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2018年10月

2018年10月30日 (火)

トラ技1968年11月号

手元にある一番古いトランジスタ技術、1968年11月号
はこんな表紙です。
11
  (青色ハンコは高校クラブの先輩の名)


裏表紙は、三菱・ダイヤトーン・スピーカーの宣伝。
12

目次。  (クリックで拡大↓)
13

記事の内容、半分オーディオ、1/4が無線という配分
でしょうか。
「50MHz送信機」と「フランクリン発振回路」の記事に
興味を持ったようで、メモ書きが残っていました。
まだ広告も多くなくって、3枚おろしの必要はありません。

※関連
2018年10月29日:1970年代の三枚おろししていない「トラ技」

 

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2018年10月29日 (月)

トラ技Jr.2018年秋号に「8038」復活の記事

トラ技Jr.2018年秋号 に正弦波発振IC「8038」の記事が出ています。
中華製で復活だと。

B15

古いトラ技がらみ でちょいと調べてみたら、1976年9月号に
8038を使った発振器の記事が載っていました。
そのトラ技を見てみると、11月号に訂正記事が出ているとの
メモが。
ツェナーダイオードの接続先が間違っていて、8038を壊してし
まうというのです!
11月号もあったんでpdfにしておきました。
・トランジスタ技術1976年9月号p150とその訂正記事


この訂正記事の話、昔話としてなんとなく記憶の片隅に
あったんですが、21世紀のトラ技Jr.で復活するとは!
ちなみに、作業ベンチには「8038」を使った発振器が
鎮座しています。

C12

一番上のがそれ。
そして、黒いパネルの真ん中のが「MAX038」を使った発振器。
その下がCVCC電源。

8038発振器、製作メモを見ると1982年に作っていました。
周波数スイープ用FM変調回路を付加したり、
出力波形をオフセットさせられるようにと、±のバイアス電圧
を加えられるようにしています。

※関連
2006年05月29日:MAX038がいつのまにか廃品!


※追記
トランジシタ技術 目次検索 で調べても、ICL8038の
製作記事はこれ↓一つだけしか出てきません。
・1978, 2, 多機能ファンクション・ジェネレータの製作,
 ICL8038をベースにした, 一般, 290,9, 嶋田正昭

8038の使い方、回路図集的な記事の中に見つかります。
だもんで、目次には出てきません。

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トラ技Jr.での工場めぐり

先週金曜日、トラ技編集部の方が来社。
  ※残念なことにスケジュールの都合で
   ガレージには来られずで。
あれこれお話の中で、こんな依頼が。

・トラ技の別冊、トラ技Jr. (トラギ・ジュニア)
 の記事に関して。

B12

 ※解説:「トラ技Jr.」は季刊の小冊子。
    毎春号は本誌の付録になりますが、他の号は
   「頼まないと」手に入りません。
   しかし、学生さんと25歳以下の新人エンジニア
   さんには無料で送ってくれます。

B11

・トラ技Jr.の記事で、今号(2018年秋)が第1回目の
 連載が「オームぼうやの工場めぐり」。
 工場の見学記をイラストで紹介という企画です。
   ※絵になっちゃうんで製品や装置、工程の秘密は
    守られます。
 今回の記事は「プリント基板の製造工場」。
  素材が、いろんな工程を経てプリント基板ができ
  あがってくる様子がイラストで紹介されています。

A14

・「見学して記事にできる工場、下間さん知りませんか?」っ
 という相談です。

・電気、電子関連じゃなくてもOK。
 機械屋さんでも可。
 面白いものを作っているところを見学したいっと。

どなたか、お知恵を。

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1970年代の三枚おろししていない「トラ技」

手元に残っていた1970年代のトラ技、いよいよ編集部に
行くことになりました。
条件が
  ・広告が残っているもの
つまり、三枚おろししていないもの。
      ↓
真ん中の記事だけを残して、前後の広告を
外してスリム化する作業。
こちらで該当するものはこれだけ。
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左端の5冊が仕事場に置いてあったもの。
右のがガレージの段ボールで保管していたもの。
これ以降のトラ技、みんな三枚おろしにしてました。

