アナログ±15V入力を持つ回路の試験に
良かれと思って付けたコンデンサが・・・の基準電圧IC:AD680はこんな治具に用いていました。
「アナログ±15Vを入力する回路」の動作チェック用です。
-15V~0V~+15Vを可変したいわけですが、±15Vジャストではなく1割ほど余裕が欲しいということで「2.5V」を13倍して±16.25Vを作っています。
入力電圧は「0~+1.25V~+2.5V」、これを13倍して「+16.25V~0V~-16.25V」を得ます。
「13 × ([V+] - [V-])」で、[V-]側が可変ですので、入力・出力の極性が逆(入力電圧を上げると出力電圧が下がる)になります。
[V+]側は0V~2.5Vの中央値、「1.25V」で固定。
R1+R2と同じ値の抵抗(RA+RB)を直列にして「2.5V」につなげば[V+]は1.25Vになります。
使うOP-AMPはアナデバの「OP177」。
電源電圧の最大が±22Vのところ、±18Vで使っています。
※同等品、OPA177のほうが安価か。
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