TIの電流検出アンプ 入荷 置き換えてみた
TIの電流検出アンプで紹介しましたINA199(デジキーで100円ほど)がやってきました。
これが、前に使っていた電流検出アンプLT6100 (デジキーで450円ほど)。
8ピンのICです。
INA199は6ピン。
エエ感じで使えています。
これ、何が良いか・・・
前の記事に記しましたが、0Vまで下がる負荷の直近に電流検出抵抗を置けるのが良。
LT6100では、電流検出抵抗に加わる最低電圧が4.4Vでしたんで、低電圧領域での電流測定が出来ませんでした。
それがINA199では、差動入力ですんでマイナス電圧までokに。
もうひとつ便利なのが「REF」端子。
ここをプラスの電圧にすると、マイナス電流まで検出できるようになります。
この応用で、出力0V付近の不感帯(最大30mV)を避けられようになりました。
REFに50mVほど加えておくと、「入力0V(電流ゼロ)」でも出力が出てくれます。
(A/D値からオフセット分をソフトで減算すればゼロが得られる)
デバイスも安く、なかなかエエ感じです。
こんな接続での電流計測も可能です。
(INA180のデータシート)
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