------- PD7 IO7  out LCD DB7

いっぱい書いてますが、実際の命令コードは6行だけ。

Arduino-UNO + SDカードでシリアルデータロガー 完成形 ではこんなの。
未使用ポートは出力にしています。
// I/Oイニシャル
  PORTB = 0b00011100;   // data/pull up
  DDRB = 0b00101111;   // port指定
  //     |||||+---- PB0 IO8  out 赤LED (Lでon)
  //     ||||+----- PB1 IO9  out 緑LED (Lでon)
  //     |||+------ PB2 IO10  out CS カードアクセス時Lに
  //     ||+------- PB3 IO11  out MOSI カードDI
  //     |+-------- PB4 IO12  in MISO カードDO
  //     +--------- PB5 IO13  out SCLK
  PORTC = 0b00000000;   // data/pull up
  DDRC = 0b00111111;   // port指定
  //     |||||+---- PC0 AD0  out -
  //     ||||+----- PC1 AD1  out -
  //     |||+------ PC2 AD2  out -
  //     ||+------- PC3 AD3  out -
  //     |+-------- PC4 AD4  out -
  //     +--------- PC5 AD5  out -
  PORTD = 0b10000011;   // data/pull up
  DDRD = 0b01111110;   // port指定
  //    |||||||+---- PD0 IO0  in RXD
  //    ||||||+----- PD1 IO1  out TXD
  //    |||||+------ PD2 IO2  out -
  //    ||||+------- PD3 IO3  out -
  //    |||+-------- PD4 IO4  out -
  //    ||+--------- PD5 IO5  out -
  //    |+---------- PD6 IO6  out -
  //    +----------- PD7 IO7  in SW入力 pull up

 

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2020年4月24日 (金)

Arduino-UNO + SDカードでシリアルデータロガー 完成形

※完成形とタイトルにしたけど、まだ完成じゃありませんです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2020年4月22日:遅ればせながらArduinoでSDカードの完成形。
こんな回路です。

Rxbff_sd1

OpenLog を真似て、16MHzクロックのATmega328Pを3.3Vで動かしています。
ケースはタカチのSW-120を使いました。
電池電圧チェッカーで使っているケースなんで、在庫があったから。

11_20200424165601

12_20200424165601

使い方を忘れたらいかんので、シールをペタペタ。
13_20200424165601

14_20200424165601

前記事からの変更点。
・通信待機時の記録までの時間を10秒に。
・フラッシュ実行を3分に。
・フラッシュの書き込みカウントを4096バイトに。
3分にしたのは、1分ごとのデータ取得が多いから。
頻繁にフラッシュするとSDカードにやさしくない(かもしれない)から。

バックアップがわりに、スケッチの最新版。
    ダウンロード - rxbff_sd1a.zip


※オシロで見たSDカードをアクセスする様子

まず、「begin」して「DIR」確認、
そして、目的ファイルの検索とオープン。
RX0000.TXTがある状態で、追加書き込みオープンするまで。
Bb000

ファイルRX0000.TXT~RX0010.TXTが存在していて、
RX0010.TXTをオープンするまで。
Bb001

9600bpsで連続受信している時、512バイト(受信バッファ)ごと
に行われる書き込み処理。
Bb002
たまにちょいと長いパルスが出てくる。


※ログファイル名、RX0000.TXT~RX9999.TXTまでを
想定しているわけですが、サーチし始めるのはRX0000が
いつも最初になります。
わずか10ファイルで0.2秒ほどかかっているので、ファイルの
番号が大きくなると起動がどんくさくなってしまいます。
だもんで、ある程度ファイル番号が進んだら、
・記録ディレクトリをWin環境でリネームしてしまう。
 ディレクトリLOGの下にファイルを作りますんで、
 LOGをLOG_A123などとリネームしてしまうと、
 新しいLOGが作られてRX0000.TXTから再スタート
 できます。
・この時、ついでにWin環境でLOGディレクトリ(フォルダ)
 を作っておけば、LOGに作成日付が記録されます。
   勝手に作る場合は2000年1月1日と年月日固定
・LOG下にファイルを残したい場合は、
 RX0000.TXT~をABC_0000.TXT~と一括リネーム。
 するとLOG下に新しいRX0000.TXTが作られます。
   コマンドプロンプトを起動して
     REN RX*.TXT ABC_*.TXT


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ダイソーReVOLTES単3 JIS C8708:2019充放電試験(-ΔV検出有) 350サイクル目

 2020年4月19日:ダイソーReVOLTES単3 JIS C8708:2019充放電試験(-ΔV検出有) 300サイクル目 から5日、350サイクルの充放電を通過しました。
電池電圧と側面温度を記録しているチャートがこんな具合。
358

351サイクル目の充電で発生した大きな「偽の-ΔV」も無事通過。
他の0.5C充電サイクルでも-ΔV検出での停止ミスはありません。
とりあえず400サイクルまで進めます。


350サイクル目の0.2C放電の直後の0.5C充電の様子。
どんどん充電終止電圧が上がってきています。
Tc358

放電終止電圧が1.8Vを越えました。
 (チャートの右端が1.8V)
内部抵抗が大きくなってきて、0.5C放電で十分に放電されない
まま(すぐに1.0Vまで到達)次の充電サイクルに入るもんだから、
充電時間も短くなってという悪循環なんでしょう。

電気を溜められなくなるというより、内部抵抗が大きくなってしまい、
ちょっと大きな電流で放電するとすぐに電圧が落ちてしまうという
寿命にきかたかと。

内部抵抗が大きいと市販の急速充電器では充電できません。
だもんで、寿命。
ダイソーの百均ゆっくり充電器だと、ゆっくり電気が貯まるので充電は進む。
内部抵抗は高いんで、電気食いの装置では使えないけどということに。

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2020年4月23日 (木)

