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2019年11月

2019年11月30日 (土)

OM-D E-M1 mark2のリモコンレリーズ

7月末に購入したオリンパスのメラーレスデジタルカメラ・OM-D E-M1 mark2のリモコン端子はΦ2.5mmのステレオプラグが適合します。
その電気的メモを。

11_20191130123801

プラグ先端の「チップ」をGNDにつなぐと「全押し」で撮影。
中間リングが半押しでAFロック。
それぞれ、1.8V弱の電圧が出ています。
リング側の短絡電流が25uA。
チップ(撮影)が165uA。

有線リモコンを作るの、ダブルアクションのスイッチがどっかにあったかなぁ。



不幸なカメラを呼び寄せるチカラがあるのかも・・・
・純正リモコン「RM-CB2」  安価な互換品も。
DiMAGE7i リモコン
Caplio GX100用リモコンCA-1


スイッチ、発見に至らず・・・
もう使っていないリモコンを利用しようかと。
   ※先端を2.5mmステレオプラグに交換ということで

「E-520」といっしょに買った「RM-UC1」
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先端はUSBプラグ(USB通信ケーブルと同じ)なんですが、ミニBでもマイクロBでも無し。
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これを切って使うか、はたまたDiMAGE 7iといっしょに買った「RC-1000」
こっちを利用するか・・・
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これは2mmピッチのコネクタ。
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切って使うならミノルタのかな・・・


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2019年11月27日 (水)

USBコネクタ(レセプタクル側)のハンダ付け

表面実装タイプのフォトインタラプタがハンダ不良 に関し、
柴田さんの書き込み:『表面実装部品で特にマイクロUSB
レセプタクル(雌側)のハンダはがれ障害が多く目に付き
ます。』、例えばこれでしょう。
  (マイクロじゃなくミニBですが)
11_20191127170501
秋月のUSB・シリアル変換基板で使われているコネクタです。
コネクタのベロは四角のパッドにハンダ。
無理にこじるとパターンごとはがれてしまいます。

で、私の場合はもっぱらスルーホールタイプのコネクタを
選んでいます。
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これだとちょいと安心。

※関連
修理:イケズなUSBミニBレセプタクル

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「夜中」に見える「月」って・・・

過去「月」についてあれこれ「文句」を書き残してます。
「月」の話
恒星は月より遠いぞ
月の夜部に★を描く
「イケナイ宇宙学」
「マリアの月」
これは金環日食のカタチです
毎日新聞朝刊広告:夕方早くに寝すぎてるからやで

今回も新聞広告。
アサヒのノコギリヤシ

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『夜中に何度も起きる・・・』っと嘆いておられるようですが、
この形の月って「夜中なの?」っという疑問・・・

12_20191127162901

この「月」だと「もう朝」でっせ。

「夜中」の定義って何時の範囲なんだろ?
午前0時をはさんで何時間か?
もうちょい進む?

「夜中」を調べてたらこんな記事。
https://lowch.com/archives/6122
夕刻に見える「三日月」(しっかり地球照も写って)が出ています。

 

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2019年11月26日 (火)

表面実装タイプのフォトインタラプタがハンダ不良

車載回路です。
ハンダ付けのクラックでフォトインタラプタが通電せずという故障。

11_20191126134601

スルーホールになっていて足が入っていればこんなことには
ならないんじゃないかと思うんですが、表面実装タイプの
フォトインタラプタです。

ハンダを盛って修理。
その時の溶け具合の感じからPBフリーハンダじゃなさそうな。


※追記
こんな具合に4コ並んでいます。
TCPT1200 VISHAY

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円弧に配置されています。
外形図から、位置決め用の出っぱりはなさそう。
実装では、自動機がちゃんと位置合わせしてくれるんでしょうなぁ。

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2019年11月25日 (月)

ガラケーからスマホに  やっと!

