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2018年11月

2018年11月29日 (木)

お笑いピッチ変換基板・・・パターンが溶ける(!?)

「QFN48」パッケージの「TB67S149FTG」を2.54mmの
ユニバーサル基板に取り付けるため、共立で
を買ってきました。

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寸法的はOK。
顕微鏡でのぞくと、直上からピンが見えないので位置
合わせが難しいかなっと。

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まずは、基板にハンダを盛ろうとハンダゴテでハンダを付けていると・・・
違和感!!!!
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パターンにハンダゴテを当てると、パターンが消える!?
   フラックスを洗って確認。
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パターンが無い!
これではICをハンダできません。

別の基板で試しても同じ。
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加熱すると、ハンダレベラーで処理されたと思われるパターンが消え去ってしまうのです。
これでは作業のしようがありません。
銅箔部のレジストを削ってみると、厚みが薄い感じ。
しかし、パターンが消えるとは、初体験。

QFN48pinを使った試作、何か良いピッチ変換基板が見つかるまでおあずけです。
 

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2018年11月27日 (火)

出窓の結露対策:温湿度センサーの異常

そろそろ結露対策が必要な季節になってきました。
今朝は大丈夫でしたが、昨日朝は出窓のガラスが曇っていました。
今の結露対策は窓下に置いたヒータでの加熱。
湿度センサーの値でヒータの通電をオン/オフ制御。
しかしこの制御回路、昨年も同じような時期に故障が起きていました。
※過去記事
そろそろ出窓の結露が ・・・あれ? 湿度センサーがおかしい

この↑原因は電源のリップルノイズでした。
百均のキューブ型ACアダプタに乗った平滑コンデンサの劣化。
コンデンサを交換して、昨シーズンは乗り切りました。

今回は、湿度値の異常。
「そんなに上がっているわけないだろう」という数値が表示されます。
センサーは秋月で買った「HDC1000」
          ↑
      もう売ってない
TI製ですが、すでに廃番 。 使うならHDC1010 をとのこと。
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仕事場に持ち込んで試運転。 状況確認。
湿度表示は86%ほど。
エアコンで暖房しているので室内の空気は乾いているはず。
予備に買ってあったセンサーに入れ替えると「65%」くらいに表示が下がります。
こちらのほうが正しいようです。

上部の四角い黒いのが温湿度センサーHDC1000。
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センサーの裏面:基板との間に「穴」があって、そこから空気を取り入れているとのこと。

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とりあえず、予備品に交換して、今シーズンを乗り切ることにします。


hdc1000 湿度 おかしい
 湿度 センサー 劣化 で検索すると情報が上がっています。

温度・湿度センサーの経年劣化について - henteko.org
温湿度センサー HDC1000 劣化→交換
https://www.binzume.net/diary/2016-11

デバイスそのものを交換かなぁ。

HDC1080 だと、センサーが外側になっている。
チップはデジキーで550円。
実装済み品、ストロベリー・リナックスで980円。
 

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2018年11月22日 (木)

ボリューム軸を回されないために・・・保護金具

客先からのhelp。
『下間さん、こんな部品、知らんかな?』っと。
現物として有るそうなんですが、メーカーや型番が不明という状況。
   ※写真をまだもらってないので、想像で。
こんなものらしいです。
ツマミが付かない可変抵抗
・パネルに取り付けてあって、マイナスドライバーで
 調整できるようになっている。
・調整完了後、簡単にさわれないようにしたい。
・パネルに見えているボリューム軸のネジ溝に回し込んで
 回転軸を隠してしまう部品、これが欲しい。
こんなモノだそうです。
※想像で再現↓ (笑)
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マイナスドライバーを使って軸を回すタイプの可変抵抗。
パネルに止めねじが見えている。
そこに、保護金具を回し込めば、軸は簡単に回せなくなる。
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おそらくこんなものかと。
金属製らしいですが、樹脂でもOK。
ネットで調べようにも、部品の一般名称が不明でして、
画像検索してもそれらしきものが出てきません。

お知恵をお貸しください。

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ユニポーラステッピングモータを回す

前記事:ステッピングモータを回す で回したのは「バイポーラ」のステッピングモータ。
ユニポーラのはサンケン製ドライバSLA7075 で回していました。

しかし、SLA7075はでかい!
足もジグザグだし。
そこで見つけたのが東芝のTB67S149
試してみようとDigikeyで買ってみました。

まずTB67S149FG

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足間0.8mmピッチで、サンハヤトのピッチ変換基板SSP-83 に実装できます。
放熱フィン部も大丈夫。

もう一つがTB67S149FTG で、このパッケージが足間0.5mmの「QFN48」
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手持ちのダイセン電子 Q048 ピッチ変換基板では、ちょいと寸足らずで
ハンダできませんでした。

QFN48に対応したピッチ変換基板を探さなくてはなりません。

共立のDGCB-44-48QP で行けるかな?


