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2019年5月10日 (金)

ディケード(抵抗)ボックス

そのうち作ろうっと・・・  作ってしまいました。
  Decade Resistance Box
本日、作業完了。

ダイヤルを回して抵抗値を設定。
11_12

4桁設定で最小桁が「0.1Ω」。
新規に買ったのは、アルプス電気製ロータリースイッチ M1C を4つ。
あとは手持ちパーツを活用。
ケースも何かで余分に買っておいたの。
ツマミも手持ち品。
目盛板は透明フィルム板(OHP用)にプリントして両面テープで貼り付け。

M1Cは12接点でストッパー無し。
だもんで正確には「ディケード(10進)」じゃない。
右回転で9を越えると、10、11と抵抗がつながってから0に戻ります。
例えば1Ω桁が11だと11Ω。

とりあえずの用途がこれ。
導通チェッカー の応答(抵抗値により報知を変化)の確認。

ふだんのチェックはこんな具合に基板に抵抗を並べたの使っています。
12_9
あるいはボリュームをつないで反応を見て、あとからボリュームの抵抗値をテスターで読むという手順。
ディケードボックスを作っておけば、挙動を細かく調べられるだろうかと。

内部の配線。
13_5
ターミナルとスイッチ間の配線は太い線で。
AWG18:0.75SQでちょい太め。

1Ω、10Ω、100Ωはリード線タイプの金皮1%抵抗。
14_3

「0.1Ω」の1%品はチップ抵抗。
3216サイズ、1/2Wのをスイッチの端子間にハンダ付け。
15_1


※追記 ↑のハンダ付けこんな手順です。 神業じゃないのです!

15_2

step1 最初。スイッチの端子ベロ根元全数に予備ハンダ。
step2 1~11の順番(左回り・CCW)で、チップ抵抗の片側だ
    けをベロにハンダ付け。 これで11コの抵抗を仮固定。
step3 チップ抵抗のハンダ付けしていないもう片方をa~kの順番
    (右回り・CW)でハンダ付け。

kの場所だと、3とjは先にハンダしているので、2-3間の抵抗は保持
されている。 1-2間の抵抗は1で保持されている。
だもんで、2-k同時にハンダを流しても大丈夫。
リード足つき抵抗より、チップ抵抗のほうがキレイに並べられました。


※この0.1Ωの抵抗、表記が「R100」。
この「R」ってなに?
小数点の「R」って 2007年01月22日
結論が出ていないんでっす 小数点の「R」 2017年8月26日
3R5   湧雲日記  jq1ocr.exblog.jp



※残留抵抗の測定
気になるスイッチの接点抵抗と配線抵抗、こんな具合です。

21_7

1と10がターミナル間。
2-3、4-5、6-7、8-9がスイッチの接点。
抵抗値はデジボルと「10mA定電流電源」 を使った4端子法で測定。
1-10のターミナル間に10mA流して、各ポイント間の電圧を計って抵抗値を求める。
スイッチは全部「0」に。

1-2 0.2mΩ
2-3 12.9mΩ SW:100Ω
3-4 0.2mΩ
4-5 13.3mΩ SW:10Ω
5-6 0.2mΩ
6-7 12.7mΩ SW:1Ω
7-8 0.3mΩ
8-9 12.0mΩ SW:0.1Ω
9-10 0.2mΩ

1-10 52.0mΩ ターミナル間

こんな具合でした。

※スイッチの接触抵抗、ツマミを回してゼロに戻すと変化しますが、
さほど大きな値ではありません。
買ってまなしの新品のスイッチを使ったからかも。

 

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コメント

最後の写真、一つの電極の両側に抵抗をはんだづけするとは神業ですね。

投稿: CPU.BACH | 2019年5月11日 (土) 01時31分

素人みたいな疑問なんですが、抵抗値が低い設定だと、ロータリースイッチ4つ分の接触抵抗とか配線の抵抗は問題ないのでしょうか?

投稿: kotatu | 2019年5月11日 (土) 07時44分

すいません、記事の後半に疑問点書いてありましたね・・・

投稿: kotatu | 2019年5月11日 (土) 20時27分

kotatu さんのコメントをもらってから記事に追記しました。
実力値として、こんなものということで。

投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2019年5月11日 (土) 22時52分

 手順のご説明をありがとうございます。3がはんだづけされている端子にJをつけに行ったとき、3をとめているはんだが溶けるかなと思ったのですが、予備はんだされているから端子全体を加熱することなくJがつけられるということのようで。
 以前から作りたいと思っていたのですが、手持ちの部品では追試できないとわかり、意気地なしですがstrawberry-linuxのkitを発注しました。

投稿: CPU.BACH | 2019年5月11日 (土) 23時17分

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