リレーを使ったウォッチドッグ回路
コンデンサには放電経路を・・・の制御回路、こんなウォッチドッグ回路が載っていました。
※ウォッチドッグ回路
1995年刻印のICが使われていましたんで20年以上前の装置です。
マイコンらしき専用チップが頭脳です。
リレー回路を追いかけてみると・・・
主制御回路の「根元」(出力回路を制御するリレーがつながる)にこんな回路が入ってました。
駆動パルスがあるときだけリレーはオンを保持。
Q1がオフしっぱなし、あるいはオンしっぱなしでもリレーはオフに。
このリレー、形状は「G2R」でしたが特殊な型番がマークされていました。
駆動パルスの周波数は約60Hz。
ゆっくりだとオフしてしまうてなところで、商用電源周波数にしたのかと。
今ふうの設計だと、マイコン内蔵のウォッチドッグ機能を「信じます」よね。
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コメント
頭が悪い(^^; ためか、回路図の下に書いていただいてるコメントを読むまで理屈が分かりませんでした。
これ、特殊なリレーってことは多分高感度タイプとかそんななんでしょうね。素人的にはリレー(コイル)の部分をトランジスタにすれば汎用リレーが使えると思うのですが、どうしてそうしなかったのかな?
投稿: JI3KDH | 2019年8月28日 (水) 20時14分
リレー式の74121ですね。
投稿: CPU.BACH | 2019年8月28日 (水) 21時56分
ケースの刻印から・・・1996年製の装置です。
当時でも、ウォッチドッグタイマー用の「外付けIC」(リセット回路と共存してる)は存在していたんですが、あえてこのようにというのは、設計上の「こだわり」だったんでしょう。
・・・引き継がれた技術というやつで。
『これが壊れても破局的故障(装置を燃やさないとか)は起こらない』を考えたとき、ちょっとでも関連する部品を減らしたいという気持ち、わからなくはないです。
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2019年8月28日 (水) 22時45分