破壊者「ペコ」 今度はスマホ充電器のケーブル

2017年2月16日:破壊者「ペコ」、4GBをダメにではUSBメモリーをガジガジ。
昨日は充電器のケーブルをダメに。 やはり長男の持ち物。

A11_20200423124101

コネクタの直近は完全に断線。
A12_20200423124101

そこだけじゃなく、あちこちをガジガジ。
A13_20200423124101

「ペコ」が我が家にやってきて もう5年です。
大手術された元の飼い主さん、幸いなことにお元気です。



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2020年4月22日 (水)

遅ればせながらArduinoでSDカード

2020年3月20日:256kBシリアルデータ記録回路とりあえず完成
↑は基板に乗せたEEPROMへのデータ保存でしたんで、容量が限られています。
  (フロッピディスクにも満たない)
やっぱSDカードへの記録だろうと、ネットをあれこれ探し回っておりました。

で、まずこんなのがあるのを発見。
OpenLog - スイッチサイエンス

シリアルデータのログ、「これでエエやん」なんですが、あれこれ手を加えるとなると(例えばスイッチ付加)チップから配線を直出ししなければなりません。
それにソフトも。
可能ならArduinoの標準的環境で手作りしたい。
  ※OpenLogのスケッチ、読んでみましたが
   SDカードのエラー処理、リセット・電源再投入でしか
   回復できない。

※参考
オープンソースロガーOpenLog V4互換モジュールの製作 - アキバ通いと旅

こんなあんなで、
ラジオペンチさん: Arduinoで作るSDカードを使ったデーターロガー
などを読みながら、どうしたものか思案中です。

●悩みどころ
・SDカードを抜き差ししたい。 SW操作でログのon/off。
 抜く時はログ書き込みを停止。 挿してSW onで再開。
 この時、別のSDカードを入れても処理できるように。
 SDカードのエラーが起きた時に止めたらダメ。

・文字受信のたびにファイルのオープン・クローズを
 繰り返してたらその回数が気になる。
 FAT上、連続したデータを書き込む位置は変化するけど、
 ファイル名といっしょにファイルサイズを記憶している
 場所、頻繁にクローズ処理していると、この特定部分の
 書き込み回数が多くなってしまう。
 だもんで、ログ中はオープンしっぱなしで書き込み実行。
 クローズするんじゃなく、たまにフラッシュさせるような
 処理かしらと。
 書き込み回数を見て、ファイル名を変えるか。

 ※昔々、RXマイコンで作った装置(仕事)はこんな具合に処理。
    運転には人が関わるんだけど、保存データの
    確認なんて、システム替えやトラブルが有っ
    た時くらい・・・という装置。

   ・SDカードの他にEEPROM、それにバックアップRAM
    エリア付のRTC ICを搭載。
      (日時データが必要だったんでRTCは必須)

   ・計測データ数など常に変化する値は、RTCの中の
    バックアップRAMを使って保持。
       (何度でも書き込み出来る)

   ・計測データそのものはEEPROMに一次保存。
     (特定場所だけ書き込み回数が多くなるという
      ことは無く、全域同じように書き込み回数が
      増える)

   ・EEPROMが一杯になる、あるいは定時起動や手動操作
    でEEPROMの保存データをSDカードに転送。
    この書き込みは一瞬だし、何度も行わない。
    普通の運転中はSDカードを抜いていてもOK。

   ・EEPROMへの一次保存データはバイナリ。
    SDカードへ書き込む時に文字に変えCSVファイルで。


こんなのでした。

SDカードに作ったファイルの頻繁なオープン・クローズ、
書き込み回数の面でちょいと気になります。

仮に書き込み可能回数10万回としたら・・・
1分に1回の書き込みで、1日あたり1440回。
すると、70日ほどで10万回を突破。

とりあえず作ってみたのが・・・
・ディレクトリ名「LOG」を作る。
・その下に「RX0000.TXT」というファイル名でログファイルを
 作り記録開始。
・スイッチ長押しで、次番号のファイル「RX0001.TXT」を作成。
・スイッチ短押しでファイル名の数字のいちばん大きいファイル
 にログデータを追加書き込み。
・いったんファイルをオープンしたらスイッチ操作で記録を止める
 までクローズしない。
  ※これだとあんまりなんで、タイマーでフラッシュ操作を
   入れるつもり。


※実験中  ブレッドボードじゃない
11_20200422102301
Arduino-UNOとSDカード間(5V~3.3V)は、レベル変換IC
TXS0104(仕事試作の残り)でつなぎ。
SDカードの基板はサンハヤト。 これも試作での残り物。


OpenLogのATmega328P、3.3V電源を使って16MHzで動かしてるのが面白い。
データシートだと、2.7Vで10MHz。 4.5V以上で20MHz。
この間、直線的に電源電圧と最高周波数が関連するとのこと。
4.5V - 2.7V = 1.8V。 この間が10MHzだから、
ということは、1.0Vあたり5.55MHz。
3.3Vだと、(3.3V-2.7V)*5.55 + 10MHzで13.33MHz。

※バックアップがわりにスケッチをアップロード
  ・ダウンロード - rxbff_sd1.zip

 

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2020年4月19日 (日)

ダイソーReVOLTES単3 JIS C8708:2019充放電試験(-ΔV検出有) 300サイクル目

2020年4月14日:ダイソーReVOLTE単3 JIS C8708:2019充放電試験(-ΔV検出有) 偽の-ΔV発生 の続き。
300サイクル目の0.2Cゆっくり放電を終えた後、301~307サイクル目の0.5C充電電圧の変化です。

T307
直後の301サイクル目の充電時間はそこそこありますが、302サイクル目からはずいぶんと短くなってきています。
0.5C充電ですので定格は2時間。
それがもう半分以下の充電時間になっています。
251サイクル目~のグラフと比べてもあきらかに劣化が進行しています。

306、307サイクル目の電圧(黄色と黒色)がちょいと低くなっているのは、暖房を入れたため室温が上昇したせいではないかと推測。
室温が上がって内部抵抗が低下。
そのせいで充電電圧が下がったのでしょう。

