重要アラームは点滅させて欲しい
三和のデジタルテスターで「あれれ??」な事態に遭遇。
※私が悪いんだけれど・・・
ある回路のキャリブレーション系電圧を計っていると、この前に計った値と微妙に違うんです。
メモしてあった電圧と数パーセントの誤差が出ています。
「おかしいなぁ? 回路は触っていないし・・・」
「別のテスターで見てみよう」
っと、自作回路のほうを疑わずに、メーカー製の計器を疑うという大胆不敵なトラブルシュート。
すると・・・
「さっきのテスター、狂ってるやん」だったんです。
でも、心の中では・・・
「えらいこっちゃ。 つぶしてもたんかな?」っと心配事が。
これ、テスターの液晶表示画面をよく見ると、見慣れない小さなマークが「点灯」しています。
これ↓
テスターの型番:三和のPC700 。
1V以上のレンジだと9999カウント。
mVやmAだと6000が最大カウントという仕様。
そのマークを拡大。
なんとなく「電池」のマークですが、安定して表示したままです。
はい。 理由は単純。
テスターの電池消耗による測定精度の悪化でした。
新品電池に交換して解決です。
そして、警報マークも消えました。
しかし・・・ 重大な警報は「点滅」させて欲しいかと。
そして[- +]という記号的なものの点灯より「Low BAT」と文字で示してもらう方が目立つような気がします。
説明書を見ると、これだけの情報が液晶表示されます。
この中の(11)が電池消耗警報表示。
ちなみに、このテスターの電池、単3や単4(電池消耗警報マークの形状)ではなくって「006P」が使われてます。
だもんで、警報マークの[-+]・という単3単4電池を横にしたような形状にはちょいと違和感。
006Pの格好にして欲しかった。
原因がわかるまで、ちょいと遠回り。
製作した回路も異常なしでした。
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コメント
記事の内容に直接関係しませんが、時折ブログで使われる「だもんで」にほっこりしますw
中部地方で使われる方言と認識していますけど、自分の住む静岡では、4月1日に早速「令和だもんで」とプリントされたTシャツが販売されています…
投稿: ニパ | 2019年4月 9日 (火) 10時06分
ありゃ。
「だもんで」って、大阪だと「そうだから」的ニュアンスかと。
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2019年4月 9日 (火) 13時57分