いんじゃんマシンの電源がアウトに!
2016年に制御ソフトの手直しをした「いんじゃんマシン」、電源がアウトになってました。
この20日に行われる地域の「夏のつどい」のため、動作確認していたら・・・途中でダウン。
電源スイッチの入り切りで、うまく起動したり失敗したり。
マイコン基板への供給電源(12V)を計ってみますと、安定していません。
起動成功の時でも、ドロップしています。
製作したのは2001年。
右下の青いのが制御電源。
音声出力用のアンプを駆動するんで12Vを供給。
基板上の三端子レギュレータで5Vを作っています。
電源はTDK製。 7月の送り装置修理 と同じ品種です。
型番:FMP-12-R25 12V/0.25A 3Wタイプの電源です。
開封すると・・・
二次側のコンデンサ(3つもれなく)が液漏れをおこしてました。
そして、基準電圧IC「UPC1093」の足に漏れた液がかかっていました。
出力電圧が不安定になった原因の一つかと。
いんじゃんマシン、通電するのは年に数えるほど。
常置場所もガレージの中ですんで、ひどい温度変化はありません。
ということは、通電によるリップル電流にやられたんじゃなくって、単純に電解液の漏出事故。
基板を「大阪魂」 、「IPA」 、ハブラシ、綿棒で清掃。
一次側の平滑コンデンサも含めて、手持ちの類似品に交換したらちゃんと動き始めました。
とりあえずこれで動かしてみます。
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コメント
どうでも良いことですが、
もれなく 液漏れ
に、思わず吹いてしまいました。
で、このコンデンサ、105V品でしょうか。
私、105V品に交換して安心ている所があるのですが、
105V品でも安心はできないのかなと思いまして。
投稿: DAI | 2019年7月18日 (木) 13時20分
液漏れコンデンサ、メーカーは「ニチコン」。
品種は「PL」で「105℃」品です。
大きい二つが180uF/16V。
小さいのが120uF/16V。
一次側平滑コンデンサ、写真は写っていませんがこれもニチコンで品種は「PZ」。
これは大丈夫(容量、液漏れ)でした。
「PL」は「スイッチング電源用低インピーダンス品」っと出てきます。
ほとんど通電してませんので、使っていてアウトになったんじゃありません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E8%89%AF%E9%9B%BB%E8%A7%A3%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%B5%E5%95%8F%E9%A1%8C
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2019年7月19日 (金) 08時45分
ありがとうございます。
で、今気づきました。105℃を105Vと、
つい手が勝手に動いていました。すみません。
投稿: DAI | 2019年7月19日 (金) 21時27分