T258
充放電、400サイクルまで続けてみます。


※250~300サイクルでの0.5C放電グラフ

充電だけじゃなく放電の様子も。
0.5C放電ですから650mAの負荷電流。
Td307

内部抵抗が大きくなっているのでしょう、300サイクルを越えたグラフでは、放電開始直後に1.10Vまで落ちています。
こうなると消費電流が大きな装置では使えません。


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2020年4月18日 (土)

秋月のアナログテスター「7007」その後

古いブログ記事ですが、餓鬼魂日記::前号の続き。プルアップしてもだめだった。秋月のアナログテスター「7007」のことでコメントしました。

これ、「使い物にならない」と分かっていても、捨てられません。
で、現状がどんなのかと試してみました。
可変電圧電源にデジタルテスターとこのテスターをつないで・・・

・DC10Vレンジ
C11_20200418103301
C12_20200418103301

・DC2.5Vレンジ
C13
C14

フルスケール付近だと「針」が届かず、半分以下だと振れすぎる。
こんな状態になっていて、買った時とは様子が異なります。
可動コイルを包む磁石が変化したのか軸受けがおかしくなったのか・・・

とりあえず、「電圧が来てる」とか「抵抗がある」のは分かるんで、捨てるにはもったいないし・・・

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2020年4月17日 (金)

導通チェッカーに電圧印加アラーム機能を

2019年5月2日:マイコン型導通チェッカー、今後のあれこれ からずいぶんたってしまいましたが、「電圧印加検出アラーム」についてちょっとアイデアが。
チェック・クリップ間に電圧が加わってるどうかを判断する方法です。
導通チェックしている時、誤って通電中のラインに触れてしまったら・・・
今のマイコン型導通チェッカー、とりあえずは壊れません。
24Vは余裕。
100Vでも10秒くらいは大丈夫。
200Vでも「アッ!!」という一瞬なら大丈夫。

このアイデアは、「電圧がかかってまっせ」のアラーム報知とともに、導通チェックのための検出電流を流し出している抵抗を保護するためのもの。(フォトMOSリレーをオフして抵抗を切り離して焼損を防ぐ)

とりあえずこんなの。 (以前の図で交流入力のフォトカプラを描いてあったところの代案)
A1_20200417182301
反転アンプの+端子を0.5Vくらいにしておき、入力電圧を増幅じゃなく減衰。
1/600ほどすると、200V交流のP-P値が1.1VのA/Dレンジに入ります。
2つのA/D入力で+端子との差を見ると、入力電圧が+/-の値で読めます。
  ※交流と±直流を判断できる。
もうちょいまとめてみます。

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2020年4月14日 (火)

ダイソーReVOLTE単3 JIS C8708:2019充放電試験(-ΔV検出有) 偽の-ΔV発生

2020年4月12日:ダイソーReVOLTE単3 JIS C8708:2019充放電試験(-ΔV検出有)250サイクル目の充放電サイクルで、250サイクル目のゆっくり放電(0.2Cで1.0Vまで)の直後、251サイクル目の充電終了-ΔV検出をミスりました。
充電開始直後に出る電圧の凹:「偽の-ΔV」に惑わされたわけです。
記録していた電圧変化のチャートを見ると200サイクルを越えてからこれが顕著になっています。

254サイクル目でいったん充放電を止め、-ΔV検出遅延時間を10分→20分に変更して再スタートしました。
サイクルが始まる前に、いったん0.2Cでの1.0Vまでの放電が入ります。
ここからの充電カーブがどうなるか、どんな「偽の-ΔV」が出るのか1分ごとの電圧変化を記録してプロットしてみました。
  ※251サイクル目、ほんとは255回目になりますが
   便宜上、4サイクル抜かして251サイクル目とし
   ておきます。

T258
   ↑ 繰り返し充放電での偽の-ΔVの変化

0.2Cでのゆっくり放電が終わった直後、電池がカラっけつになったということなんでしょう、充電時間が延びています。
その後は徐々に充電時間が短くなり、充電完了電圧が上昇しています。
充電開始直後の凹み、マイナスのピークが15~20分くらい、電圧の落ち込みが30~40mVくらいになっています。

この対策として、
・-ΔV検出開始遅延時間はこれまでどおり10分に。
  (パラメータ設定で変更できる)
・この遅延時間内に電圧ドロップ(5mVと固定値で)が
 あったときは、その経過時間からさらに遅延時間を
 伸ばす。
こんな処理を入れました。
今回のプロットグラフから見ると、25分くらいまで伸びる感じです。
これで「偽の-ΔV」の対策ができるのじゃないかと。

ただ、気になるのが充電終了まぎわ電圧が立ち上がるちょい手前にわずかですが凹みが見えています。
現在の-ΔV検出電圧は10mV。
この凹みが大きくなると、ここを充電完了と誤ってしまいます。


※追記 2020年4月16日
2020年4月12日:ダイソーReVOLTE単3 JIS C8708:2019充放電試験(-ΔV検出有)250サイクル目

にも書きましたが「偽の-ΔV」の情報があまり出てきません。
-ΔVで充電を止めるという話は、その様子を示した図も含めてあれこれ出てきます。

まず、Wikipediaのニッケル水素電池では・・・。
  『充電開始時には偽の-ΔVが発生する事がある。』
言葉だけで具体的にどうだが不明です。

そして、具体的なグラフは
寸止め充電と、充電効率の評価(ニッケル水素電池充放電器)
での解説。

また、アナログデバイセズ LTC4060 NiMH/NiCd高速バッテリ・チャージャ のデーターシートを見ますと、-ΔV値や-ΔV検出を始めるまでの時間(このICだとホールドオフ時間と呼んでいます)が示されています。
-ΔV検出電圧は、
  NiCd だと 11(min)~16(typ)~21 mV(max)
  NiMH だと 5(min)~8(typ) 14 mV(max)
とICのスペックが記されています。
ホールドオフ時間は、0.5C充電だと12.6分~15.4分だと。

