修理2点:写真はなしで
※写真はなし
ちょいと女房からの頼まれモノ。
女房は「歯科衛生士さん」。
勤めている歯医者さんの機器、過去にもあれこれ修理していますが、今回は「電池駆動でモータを回して歯をゴソゴソするツール」。
どうゴソゴソするのか(用途)は私にはわかりません。
これの先端に歯をどうにかする何かをくっつけて、それがキュイ~んっと回転。
歯を削るもんではないみたいな
故障内容:
・ボタンを押してもそれが「回らない」。
・そのツール、充電式なんだが充電台に置いても充電しない。
・その時、液晶表示にエラーメッセージが出てる。
説明書を見せてもらうと、エラーコードの表が載っていて「電池が発熱してる」というエラーなのが判明。
電池は単4ニッ水が2本。
誤った発熱検出で運転停止、充電禁止にしているもよう。
電池ボックスの近所に温度センサーが仕込まれているのではないかと推測。
樹脂ケースを開けようとしたが、制御基板(2枚サンドイッチ)をまる裸にするとこまではできず。
モータ部分~先端部分でケースが外れない。
接着してあるのかも?
中途半端な解体状態で、基板を見てみると(横からしか覗けない)「サーミスタの記号」を発見。
電池ボックス側にサーミスタが付けられている(推測)ようで、見えている基板の表面にはそのリードのスルーホールが。
テスターでその部分の抵抗値を計ると、なんとなく不安定。
キロオーム台の値が出たり無限大になったりと・・・
ここ、手ハンダしてる!。 どうやらそれが接触不良。
ハンダ付けをやり直して(サンドイッチになった基板の横からハンダゴテ先を入れて)解決。
エラーメッセージが出なくなって、操作可能に。
充電もokで一件落着。
もうひとつが、家で使う扇風機。
これも女房が「どうにか生き返るかな~」っと。
押しボタンスイッチで「弱・中・強」の3段階で設定できるごく普通の扇風機。
このスイッチの「中・強」の二つがロックしない。
そのため「弱」でしか運転できないという故障内容。
スイッチのメカだと推測して解体。
ロックを保持する板(2枚の板がスライドするような機構)の動きが渋くなっていたのが原因。
エアダスターでゴミを吹き飛ばしてから、板のすりあわせがスムーズになるようにちょいとグニグニ。
潤滑にシリコンスプレーを噴射して修理完了。
「扇風機なんか新品でも安うで売ってるやン」っというガレージ仲間の声にも負けず、自力修理でまだまだ使います。
| 固定リンク
「修理」カテゴリの記事
- シリコン樹脂とリミットスイッチの接点(2024.09.26)
- 修理:文化シャッターのリモコンSTX8901G(2024.09.06)
- リレーの接点がぁぁぁ(2024.09.02)
- 電動シャッターが動かない リモコン操作も手動スイッチもアウト(2024.08.09)
- このネジをゆるめるには?(2024.06.28)
コメント