防犯街灯、昼でも点きっぱなしに
2014年のリフォームで付けたLED式の防犯街灯。
これが「昼でも夜でも点きっぱなし」になってしまいました。
5年でアウト。 でも、消えたわけじゃない。
街灯のメーカー(大光電機 )に問い合わせると、
「自動点滅器が悪いのじゃないか」と。
「フードを回して外してもらったら、取り外しできる自動点滅器が入っている」
「これを交換してもらえれば」
とアドバイス。
さっそく取り外してみました。
出てきたのがコレ。
かがつう AS-1003J
不思議なことに、街灯からこれを抜き去っても点灯したままに。
「オン・オフ」をつかさどっている装置を外したら「オフ」するんじゃないかと思うんですが、あらま、点灯したまま。
※おそらく、これが入るソケットに細工してあるのじゃないかと。
抜きさるとオンになる仕掛けがソケット内に、っと想像してます。
同等品(パナソニック EE8901 )を入手して交換したらちゃんと明暗制御しだしました。
↑
同等品じゃないかもしれないけれど、ソケットにちゃんと入りましたんで。
せっかくですんで解体。
頭部にCDS素子。
バイメタルでon/off。
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コメント
子供の頃、不思議に思っていました。
CDSが光で電気抵抗が大きく変わる半導体素子というのは知っていましたが、点滅器は何故バイメタルを使っているの?
1石トラとフォトトランジスタを用いた暗くなると作動する等の簡単な電子工作では、決まってリレーが使われているのに・・・。
高速な点滅を嫌う、直列に入れて作動する、ヒステリシスを設けたい バイメタルを使う理由でしょうか?
未だに動作原理を理解していません。
(分解できるものが身近に無い事も理由)
是非、解説ください。ついでに故障原因も・・・。
投稿: 動作原理? | 2019年5月15日 (水) 22時45分
動作原理?さん、私に頼らずに、ぜひご自身で実物を入手して動作を見極めてください。
1000円ほどで新品が買えますんで。
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2019年5月16日 (木) 08時57分
50年前に見たのと、ほとんど同じですね。
でかいCDSは流用できそう^^;
投稿: kaz3 | 2019年5月16日 (木) 12時19分
バイメタル金属(抵抗の乗った板)をヒートガンで加熱。
すると、バイメタル、ゆっくりと曲がりはするんですが、接点部のスプリング機構(ヒステリシスを得てる)に勝って「オフ」するところまで行きません。
下の写真の抵抗が付いた右側の板。
これがバイメタル。
加熱とともに先端が左に曲がり、接点部を押す。
ほんとなら、接点がオフするはずなん
だけれど、オフせずでいつまでもオン。
スプリング部の機構的な劣化か?
発熱の繰り返しで、バネ材金属の特性が
変わってしまったのか?
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2019年5月17日 (金) 09時15分