トランジスタ技術」に何か出てないかと、バックナンバーを探したところ見つかりました。
 ・2002年7月号
 ・タイトル:おはなし「2次電池の充放電入門」
 ・サブタイトル:2次電池と正しく付き合うための基礎知識
 ・開始ページ:141   ・著者:星 聡 さん
本文にはこんな記述が。

  長期にわたって充放電されずに放置された2次電池や、
  製造年月日が古い長期在庫品は、電池の内部抵抗が高く
  なっています。
  こういった2次電池は、充電開始初期に偽(にせ)の-ΔVが
  出ることがあります。
  充電制御回路は、この偽のΔVを検出すると、満充電前に
  充電を止めてしまいます。

そして、図11に偽の-ΔVが出ているグラフ(電池の電圧変化と温度変化率)が提示されていました。(149ページ)

False_delta_v1

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この記事の先頭の図、充放電を繰り返した時に発生した偽の-ΔV、サイクルが進むとどう変化するかの具体例として貴重かと。
世の中の趨勢はリチウムイオン電池。
いまさらニッケル水素電池・・・という気もするのですが、JIS C8708:2019に関して充電は「タイマーまたは-ΔV」ということですので、あらためてあれこれ試行錯誤しているところです。
電池あれこれ での電池イジメで使っていたのは市販の充電器。
手製の「-ΔV」充電制御は今回が初体験。
で、その過程で「偽の-ΔV」に遭遇したという次第です。

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2020年4月13日 (月)

ハンダ吸い取りツール(!?)

先日来、Facebookに来たら表示される宣伝動画。
いわゆる「ハンダ吸引ツール」。
ハンダ付けしたハンダを吸い出すためのツールです。
手動の「スッポン」と吸い出したいハンダを加熱するための「ハンダゴテ」を組み合わせてあります。
一見便利そう。

A1_20200413112001

A2_20200413112001

しかし・・・
この動画の最後の方、基板にハンダされた64pin DIP ICソケットのハンダを連続して吸い取るシーン。
これをよく見るとツールの形状が異なります。
手動ツールではこんなに素早く吸えません。
あきらかにモノが違います。
先端にギザがあって止めねじが見えているのが売り込んでいるツール。
ICソケットのハンダを吸っているのは止めねじも無いし、柄への保持部の形状も異なります。

A3_20200413112001
A4_20200413112001

こりゃ電動式の吸い取りツールでしょう。


そう、先端の形状、サンハヤトの「はんだシュッ太郎」 のようです。
でもはんだシュッ太郎のヒーター保護パイプには穴がある。ハンドル部との保持の様子も違うし。

YouTubeで検索すると動画がありました。
・Desoldering Suction Pump
   https://www.youtube.com/watch?v=nmDzf_VLSUI


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2020年4月12日 (日)

ダイソーReVOLTES単3 JIS C8708:2019充放電試験(-ΔV検出有)250サイクル目

現在、250サイクル目の充電を行っています。

A2501

ナダ電子のプリンターシールド で記録している電池電圧と電池の側面温度で気になるところが現れていました。

2020年3月8日:ダイソーReVOLTES単3 充放電実験 1~49サイクルのデータをグラフ化
にアップした250サイクル~400サイクルのチャート
https://igarage.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/a1_20200210151501.jpg

ここの250回目放電直後の35cm付近、300回目直後の67cm付近に
充電開始直後の電圧低下が観察されます。
  ※チャートのフルスケール1.6Vを越えるようになって、
   他のサイクルはよく分からない状態。

この充電開始直後の電圧低下を、充電完了のサインとなる「-ΔV」と見誤らないために、充電開始後一定時間は-ΔV検出を行わないタイマーを設けてあります。
現在、10分に設定しています。

これと同じ現象がはっきりと見えるようになってきました。
チャートでみるとこんな様子です。

A2502

途中、送り速度を速く(↑の写真にはゆっくりと書いてますが速くしてます)してみましたが、どのくらい電圧低下しているのかチャートの読みではよく分かりません。
  ピンクの←は-ΔV検出。
  赤の→が充電開始直後の電圧落ち込み。 これが問題。

そこで、246サイクル目の充電時に、1分ごとの電圧出力を有効にして描いたのがこのグラフです。

T246a
充電開始から-ΔV検出で充電が停止するまでの電圧変化を示します。
約1時間の充電時間、その間の電圧変化です。
200サイクルを越えるようになって充電開始直後から20mVほど徐々に電圧が低下。
-ΔV検出を禁止している10分タイマーがかろうじて有効に働いたという感じです。
充電サイクルが進むとどうなるか・・・。
落ち込みが長く大きくなると、これを-ΔVと勘違いしてしまします。
タイマー値を長くするというだけでなく、充電開始後、-ΔV禁止時間内に電圧が下がったら、-ΔV禁止タイマーを延長するという処置を入れて置く方が安全でしょうなぁ。

※04-13追記
朝来てチャートを見ましたら251サイクル目の充電に失敗してました。
充電開始直後の凹を満充電の-ΔVとして検出してしまい、13分で充電が終わっていました。
A254

とりあえず、-ΔV検出遅延時間を20分に設定して対処します。
(現在の設定は10分)

※充電開始直後の充電電圧の凹変化。
ニッケル水素電池のWikipedia、「充電」のところには、
『充電開始時には偽の-ΔVが発生する事がある。
具体的にこれを観察した様子は、
・寸止め充電と、充電効率の評価(ニッケル水素電池充放電器)
  http://www.gakitama.com/juudev/sundome.htm
にグラフがあります。

※続き
2020年4月14日:ダイソーReVOLTE単3 JIS C8708:2019充放電試験(-ΔV検出有) 偽の-ΔV発生
  (その様子と対策)

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2020年4月10日 (金)

JIS C8708:2019対応ニッケル水素電池充放電実験回路(回路図とプログラム)

