10mA定電流回路、電流値が合っているかの検証方法
手持ちのマルチメータ、いちばん精度があるのがFLUKEのmodel87IV。
先日の 10mA定電流回路をちょいと改造 でも、このマルチメータの電流レンジを信じて出力10mAに調整しています。
「オームの法則」は「電圧・電流・抵抗」が三すくみ。
二つ正しい値が得られたら、残り一つが確定できます。
今回はこんな方法を登場させました。
クリップをはさんで計っているのが「超精密抵抗」。
とある仕事で使った残パーツ。
「神様抵抗」←これが正しい! として使いました。
「コレな~んだ?」に登場しています。
足が4本なのは、4端子法で測定するため。
10mA流して33mVですんで、値は3.3Ω。
「Y」が温度特性で「2.5PPM/℃」。
「A」が誤差。 「0.05%」。
むちゃ、高価な部品です。
「電圧・電流・抵抗」のうちの何を信じて良いか難しいところですが、とりあえず、そこそこの精度は出ているようです。
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