私の携帯電話、mova→foma にしたのが 2009年10月
昨日夕刻、このfoma携帯を機種変更してXiにしました。
大きなトラブルもなく10年使って、ありがとさんです。
電池交換は3本目です。

21_20191125153001

fomaはパナソニックのP-08A でした。
新しいスマホはソニーのSO-02L
はたして何年使えるか・・・


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RFパワーアンプ RA30H0608Mの中身

ちょいと珍しいICの中身です。
  ・RFパワーアンプRA30H0608M
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パワー部の拡大
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データシートから回路図
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2019年11月21日 (木)

初体験:日清カレーメシ

いつもは女房製のお弁当なんですが・・・昨昼は<日清カレーメシ>を初体験。
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こういった食材、まずは書いてあるレシピに従って調理します。
お湯の量に待ち時間、そして処理手順。

「固めが好き」とか「ぬるいほうが好き」なんていうことは初体験を済ませてから。

なかなかいけましたよ。

信じて混ぜれば本格カレー!』っと。

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2019年11月20日 (水)

この部品の名称は? メーカーは?

同僚からのHELP。
  「この部品、なんという名前?」
  「メーカーは?」
  「売ってるのかな?」
  「ググっても出てけぇへん」

古い装置で使われている可変抵抗の軸ホルダーなんですが、はてさて。
「RV30」が付いています。

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戦争映画「テレマークの要塞」のノンフィクション本

「なんたらの要塞」というタイトルの戦争映画がいくつかあります。
    B17、B29関連は置いておいて
まず、
  ・ナバロンの要塞
  ・荒鷲の要塞
そして
  ・テレマークの要塞  

この「テレマークの要塞」の元ネタを追いかけたノンフィクション本がこれ。
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『ヒトラーの原爆開発を阻止せよ!』 
  (図書館で借りてきました)

この映画、テレビで何度か見ているんですが、この「テレマーク」って何? というのが長年の疑問だったのです。
テレマーク、札幌冬季オリンピックの影響かどうか「スキージャンプのテレマーク姿勢」 が頭に残っていました。
結局・・・ノルウェーの地名であることが判明。

本を読むと、
  ・なんで重水?
  ・重水はどうやって作る?
  ・なんでノルウェー?
  ・工場を爆撃してもたらで済むんと違うの?
このあたりが明確になってきます。

アメリカはチカラ技でウランを濃縮、そしてプルトニウム(黒鉛炉で)を作っちゃいました。
ドイツの場合、「炉」を作るために重水による天然ウランの核分裂反応を目指したようです。
そのための重水です。

仕事で関わった「ふげん」 も重水炉でした。


※参考
B原子炉
ハンフォードB炉の歴史~プルトニウムと物理学者の深い関係
重水の製造
ドイツの原子爆弾開発
SCRAM it!
B Reactor: The Mysterious Failure




 

 

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2019年11月19日 (火)

メモ:安価なF-Vコンバータ

V-Fコンバータ はあれこれあるのですが、単純なF-Vコンバータ が限られています。
代表選手が
LM2907
同品種にLM2917というのがあり、入力電圧の最大値が異なります。
LM2907が±28V、LM2917が0~+28V。
LM2907がマイナスの入力を許容しているので、こっちのほうが使いやすいかと。
しかし「5V電源」では動きません。

もうひとつ。新日本無線の
NJM4151
日本語の解説がわかりやすいか。
これも5Vではだめ。

F-Vコンバータ、この時に使いました。
HELP! ステップモータの脱調

モノマルチを使えば5V動作も可能です。
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2019年11月14日 (木)

メモ:百均LEDランプの評価

ちょいとメモ。
https://lowcosper.blogspot.com/
  100均のLEDライトのランタイムと耐久の調査。

何度も電池を入れ替えてLEDの輝度変化を調べられてます。
私の場合はLED単体でのテスト。
LEDの劣化 http://act-ele.c.ooco.jp/trouble/ledrekka/LEDREKKA11.htm