JIS C8708:2019対応ニッケル水素電池充放電実験回路、回路図とプログラムをアップしておきます。
Baycyc3a
今、これで「eneloop」の実験を続けています。
http://igarage.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-85a68d.html
  ※5V3Aくらいの電源を回路のそばに設けるのなら、24Vから5Vを
   作っているDC-DCコンバータは不要でしょう。
   実験ベンチで24V電源があるので、それを利用したかったから。
   24Vで引き回すほうが電流が少なくなるんで電圧ドロップが小さい。

これがスケッチ。
  ダウンロード - batcyc3b.zip
Arduino-UNOから取り外したATmega328P(ブートローダーが書き込まれている)を回路のソケットに実装して配線。
UNO基板とRESET、RXD、TXD、GNDの4線をつないでプログラムをアップロードします。
測定結果はシリアルで出力。

ざっとの調整方法。
ハードウェアの状態(基準電圧値や抵抗の精度、配線の状態)で変化しますんで、調整は必須です。
調整に必要なもの。
・電圧可変できる電源。
   A/D値のスケーリング確認と放電電流の確認用。
   電流1.5Aは必要。
・デジタルテスター
   A/D入力(電池電圧)の確認と充放電電流の確認。

「MUNU」スイッチを押すとこんな画面が出ます。
 -------------
  Menu sel
  1 Stand-by
  2 Parameter setting
  3 PWM Test
 -------------
「3 PWM Test」を選んで(↑↓スイッチで選択)ENT。
すると、電池電圧を入力するA/D値と、充放電電流を設定するPWM値が表示されます。
 -------------
  PWM Test. A/D: 234
  1 Ret Menu 1024mV
  2 Chg : 400 213mA
  3 Dchg:4000 1500mA
 -------------
●電池電圧入力用A/D値の確認
入力電圧によりA/D値が変化します。
電池ボックスに可変電圧電源と電圧レンジにしたテスターをつなぎます。
A/D値は0~1023の10bit。
電圧は「mV」値での表示です。
  (分解能は1~2mVと、1飛びか2飛びに)
パラメータ設定の、
  19 A/Dref 1.0V 117 A/D基準値 1.00V ※2
  20 A/Dref 1.8V 774 A/D基準値 1.80V ※2
で設定された値でスケーリングして「mV」値で表示します。
ですので、この値を調整しなければ正しい電圧が出てきません。
1.0V1.8Vの電圧を与えて、その時のA/D値をメモしておきます。
パラメータ設定に戻った時にそれらを設定します。

●充電電流の確認
いったん電源をはずし、電池ボックスの+/-にテスターを電流レンジにしてつなぎます。
「2 Chg」を選んで「ENT」すると、充電電流制御回路が働きます。
「↑↓」で充電PWM値が変化、12bit(0~4095)の範囲で操作できます。
このとき、
  21 PWM Chg0.1A 257 充電電流PWM 0.1A基準値(0~4095) ※2
  22 PWM Chg1.5A 3962 充電電流PWM 1.5A基準値 ※2
充電電流を0.1Aと1.5Aにした時(テスターの読み)のPWM値をメモします。
「mA」値として表示されているのは、このパラメータでスケーリングした電流値です。
ですので、調整前(パラメータ設定前)はテスターでの読みとは異なります。

●放電電流の確認
1.5V程度に設定した電源と電流レンジしたテスター(直列つなぎ)を電池ボックスにつなぎます。
「3 Dchg」を選んで「ENT」で放電電流制御回路が働きます。
同じように12bitのPWM値で電流を変えることができます。
  23 PWM Dcg0.1A 268 放電電流PWM 0.1A基準値 ※2
  24 PWM Dcg1.5A 4021 放電電流PWM 1.5A基準値 ※2
テスターの読みが0.1Aと1.5AになったときのPWM値をメモしておきます。

この6つの数値をメモして「3 PWM Test」を終わります。

●パラメータの設定
メニューから「2 Parameter setting」を選んで、パラメータの設定を行います。

  0 - Ret Menu -     (Menuへ戻る)
  1 1-49Cg0.5CmA  950 1~49cyc 0.5C 充電電流設定値 ※1
  2 50Cg 0.1CmA  190 50cyc  0.1C 充電電流設定値 ※1
  3 1-48Dc0.5CmA  950 1~48cyc 0.5C 放電電流設定値 ※1
  4 49Dcg 0.5CmA  950 49cyc  0.5C 放電電流設定値 ※1
  5 50Dcg 0.2CmA  380 50cy   0.2C 放電電流設定値 ※1
  6 1-49Chg Time  132 1~48cyc 0.5C 充電時間 (分) 132分:2時間12分
  7 50Chg  Time  960 50cy   0.1C 充電時間 (分) 960分:16時間
  8 1-48Dcg Time  180 1~48cyc 放電時間 (分) 3時間くらい
  9 49Dcg  Time  180 50cy   放電時間 (分) 3時間くらい
 10 1-49Chg Wait   20 1~49cyc 充電後待ち時間 (分) 20~30分
 11 1-49Dcg Wait   10 1~49cyc 放電後待ち時間 (分) 10~90分
 12 50Chg  Wait   60 50cyc  充電後待ち時間 (分) 60~240分
 13 50Dcg  Wait   60 50cyc  放電後待ち時間 (分) 十分な
 14 V-Stop 1-48   100 1~48cyc  放電停止電圧 1.00V
 15 V-Stop 49    100 49cyc   放電停止電圧 1.00V
 16 V-Stop 0,50   100 0cyc,50cyc 放電停止電圧 1.00V
 17 -dV mV      10 -ΔV (mV) 5,10mV
 18 -dV Delay    10 -ΔV 検出開始時間 (分)
 19 A/Dref 1.0V   117 A/D基準値 1.00V ※2
 20 A/Dref 1.8V   774 A/D基準値 1.80V ※2
 21 PWM Chg0.1A   257 充電電流PWM 0.1A基準値(0~4095) ※2
 22 PWM Chg1.5A  3962 充電電流PWM 1.5A基準値 ※2
 23 PWM Dcg0.1A   268 放電電流PWM 0.1A基準値 ※2
 24 PWM Dcg1.5A  4021 放電電流PWM 1.5A基準値 ※2
 25 Data TX 1m    0 1分ごとデータ送出有無 0/1
 26 Data TX D50    0 50cyc放電時電圧送出有無 0/1
 27 TimerSpeedUp  100 タイマー加速データ 通常100
 28 Chk cyc(50)   50 測定最大サイクル 通常50回目で放電記録
 29 End cyc(8)    8 最終測定サイクル 1~8 EEPROMの容量
 30 - Ret Menu -     (Menuへ戻る)

