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2019年8月16日 (金)

TNHC-34HCの電池電圧チェック用コネクタを

パナの充電器BQ-390とBQ-CC21には電池電圧チェック用のコネクタを増設しています。
東芝インパルス TNH-3A の充電で使っている東芝製充電器TNHC-34HC も同じように しておこうと解体してみました。

11_20190816123401
片面基板です。
「どこにコネクタを付けようか?」っと眺めていたら・・・
「ちょいと、これは」なジャンパー線を発見。
12_20190816123401
ジャンパー線のハンダ付けに不具合があったのでしょう、手ハンダで修正しています。
それが失敗。
パターンを剥がしてしまっています。
無理に引っ張った(基板部品面から押し込んだ)のでしょう。

増設コネクタはこのジャンパのすぐそばに設置。
JSTのEHコネクタ を用います。

13_20190816123401
ケースを削ってGND足をハンダ固定。
14_20190816123401
これで充電中の電池電圧を読み取ることができるようになります。
15_20190816123401

すでに内部抵抗が600mΩを越えている「1.0V停止」のインパルスTNH-3Aを装着。
充電開始から終了まで、電圧変化をチャートレコーダーで追いかけました。
C11

正常な充電制御じゃないのでしょう。
明確な「デルタV」が出ていません。
タイマーあるいは電池電圧上昇で充電を止めたような感じです。

内部抵抗が大きいので充電電流を流した時の電圧上昇が大きくなっています。
充電が進むにつれピーク電圧が減少。
発熱によって内部抵抗が小さくなっているのかと推測。

「1.1V停止」のほうがこれ。
C12
「ΔV」が見えています。

  ※電圧レンジが異なります。
   ↑は2.0Vフルスケール。
   1.0V停止のほうは5.0Vフルスケール。

充放電回数、今日で99回目です。
「TNH-3A」もダメな子電池だった・・・



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