300kHzのセラミック発振子:Tele Auto FX-1 修理
以前にも修理していますが、
・Tele Auto FX-1:電動シャッター用無線リモコン
・修理:電動シャッター用無線リモコン
今回の依頼品は、これのセラミック発振が発振しない(時々動く)
という症状。 青いの。 「CSB300D」
電池の液漏れや水掛りはありません。
見かけは非常にきれいな状態なんですが、制御マイコンが動かない
もんだから、アウト。
「300kHz」のセラミック発振子、電子部品通販店で探してみました
が見つからず。
455kHzのは赤外線リモコンで使われてるんで、まだまだ現役のはず・・・
※ムラタの455kHz、RSコンポーネンツでは見つからず。
ひょっとして低い周波数のは終息?
困ったな~っと、記憶を辿ると・・・部品箱にありました。
以前の修理でマイコンを交換(プログラムを作って)した時に
取り外して置いておいたものです。
珍しいものは捨てずにちゃんと保存しておかなあきません。
これで無事に修理完了。
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コメント
新たな「FX-1」の修理依頼で、またもやこの300kHzセラミック振動子の異常に遭遇。
基板上のマイコン回路でも別に組んだ発振回路でも発振してくれません。
この記事のように、もう手持ち品も無いし(そんなうまいこと持ってない)、市販品も見つからないし(1000個発注で納期8週間というのはあった)・・・
制御マイコンの電源が、「スイッチ押しでオン」するということで(スタンバイ状態で待機しているわけではない)、SOPの8pinマイコンATtiny13Aを使って300kHzパルス出力発信回路を作ることにしました。
元の300kHz発振子と発振負荷用コンデンサなどを取り去り、
空いた場所にこのICを貼り付けます。
(内蔵クロックを元に300kHzを出力するようプログラムしてから)
これで成功!
詳細はまた別ページで。
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2020年7月18日 (土) 22時25分
修理、こんな具合です。
http://igarage.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-71fd70.html
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2020年7月19日 (日) 16時37分