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2018年11月14日 (水)

ステッピングモータを回す

部品発注のついでに買ったステッピングモータードライバ基板。

スイッチサイエンス 扱いのA4988DRV8880 の2種類。

基板のメーカーはPololu
Motion Control ModulesStepper Motor Drivers の中で見つかります。
マイクロステップもできるし、言うこと無し。
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ブレッドボードに乗せて、手持ちのステッピングモータをあれこれ
回してみました。
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加減速無し、方向変換無しなら、クロックパルスを与えるだけで回ります。
DC24Vをモータの駆動電源として供給。
モータの定格はさまざまですが、モータを回している電源の電流を
見ながら基板上の半固定抵抗を回せば駆動電流を調整できます。
トルクがあって発熱しない電流値にという所にセット。
デジットで売っていた多摩川精器の「TS3166N913」 も回ります。


ただ、このドライバー基板は「バイポーラ駆動」用。
6本線のユニポーラなら、中点をつながずにつなげばバイポーラと
同じように使えますが、5本線のユニポーラ(電源線1本出しで2つのコイル
のを共通に)のモータは対応できません。

ユニポーラのステッピングモータの駆動回路は、
「ジグザグ23pin」 で、組んでいます。  ←けっこうたいそう

ユニポーラ駆動用の小さなドライバ、見つかりませんなぁ。
デバイスとしては、東芝のTB67S149 が良さそうなんだけれど・・・。
汎用部品で組めばいいんですが、マイクロステップをしようとすると
専用のICになってしまいます。
自力では1-2相励磁まででしょか。

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2018年11月12日 (月)

がんばれ「はやぶさ2」

ということらしいのですが、記事に記されている原因が『FPGA』。
「源投入時に論理回路が正常に設定されない現象」だと。
はてさて。

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2018年11月 7日 (水)

USB-Aコネクタの接触抵抗

ラジオペンチさんのブログ記事、
に触発されて、「USB標準Aプラグ・レセプタクル」の接触抵抗を計ってみました。
パーツボックスから探し出してきたレセプタクルとプラグ。
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新品プラグは1種類。
     ※古いケーブルをぶった切ったらと・・・
こんな測定系。
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左端の箱が1A定電流電源回路
    ※基板回路の短絡調査用に作ったもの
そこから「赤・黒」のクリップで出力。

テスターはサンワのPC700。
「黄・青」のクリップで電圧を測定。
分解能は「0.01mV」。
「四端子法」で接続すれば、電流が1Aですんで、
電圧値がそのまま「mΩ」に換算できます。
プラグにハンダしたリード線、およそ20mm長で約1.5mΩでした。


まず、アングルになったレセプタクル。
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1ピンから、
  13.80mΩ
  12.96mΩ
  13.25mΩ
  13.59mΩ


次がストレートのレセプタクル。
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1ピンから、
  12.31mΩ
  12.67mΩ
  12.12mΩ
  12.10mΩ
こんな結果でした。
ミニBやらマイクロB、はたまたUSB3.0対応品を計れば
面白いかもしれません。


※回路資料  まとめときました。

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2018年11月 2日 (金)

リコーGX100 自動ホワイトバランスの呪縛

ZAQのブログ+HP消滅のせいで消えてしまった
過去記事まとめを復活させました。
GX100の自動ホワイトバランス異常

2007年にやってきたこのカメラ、なんやかんやと
まだ使い続けています。
これに替わるの、何かいいのないでしょうかね?
・接写に強い。
・ブツ撮りで被写界深度が欲しいことがあるんで
 Aモードで絞れること。
・現場撮り用に24mm程度(フィルム換算)の広角ズーム
 域も欲しい。
・今主流の1/2.3型撮像素子は、荒くて等倍トリミング
 には向かないような。
    ※ISO100程度だとGX100は大丈夫。
※関連
    ↑
   ラジオペンチさんところでうだうだと(笑)

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