まずは、先ほどの6つの値から。(※2のところ)
「ENT」で項目を選んで、「↑↓」で数値がup/down。
ENTで確定、内蔵EEPROMに記憶されます。
これを設定してから「3 PWM Test」に戻ると正しい電圧値と電流値が表示されるはずです。

※1は調べる電池の定格容量に従って設定します。
0.1C、0.2C、0.5Cの電流値を「mA」単位で設定しておきます。
  (初期値はeneloopスタンダード用)

いろんなパターンで実験できるように充電と放電の設定を分けています。
また、1~48cycでの放電と49cyc目の放電パラメータを分けてみました。
  3 1-48Dc0.5CmA  950 1~48cyc 0.5C 放電電流設定値 ※1
  4 49Dcg 0.5CmA  950 49cyc  0.5C 放電電流設定値 ※1
  8 1-48Dcg Time  180 1~48cyc 放電時間 (分) 3時間くらい
  9 49Dcg  Time  180 50cy   放電時間 (分) 3時間くらい
 14 V-Stop 1-48   100 1~48cyc  放電停止電圧 1.00V
 15 V-Stop 49    100 49cyc   放電停止電圧 1.00V
新JISの試験手順では、1~49cycは0.5Cで1.0Vまでの放電です。
例えば、「8 1-48Dcg Time」の値を「60分」にしておくことで、1~48cycでは「容量の半分まで放電」を続けるような試験が可能になります。
1.0Vまでの100%放電ではなく「ちょっと容量を残して放電するとどうなる」を確かめられるようにしました。
  ※-ΔV検出で充電するので、次サイクルはフルまで充電してくれる。
  ※放電停止電圧では放電深度は分かりません。
   電流で監視すれば、どこまで放電したかがはっきりします。

「4 49Dcg 0.5CmA」は、50cyc目充放電直前の放電を、0.5Cでなく0.2Cのゆっくり放電にして「電池を空っけつ」にしてから50cyc目を迎えられるようにというためのものです。(旧JISの試験手順)
  ※この時は「9 49Dcg  Time」の時間も大きくしなければなりません。

以下のパラメータはデバッグ用。
 25 Data TX 1m    0 1分ごとデータ送出有無 0/1
 26 Data TX D50    0 50cyc放電時電圧送出有無 0/1
 27 TimerSpeedUp  100 タイマー加速データ 通常100
 28 Chk cyc(50)   50 測定最大サイクル 通常50回目で放電記録
 29 End cyc(8)    8 最終測定サイクル 1~8 EEPROMの容量
タイマーの進みを早くしたり、サイクル数を減らしたりして実行状況を見ていました。

必要な設定を終えた後は、電池をセットして「START」。
電池ボックスと電池の接点をIPAなどできれいにしておきましょう。
結果が出るまで何週間もかかります。
400サイクルが終われば自動停止。
「TX」ボタンで結果(50cycごとの放電記録)を出力します。
  ※シリアル出力する途中経過も重要ですんで、
   シリアルデータ記録回路 を作ったという次第です。


※追記
「18 -dV Delay」、(充電開始後に-ΔV検出を始めるまでの遅延時間)この設定、今は10分ですがもうちょい長くしたほうが良いかも。
ReVOLTESの充放電、200サイクルを越えてから充電開始直後に発生する電圧ドロップが目立つようになってきました。
(チャートレコーダーでの電圧変化記録波形を見て)
これが短いと、-ΔV検出をミスするかもです。
(今のところ10分でミスは起きていないけど)
あまり長くすると、劣化が進んだときに-ΔV検出を無視するなんてことになりますし、15分~20分あたりでしょうか。


※参考
電池電圧入力回路の解説
-ΔV検出の様子
定電流回路の電流検出抵抗を試す


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2020年4月 9日 (木)

発光信号:LEDの点滅で状態表示

2020年3月20日:256kBシリアルデータ記録回路とりあえず完成 で、メモリー消費量の表示にLEDの点滅パターンを変えるという手法を使いました。
こんな具合。
  H_______H________H____ // <20% :E
  H_H_______H_H_________ // <40% :I
  H_H_H_______H_H_H_____ // <60% :S
  H_H_H_H_______H_H_H_H_ // <80% :H
  H_H_H_H_H_______H_H_H_ // <100% :5
  H_H_H_H_H_H_H_H_H_H_H_ // =100%(full)

この点滅、「モールス符号」なら「E I S H 5」の5文字に当てはまることが分かります。

私の自作機器でも報知をモールスでというのは、
  ・マイコン型導通チェッカー
  ・電池電圧チェッカー
で使っています。
  ※モールス、習熟すれば英文毎分100文字の音響受信
    (聞いて筆記)も可能です。

ところが・・・今回はLEDで。 つまり光の点滅。
これが思いのほか「ゆっくり」じゃないと判別できないんです。

Arduino-UNO基板搭載のLED(D13ポート)で試してもらえるようにスケッチを書いてみました。
このon/offに合わせてD11に4kHzの方形波を出しています。
D11とGND間に圧電発音体をつないでもらえればモールスが聞こえます。

