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2019年8月30日 (金)

ニッ水電池のJIS規格 C8708:2019

<ニッ水電池のJIS規格 C8708:2019>に記しましたように、
新しい「ニッケル水素電池の寿命テスト」の方法が示されています。

http://www.kikakurui.com/c8/C8708-2019-01.html
  ↑この(7.5.1.4):乾電池と互換性がある円筒形単電池
のところ。
しかし、この試験条件でのデータって、まだどこからも出ていな
いようなんです。

自作した測定装置があるんですから、先駆けて試してみようと
思ったら・・・
装置のスペックが能力不足でした。。。。

新しい条件では「0.5C」で充放電しなければなりません。
ということは、2400mAhの電池だと「1.2A」。

PWMで充放電電流を設定(定電流制御)するようにしています。
しかし、PWMの最大設定「999」で「1A」を狙って作っていました。
だもんで、2400mAhの電池を試すための充放電電流「1.2A」
が出せません。

また、充電時の電流を大きくすると、5Vスイッチング電源と基板の
間の配線での電圧ドロップが大きくなってしまい、基板上での
5V電圧が低下。
液晶のコントラストが変化するくらい、影響を受けてしまいます。
   (配線が細くて長い。コネクタも小さい)

電源回りとPWM制御系をちょいと見直さなくてはなりません。
実験開始まで、ちょっとおあずけ。


このコネクタで外部から5V電源を供給。
電線が細いしコネクタがしょぼい。
   ↓
11_20190823172601

電源を近づけるか(基板のま裏にでも配置か)、5V/2Aくらいの
ローカルレギュレータを乗せる方が良いかもしれません。

ヒートシンクもちょいと心配。
放電は大丈夫そうだけど、充電時、電源5Vと電池電圧の差が
熱になるんで。
電圧差3.5V、電流1.2Aなら4Wちょい。 ぎりぎりか。


※関連資料 トランジスタ技術2010年2月号
http://act-ele.c.ooco.jp/toukou/c8708/C8708_1.htm
   (回路図と制御プログラム)

※電源を24V供給にして、新電元のDC-DCコンバータ:HRD05003 を乗せました。
現在、制御プログラムの手直し中。
  (充放電の間の待ち時間が増えるので)
このプログラム、使っているのは「C」じゃなくって「アセンブラ」。
条件判断時の「ラベル命名」がめんどい。
時間をかけてでも「Arduino」で作り直したいところ。

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