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2019年11月11日 (月)

基板修理:初見で感じる違和感

とあるメカ系制御装置基板の修理依頼。
故障の主原因は負荷の異常によるパターンの焼損とダイオードの破壊。
しかし、預かった基板をざ~っと眺めて感じた違和感。

基板の写真を説明無しで見てもらいましょう。

まず電源部。
外から24Vを供給して三端子レギュレータで15V(アナログ系)と
5V(ロジック系)の電源を作っています。
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そして、制御回路の一部。 (クリックで拡大)
12_20191111103801

いかがでしょうか?

この回路を作った(チェックした)エンジニアは気づいていなかったのでしょうか?
故障原因とは別の不具合をかかえたまま運転されていたようです。


※追記
「正解」が出そろったところで・・・
    (空きピン処理は大丈夫でした)
電源部を回路展開した図を示しておきます。
A1_20191112082801

IC直近のパスコンが一つも無いため、+15V系の
パスコンは「C2:0.01」だけ。
そして、+5V系は「C11:47UF」だけで動作。

7815はしっかり発振していました。
  ※同じ基板がもう1枚あります。+15V電源波形の
   写真を撮ってみますんで、ちょいお待ち。

もう1枚の基板でもIC直近のパスコンは入れられていません。
だもんで、実装忘れじゃありません。
「無くても大丈夫やん」とどなたかが判断したのでしょう。
高速パルスを処理する回路じゃありませんので。
  ※それでもフリップフロップは乗ってるんで・・・


※+15Vの発振波形 レギュレータはSTマイクロ製
12_20191112105501

周波数400kHz、P-P値で0.1Vほどなんで、0~15Vからしたら
リップル「0.7%」。
オシロで見たらすぐ気がつくはずなんですが・・・
テスターではわからんかなぁ。

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2019年11月 7日 (木)

明るいランチャーライト メタリック 1LED 改造

近所のダイソーに「明るいランチャーライト メタリック 1LED」が置いてあったので買ってきました。

12_20191107165301
ずいぶん前からあるようで、皆さん、解析してあれこれ改造されているようです。
おそまきながら、今回、そのお仲間に。

100均ライト改造報告No.28【明るいランチャーライト メタリック改】(2018/12/11:スナップリングプライヤー自作): ヤマネ製作所な日々
こだわり品と改造品: 9SMD&1LED BOXライト改造 【ランチャーライト分解】

これの問題点が、電流制限抵抗が入っていないこと。
単4電池3本仕様なわけですが、電池が元気だとLEDが大電流にさらされます。
百円の品とはいえ、これは気持ち悪い。
ですんで、こんなふうに改造してみました。

L11_20191107165401

いっしょに買ったのが単3電池2本仕様のLEDハンドライト。

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昔からあるもので、2015年に
これに使われているLEDの劣化テスト
をしています。

4年経ってこの時と同じLEDなのかも興味がありました。
LEDは再び劣化テストに回し、中に入っている昇圧ICとコイルを利用します。
15_20191107165301

ここで問題なのが「マイナス電源」。
電源スイッチは、電池のマイナスをケース外装に接続しています。
それがレンズ部のLED基板につながります。
ですので、電池ボックスからのマイナスは使えません。

もうひとつが集光レンズとLED基板の取り外し。
しっかりと外装にはまり込んでいます。

13_20191107165301

LED基板を外装アルミに固定している「Cリング」を取り外しても、LED基板がうまく抜けませんでした。
集光レンズのくぼみにLEDの外側がきっちりはまり込んでいて、あれこれしても取り外せないのです。
そこで、LED基板は取り外さず、基板のマイナスパターンに1mm径のスズメッキ線をハンダしてマイナス電源を引き出すことにしました。
メッキ線の途中に黒色リード線をハンダして、LED駆動回路を仕込んだ電池ボックスにつなぎます。