  ・ダウンロード - test_led_blink1.zip

スケッチの中「★1~★3」が点滅用タイマーの設定値です。
10msでダウンカウントするタイマー「tm_led」を操作しています。

とりあえずマーク、スペースとも100ms。 文字間1秒で設定しました。
乱数で1~5を出すとこんな点滅になります。 【動画】

  ・https://drive.google.com/open?id=1aXNodb_vyFa-Jj0C3N8xxjQjJc4wcV4W

音無しにして目で見るだけだと、この速度では「1(E) 2(I)」は分かるんですが「3(S) 4(H) 5(5)」がアレレ?になってしまいます。
ところがモールス音が聞こえてると、なんなくふつうに判別可能です。
  ※動画だとフレームレートのせいかよけいに
   はっきりしません。
   体験はArduinoで実際に光らせてもらうのが良いかな。

「3(S)」を連続させたとすると、0.1秒x5+1秒=1.5秒で毎分40文字の速度になります。
短点だけのモールスでこれですから、もっとゆっくりにしないと「目」だけでの判断はなかなかむつかしそうです。
練習したら慣れるのかな? (前にも言ったけど)

映画で発光信号が出てくるのって・・・
映画「Uボート」、嵐の海で『トムゼ~ン』っと叫ぶシーンに発光信号が出てきます。

戦争の記録フィルムでたくさんあるんだろうけど・・・。

※参考
モールス関連のシーンが登場する作品 a1club.net

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修理:ブレーカー交換

今回のトラブルはmade in KOREA製のブレーカー。
三相30A。 型番:ABS33Fb

11_20200409100501

いちばん右側のラインが通電しなくなってました。
同型番の品が手に入ったのでそのまま交換してトラブル解決。

で、せっかくだからと解体。
12_20200409100501
接点部を拡大すると・・・
13_20200409100501
14_20200409100501
可動接片側がひどいかな。

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2020年4月 8日 (水)

修理:デジタルタイマー電池切れ

オムロンのデジタルタイマー H5-CR-B が電池切れに。
このために装置が動きません。
  (うちで作った装置じゃない)

代替品を調べると H5-CX-A-N が使えます。
パネル穴が同じで小型に。
ところが、代替時の注意書きにこんな一文が。
  無通電時は画面が表示されないよ。
  設定する時はタイマに電源を供給してね。
と。

昔からある普通のオンディレータイマーはこんな動作です。

A11_20200408112601
電源が供給されると、計時回路が動き出してしばらくすると接点がオン。
電源断で接点オフ。

これ、昔々はモータでメカ時計機構(歯車)を回して接点を開閉していました。
それが電子回路になって、CR遅延や発振回路の周波数を可変して計時したりと。

トラブったH5-CR-Bはこんな使い方。
制御入力をオンにしたままで、供給電源でもってタイマーを制御しています。

A12
内蔵電池があるから、電源断でも液晶表示画面が出て設定が行えます。
ところが、推奨代替品のH5-CX-A-Nはこんな接続を推定しています。

B12

電源を常時供給しておいて、制御入力でオン・オフ。
そのためにタイマー制御信号で接点がオンするリレーが必要です。

これじゃそのまま置き換えできません。
ダイヤル式の旧来のタイマーにすればと、例えば
H3-CR-A を提案したんですが、
  「0.1秒台の時間も設定したい」
という要望で、デジタルタイマーじゃないと対応できません。
復旧するためにはタイマーを代替品に取り替えるだけじゃなく制御用にリレーを追加しなくてはなりません。
制御盤の改造工事が必要になります。
  (スペースに余裕のある装置じゃないし、相手さんは素人だし)

そこで、非常事態の応急処置。
電池が切れたんなら電池を交換したらどうや!

タイマーを送ってもらって中を拝見。

11_20200408113001
    ↑
電池切れで液晶表示が出ていません。

CR17335SE-Rというリチウム電池がハンダ付けされていました。
12_20200408113001

13_20200408113001

手元にあった3Vのリチウム電池をつないだら復旧したので、これは行けると代品探し。
ズバリのものはありませんでしたが、家庭用火災報知器の交換用バッテリが同寸法でしたんで、購入。

14_20200408113001

タブ端子じゃなくってリード線が出ています。
これを基板にハンダして、ホットボンドで固定。

「E2」エラー表示が出ますが、動作モードを設定してやると復旧。
15_20200408113001

通電すると、バックライトが光ってタイマーが進みます。
16_20200408113001

とりあえず復旧できました。

静止時の回路電流が20uAほど。 ボタン操作で35uAほどに。

※似たような修理事例
カウンタのリチウム電池を交換 オムロンのカウンタ「H7EC」


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2020年4月 6日 (月)

新型コロナウイルス:医療現場

新型コロナウイルス感染症|感染症トピックス|日本感染症学会
にあれこれ、症例や治療の話が出ています。

クルーズ船ダイヤモンドプリンセスでの臨床経過の話も。(pdf)
大型クルーズ船内て?発生した新型コロナウイルス感染者11例の臨床経過報告(川崎市立川崎病院)(2020.3.30)



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修理不能:空気清浄機

紫外線殺菌灯が3灯内蔵された空気清浄機。
ファンは回るがその殺菌灯が光らないという症状。
解体してみると、殺菌灯の点灯はインバータ。
一つのインバータで3灯を点けています。
21_20200406111901

これを開封してみると・・・
22_20200406112001

・・・樹脂の海。 手が出せません。

同僚がインバータの同等品を探しましたが、見つからず。

どうしても修理したいのなら・・・こんな提案を
 ・安定器を使った蛍光灯器具を3つ集めて
 ・そこから安定器とグロー球を取り外し
 ・なんとか空気清浄機内に押し込み
てなことも考えられますよっと。

結局・・・修理不能で返却です。


※過去記事での「樹脂の海」
2015年04月11日:修理:医療用ツールのフットスイッチ


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パナソニックeneloopスタンダード単3 JIS C8708:2019充放電実験スタート

