« 地下鉄今里駅近所の中華屋「多々喰(タダグイ)」、しばらく休業とのこと。 | トップページ | メモ:awk(gawk)で「arcsin」 »

2020年1月 9日 (木)

溶けた? 焼けた?

1996年に製作した信号監視警報装置。
その「アナログ出力がおかしい」という修理依頼。

おかしい原因は判明したのですが、故障箇所とは関係
の無い警報出力用リレーの外観に異常を発見しました。

A1_20200109161601

2つあるリレーの片方、外装樹脂が溶けています。

端子台で外に出しているのはA接点だけ。
閉じた接点に異常電圧がかかって過電流が流れたのか・・・
  ※この場合はリレーの中から発熱。
しかし、外観を見る限り、何か溶剤のようなもので
溶けてしまったような感じです。
しかし、基板上にそんな痕はありません。

いったいなんだろか。
交換用に注文した部品が来てからリレーを外して解体
してみます。

※リレーを外した結果です。
A1_20200110113701

外装が溶けていたのは「コイル側」。
中はこんな状態でした。
A2_20200110113701
A3_20200110113701

コイルも接点も異常なし。 おかしな変色は見えません。
溶けた外装部、その裏を見ると・・・
A4_20200110113701
A5

裏にも影響が見えますが、表ほどひどくはありません。
ということは、今回の異常は表側が発端。

どのくらいの熱で溶けるのかと、切り取った外装切片に
加熱したハンダゴテを当てると・・・
簡単に溶けてしまいました。
A6
はて・・・原因はなんだろう。

ユーザーで何かしたとした思えない。


|

« 地下鉄今里駅近所の中華屋「多々喰(タダグイ)」、しばらく休業とのこと。 | トップページ | メモ:awk(gawk)で「arcsin」 »

修理」カテゴリの記事

トラブル遭遇」カテゴリの記事

電子工作」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 地下鉄今里駅近所の中華屋「多々喰(タダグイ)」、しばらく休業とのこと。 | トップページ | メモ:awk(gawk)で「arcsin」 »