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2020年3月16日 (月)

シリアルデータ記録装置を

JIS C8708:2019充放電試験回路製作中
これをもう一台作ろう!っと思ってるんですが、その前に
「シリアルデータ記録装置」を作っておかなくてはなりません。

今回のJIS C8708充放電試験回路、50サイクルごとの放電データ
をATmega328P(Arduino UNOチップ)の内蔵EEPROMに8コ分
(400サイクル実行)貯められるようにしています。
  1kバイトの内蔵EEPROMに1.0Vまでの放電経過
  時間(分)を記録。60ワードx8で960バイト。
しかし、50サイクルだけでなく1~49サイクルでの充放電の
様子と充放電待機期間中の様子(電圧変化)も残しておきた
いのです。
これは内蔵EEPROMには入りません。
そこで、試験回路は毎サイクルの充放電データをシリアル
(9600ボー)で出力しています。

ダイソーReVOLTES単3 充放電実験 1~49サイクルのデータをグラフ化
は、残していたこのデータを用いてグラフにしたのです。

試験回路が出すシリアルデータをシリアルモニターで記録。
電池の劣化具合がわかるデータとしてこれも残しておきたい
のです。
PCを使ってモニターしても良いのですが、ずっと通電して
おくには電気がもったいない。
そこでこんなシリアルバッファ回路を作っていたのです。
  (日付は2015年)
S11

記録するのは128kバイトのI2CインターフェースのEEPROM。
ひたすら記録して、送信スイッチを押したら記録してあった
データを出力するという仕掛けです。

Arduino-UNOからチップを抜いて作っています。
当時はArduinoから必要なポートの信号線を全部
引っ張ってデバッグしてました。

デバッグ中。
11_20200316171101

部品面。
12_20200316171101

ハンダ面。 LEDとスイッチはこちらに。
13_20200316171101

こんなケースに入れてあります。
2012年09月07日:ステップ・モータのチェッカー MCH-1
これのケースだけを利用してます。

14_20200316171101

今回、充放電試験回路を作る前に、このシリアルデータ記録
装置を先に作っておかなくてはなりません。

※改善したいな~という点
・現在はリングバッファにしていない。
 128kバイトのEEPROMが目一杯になったらそこで
 ストップ。
 リングバッファにもできるように。

・どれだけ保存してるか分からないので、
 LEDの点滅周期を変えて、20%ステップごとに
 およその量がわかるように。
   今は、目一杯になったらLEDを高速点滅。

・停電しても再通電で記録を再開できるように
 しているのだが、内蔵EEPROMに残している
 文字数カウンタ、これの更新頻度が気になるので
 ちょい改善か。
 今の処理:受信データが1分間途切れたら、文字数
 カウンタを内蔵EEPROMに記録。
 電文周期が短いと1分ごとはちょいと問題か。
   いつまでたっても記録されない。 これと、
   EEPROMの書き込み回数制限。

・EEPROMをパラって、記録容量を倍に。

今回の製作で改善かと。

※現在の制御プログラム→ダウンロード - rxbff1.zip

※今回製作の回路案
A11_20200317090701  


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