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細めの大容量ハンダゴテが必要です。
白光No.984のターボスイッチ

ユニバーサル基板にICとコイルをハンダして、ランチャーライトの電池ボックスを一列つぶしてLED駆動回路を仕込みます。
電池交換時、電池ボックはぶら下がったまま。
小さなピンとソケット(1ピンだけ)を使えば良いかな。

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これで完成。
今のLEDハンドライトのIC、「YX8121」という型番でコイルは330uHが使われていました。
供給電圧3Vでの消費電流、130mAでした。
  (昔のは「0118」と記されたICで150uHのコイルでした)


さて・・・
「紐付き」なのも面白くありません。
LEDハンドライトの昇圧回路、昔にLEDを取り外したのが残っています。
そこで・・・
木の丸棒をランチャーライト外装の中に入れ、LED基板の裏(電池ボックスの接触部)からたたいてみました。
最初は失敗。
集光レンズが割れちゃいました。

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試しに使ったのが モノタロウの防錆潤滑剤
一吹きしてビニール袋に入れて一晩放置。
翌朝、同じことをしてみたらうまく抜けました。
洗浄は 大阪魂パーツクリーナー

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このLED基板にICとコイルをハンダします。
LEDのプラス側足を切断して基板から浮かせて、そこにコイルとICの足をハンダ。

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集光レンズがじゃまにならないよう、またアルミ外装の内側に接触しないようにしておきます。

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昇圧回路を乗せたLED基板と集光レンズをアルミ外装にムギュ~っと押し込んで完成。
電池ボックスの電池1本をストラップして電池2本仕様に。
これで、「マイナスの黒ヒモ」から開放されました。

旧タイプの昇圧回路部品(150uH)だと、3Vで280mAとちょいと多めの電源電流でした。
電池の持ちを良くしたいのなら、コイルのインダクタンスを大きくすれば電流を減らせるかもです。

このランチャーライトの大きさ・形状で単3電池1本のがあれば良いのですけれど。


※追記
ランチャーライトとハンドライトから取り出したLEDは、長期間点灯実験に。
11_20191108104601
左がランチャーライトのLED。
とりあえずどちらも100mA流して様子を見てみます。
ハンドライトのLED、昔のと変わっているのかいないのか、はたして・・・


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文鎮:SUS304・16mm厚ハンダ付け補助ツール あと7コ

今ロットのSUS304・16mm厚ハンダ付け補助ツール 、残数あと7コです。
これが無くなると・・・次ロットの製作は決まっていませんので。
   ※最後のリン青銅3つ はもう手元にありません。

11_20191107124301
配布方法は↑記事と同じで。
  ※クリックポストが188円に値上がりしています。

この記事にコメントしていただくか(連絡用メールアドレスを記入して)
頒布希望と仕事場までメール してください。


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2019年11月 6日 (水)

ダイソーCOBホルダーライト連続点灯実験208日目

ダイソーCOBホルダーライト連続点灯実験101日目の続き。
208日(ざっと7ヶ月)が経過しました。
こんな結果に。
   (クリックで拡大↓)
Cob208
  ※実験の詳細は過去記事をご覧ください。
ざっとの経過まとめ。
・ダイソーのCOBホルダーライト を買ってきた。
明るいキーホルダーライト も仲間に。
連続点灯実験 を始めたら5日で10LEDのがアウトに。
別のLEDに交換して50mA駆動 ・・・あかん
悪いLEDが混じっている
悪いのを切り離す
101日目、電流を100mAにアップ

順調に光っていると思った100mA駆動の「8LED」(元10LED)。
100mAに電流を増やしてから1ヶ月半くらいで照度が不安定になってます。
  ※これはもう、使う気にはなれない・・・

これに比べて「明るいキーホルダーライト」のLEDは優秀かと。
  ※長時間点灯実験後のLEDでも、何かの照明に
   使ってOKかと。

ということで、この実験はこれで終了ということに。


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