ニッ水電池、継ぎ足し充電によるメモリー効果の例
「ZAQ」のHP+ブログの閉鎖で、復活させていない昔のHP記事がたくさんあります。
あまり古い実験資料は役に立たないでしょうが、「ちゃんとしておきたいな~」というのもほったらかしになっています。
どうしたものかと見ていたのがニッ水電池を継ぎ足し充電した時のメモリー効果発生の様子です。
継ぎ足し充電を繰り返すと、徐々に放電電圧が低下。
それが「1.00V」までの放電を行うと解消するという、有名な現象です。
ZAQのHPに置いていたこの記事をまとめてみました。
※2006年1~2月に行った実験です。
使った電池はこの4本。
左から、
マクセル HR-3SD 2500mAh
三洋 eneloop HR-3UTG 2000mAh
松下 メタハイ2600 HHR-3XPS 2600mAh
三洋 2700 HR-3UG 2700mAh
eneloop以外は当時の「高容量充電池」。
※性能に期待していましたが、eneloop以外はカス。
二つの実験手順を実施。
充放電の放電条件を変えます。
・1.15Vまでの放電を繰り返したら・・・
・放電時間60分、これを繰り返したら・・・
その結果です。
充電器はパナの「BQ-390」。
放電器は放電特性記録機能付き バッテリー放電器
↑仕事場で頒布していたキット。
電池をセットする電池ホルダー、当時はKEYSTONE社のメッキもの。
※その後、安定した接触が得られるBULGIN社の電池ホルダー
に変えました。
参考:電池イジメで:電池ホルダー電極
スプリング電極を使った電池ホルダーの抵抗
↑こんな電池ホルダーを使っての実験は
信用なりません。
得られたグラフ、変化が見えるように「GIFファイル」にしてみました。
充放電を繰り返し、10回に「1.00V」まで放電します。
まずは放電停止電圧「1.15V」での様子。
(画像クリック↓で開始)
次が放電時間「60分」の様子。
(画像クリック↓で開始)
※電池あれこれ まとめ
※居酒屋ガレージ日記(保存データ) カテゴリ:電池
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