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2019年1月16日 (水)

修理:2.5Φステレオ・プラグGND部断裂

10年ほど前に買ってもらった大声トライアル
そのスタートがうまく行かない時があるということで、帰ってきました。
原因はスタートスイッチのケーブル先端に付けた2.5Φステレオ・プラグ。
このGND部金属が断裂して接触不良状態になっていました。

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別の角度で。
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無理なチカラがかかって、ポキッっということだったんでしょう。
スイッチそのものも接触不良が発生していたので、新品に交換しておきました。


※余談
ストックしてあったスイッチ↓(オムロンの照光スイッチ)で行こうかと調べましたところ・・・
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導通チェッカーでの試験 だと、A接点が接触不良になるんです。
導通チェッカーの検査電圧・電流は「0.5V / 0.1mA」。
接点に流れる電流が小さいので、安定しないのでしょう。
接触抵抗が大きく出てしまい、ブザー報知が安定しません。
この↓右側の「ホロホロブザー」(3V / 20mA)だとちゃんと導通が
確認できますんで、接点そのものは生きています。
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接点の定格を見ますと、微少負荷適用タイプでも「5V / 1mA」以下は接触不良の原因となるっと記されています。
FA用途で使う24Vだと0.2mA。
一般負荷用接点だと24Vで30mAほど流せっと。

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コメント

FA向け製品は機械リレーの動作を意図して設計されていることが多く、半導体のような微妙負荷は特殊仕様となる事がありますね。

投稿: | 2019年1月16日 (水) 23時30分

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