ニッ水電池のJIS規格 C8708:2019
こんなニュースが。
これって・・・
で、私がぐだぐだ言ったせいなの? (・・・笑)
※新JIS C8708:2019 ポータブル機器用密閉型ニッケル・水素蓄電池(単電池及び組電池)
これの、「(7.5.1.4)」:乾電池と互換性がある円筒形単電池
を見ると、
『乾電池と互換性がある円筒形単電池のサイクル試験条件は、
使用者の実使用に即したものにするため、表16に示す手順を実施する。 』
っと。
【表16】をまとめると、 (ItAはCで表記)
っと。
【表16】をまとめると、 (ItAはCで表記)
●サイクル耐久特性試験の1単位の手順
・1~49サイクル:
充電:0.5Cで-ΔV又はタイマー制御(a)で充電。
静置:20~30分間静置。
放電:0.5Cで1.0Vまで放電。
静置:10~90分間静置。
・50サイクル:
充電:0.1Cで16時間充電。
静置:1~4時間静置。
放電:0.2Cで1.0Vまで放電。
静置:51サイクル目の試験開始の状況に応じて、
50サイクル目の放電停止後に、開路状態
で十分な休止時間をとってもよい。
(a)-ΔV=5~10mV又は132分間。
132分ということは、0.5C容量の1割増しの時間。
・寿命の判断:
50サイクル目の放電終止電圧が1.0Vになる放電持続時間が
3時間未満(0.2Cなので定格は5時間)になるまで、1~50サイクル
の試験を1単位として、その単位を繰り返す。
50サイクル目の放電終止電圧が1.0Vになる放電持続時間が
3時間未満になった段階で,更にの50サイクル目に規定する
手順で放電持続時間の測定を行う。
サイクル耐久特性試験は、この2回の放電持続時間がいずれも
3時間未満になったときに完了する。
ということで、サイクル1~49の充放電が「0.5C」になったことと
「1.0Vまで放電」というのが大きな変更点かと。
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