もう1セット新たに作った実験回路で「パナソニックeneloopスタンダード単3 BK-3MCC
のJIS C8708:2019(新JIS)充放電実験を先週の土曜日にスタートしました。

11_20200406102001
右端の白い箱はシリアルデータバッファ


ダイソーReVOLTE単3 JIS C8708:2019充放電試験途中経過 -ΔV検出開始
のその後は、200サイクル目の充放電を経過。
50サイクルごと、50、100、150、200サイクル目の「0.2C」放電はこんな具合。
G200
充放電時間の変化がこれ↓
T200
今回は「-ΔV」で充電を行っています。
「132分」の固定時間充電での結果はここ↓。
2020年03月08日:ダイソーReVOLTES単3 充放電実験 1~49サイクルのデータをグラフ化
  ※旧JISでの充放電サイクルの結果もここ↑に。 

今回の-ΔV検出での充電停止のほうが、前の132分固定時間充電より、ちょいとだけ放電グラフの状態が悪くなっているような気がします。
-ΔVのほうが電池の発熱が少なくなって、良い状態になるはずなんですが・・・
発熱を無視して電気を詰め込むほうが貯まる、なんてことになっているのでしょうか。
結果は、400サイクルの完了まで気長に待ちましょう。


※追記 ReVOLTES、昨日よりもうちょいサイクルが進んだんで・・・

50サイクルごとのゆっくり放電(この時に放電電圧変化を記録)直後の
充電、電池が空っけつになったもんだから、充電時間が延びるという
現象が151サイクル目で現れました。 (51、101サイクル目では見えず)
201サイクル目にも出てくるかと、グラフ化してみました。
T207a
充電時間、151サイクル目は130分、201サイクル目は117分に
なっていました。
これまでのように一定時間での充電ではなく、「-ΔV検出」で
充電を止めるという処理だから見えてきた現象かと。
しかし、充電時間が延びたからといっても、次の放電時間が長く
なるということにはつながっていません。
『寿命に近づいたニッ水電池のリフレッシュ操作、
 その効果は期待できず』ってなところでしょうか。

グラフの/\/\はおそらく室温の変化による変動。
現在、1日あたり6~7サイクルくらい進んでいます。
ちょっと数が合わないかな。
チャートレコーダで電池電圧と電池側面温度を記録
しているんで、確かめられるかと。

※さらに追記で
0.5C充放電時間とともに、充電完了時の電圧、つまり-ΔVを検出
して充電を停止した電圧(青色線)をグラフに乗せてみました。
V207
開始直後は1.55Vほど。
それが繰り返すごと、徐々に上昇。
200サイクルで1.7Vほどですんで、0.15Vほど上がった
ことになります。
充電電流は0.5Cですので0.65Aと一定。
電圧変化と電流値から、内部抵抗の変化分が推測できます。
0.15V÷0.65Aで230mΩ。
充放電を休止してるタイミングに計ってみようかしら。


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2020年4月 2日 (木)

修理:松下通工製インターホン装置

古~い家庭用インターホンの修理依頼。
銘板には松下通信工業。 「VL-717A/2」
10_20200402145301

こんな端子台が並んでいます。
12_20200402145301

これに子機が4つつながってということなんですが、「電源が入らなくなった」ということで、やってきました。
「30年以上使っていると」。
中を見ると・・・
電源はトランス。
整流して12V出力の定電圧回路。
その平滑コンデンサがダウンしていました。
13_20200402145301
コの字のヒートシンクが付いているのが電源基板。
まずはこのコンデンサを交換。
すると、12Vが出て回路が復旧。

主回路基板を状態を確かめてみると・・・
多くの電解コンデンサが液漏れしています。
14_20200402145301

面倒なので全数交換。
電源の3つを含めてこれだけ出てきました。
11_20200402145301
▲マークが顕著な液漏れ跡。

これから装置を返却。
子機をつないでもらって動作を確かめてもらいます。
動けばいいんですが。

回路、ディスクリートなんですが、こんなICが乗ってました。
15_20200402150701
「AN274」10ピンのIC。
黒色ヒートシンクが「コロナ」のようです。


※参考・・・コンデンサの並べ方の
警察の押収品を並べる仕事の芸術感は異常【2chまとめ】 | jupiter
【匠の技】警察が並べた押収品の「嵐」ポスターが店の様だと話題に【並べ師】 - マイキットまとめ


※さまざまな電子機器、電子回路の修理依頼について:(有)アクト電子


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4月4日に予定していた「東成おもちゃ病院」、お休みします。

東成おもちゃ病院、予定では第一土曜の4月4日は開院でしたが、
新型コロナウイルス感染拡大防止」のためにお休みします。

※歯医者に勤めている女房、今週アタマに歯科医師会から
  ・人混みに行くな
  ・不特定多数の人との接触は避けよ
  ・旅行も行くな
  ・手指消毒を徹底
とお達しがあったそうな。
さらに、
  ・同居人も不特定多数と接触するな
っと。

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2020年4月 1日 (水)

クリックポスト 今日から198円に

文鎮:ハンダ付け補助ツールの発送に使っている日本郵便の
クリックポスト」、今日から「198円」に値上げです。

異形のハンダ付け補助ツール の残数は「」。※完売です
11_20200401110501

素材のまま、塗装もメッキもしてありません。
重さ「515グラム」ですんで、クリックポストでは一つしか送れません。
頒布価格は「1,200円」。
これにクリックポスト代「198円」が加わります。
M5のキャップボルトとワッシャ、クリップ口に付けるゴム板を添付します。
  ※クリップはご自身で入手してください。
ご希望の方は、この記事にコメントして(メールアドレスを記入して)ください。

SUS304材の文鎮:ハンダ付け補助ツール のリクエスト、現在の
在庫はゼロですが、もしご要望があれば適当な記事にコメントしておいて
ください。
ある程度の数が集まれば、佐藤テック君に「作って!」と働きかけますんで。

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