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2019年8月 5日 (月)

東芝インパルス TNH-3A 放電負荷抵抗を「2Ω」に

内部抵抗増大のせいで、負荷抵抗1Ωではまともに放電グラフを描けなくなった東芝インパルス TNH-3A、80回目の放電から負荷抵抗を「2Ω」に変更しました。
  ※それまでは「

その結果です。
  ※赤 Bat1:83回目の放電
   緑 Bat2:84回目の放電
   青 Bat3:85回目の放電
   灰 Bat4:87回目の放電

まずは「1.0V」停止の電池。

A

負荷抵抗が大きくなり放電電流が減ったせいで放電継続時間が伸びて3時間ほどに。
推定容量(mAh)もそれなりに計算値が出ました。
   ※放電抵抗値から放電電流を計算して容量を推定。

そして、「1.1V」+「90分」停止のほうの電池。
B

抵抗を大きくした直後、83回目の放電は放電時間「90分」に到達しています。
しかし、どんどんと継続時間が短くなっています。

「1V放電」のほうの電池、すでに内部抵抗が「300mΩ」を越えてますが、まだ充電は大丈夫。
充電器の特性(へたった電池でも頑張って充電するぞ!)かもしれません。

※参考記事
東芝インパルス TNH-3Aの充放電実験、どうしたものか・・・
東芝インパルス TNH-3A 69回目の放電

交流定電流方式で電池の内部抵抗を計ってみる
放電特性記録機能付きバッテリー放電器

 

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電池」カテゴリの記事

コメント

充放電90回越え。
1.0V停止の方のTNH-3A、内部抵抗431mΩ。
東芝の充電器「TNHC-34HC」がエラいのか、まだ充電エラーは出ていません。

しかし内部抵抗が0.4Ωを越えると、1A流すたら0.4Vのドロップ。
無負荷の電圧が1.4Vあっても、1A流すと負荷端では1.0Vまで低下。
こうなると大電流用途では使えません。
しかし、小さな消費電流の装置ならまだまだ使えます。

新しいJISだと「0.5Cで1.0Vまで」という規定なんで、充放電を繰り返して内部抵抗が大きくなってきた電池にはなかなかきびしいかと。

投稿: 居酒屋ガレージ日記 | 2019年8月 8日 (木) 13時04分

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