1960年代のは1冊だけ。  (高校の先輩の本)
もし、1960年代、1970年代のトラ技をお持ちなら、
トラ技編集部までご連絡を。


※関連
以下の14冊がトラ技編集部に行くことになりました。
  1968年 11月号
  1971年 4月号
  1972年 8,9月号
  1973年 3,4月号
  1974年 3,11月号
  1975年 5,12月号
  1976年 5,9月号
  1977年 2,3月号

※検索
 
 

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2018年10月24日 (水)

Arduino UNOでLEDの駆動デューティを変えてみる

LEDの駆動デューティを変えた時の輝度変化を見るための
実験にArduinoを使ってみました。
単純な「PWM」なんですが、Arduinoに備わっているPWMは
「analogWrite()」で、どちらかというとD/Aコンバータの代わり
です。  (分解能が8bit)
そこで今回の実験では、
・8bit タイマー2のOC2Aに方形波を出力。
・これをT1入力に入れて16bit タイマー2でカウント。
・タイマー2をPWMモードにしてOC1Bに出力。
・PWMの分解能は1/1000。
PWMのデューティと周波数を設定できるよう、16進の
ロータリーDIP SWと出力用のMOS-FETを小基板に
乗せました。
・回路図
Led

・配線の様子
組んだLED群です。  (実際に使うのはこれではありませんが)
基本、デューティを1/2にしたら明るさ半分、デューティ1/4なら
明るさも1/4にという比例関係になるんですが、「目で見た感じ」
が分かりません。
それを調べるための実験です。
FETのソース側に入れた抵抗の電圧を測れば、駆動電流が
読めるということにしました。
砲弾型LEDの最大定格、20~30mAで、1/10デューティの
駆動ならピーク100mAというのが多いでしょうか。

作った制御スケッチのアップロード↓ へ。
※特徴的な処理
・タイマー0はArduinoのシステムで使っている。
・自由になるのはタイマー1と2。
・PWMの分解能が欲しいから、タイマー1が16ビットなので
 これを使う。
・PWMデューティを設定するスイッチの周期的読み出しに
 は、「millis()」で1msカウンタの変化をチェックして、変化
 したら1mS経過フラグをオン。
・これでチャタリング除去の時間待ちを処理。
   実際の処理は、時間待ちせずに時間経過をチェック。
   処理が終わるまで待つというプログラムの書き方は×。
ATtiny2313を使ったパルス発生器 ←これはアセンブラでごそごそ。

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2018年10月22日 (月)

「ふげん」の資料から「トリチウム」の管理を読む

「ふげん」の資料 に、「福一」で問題になっているトリチウム の話
が出ています。

「ふげん」の場合、減速材の重水に中性子が当たることで、
トリチウムが生まれます。
「ふげん」での管理方法や、世界でどうのようにトリチウムが
扱われているのか、数字で出ていました。
   ※年度的には古い資料ですが(20世紀の)

よその国、気体も液体も、むちゃ「出して」います。

福一に溜まってるトリチウムの総量って、どのくらい
なんだろう。

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タクトスイッチ接触不良

はじめてのロータリーエンコーダー を制御している試験回路
基板に乗せた「タクトスイッチ」、これが接触不良に。
   ・・・作ってからまだ4ヶ月
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この右側のが、『オンしないことがある』状態に。

このスイッチ、秋月電子通商の100個詰め合わせ
12
安価で実験用に便利だからと買ってありました。
右側のだけアウトになっているんですが、
「接触抵抗の増大」での接触不良ではなく、
「グニグニとボタンを押したらしたらちゃんとオンする」
という状態。
交換しちゃおうということで、2つとも基板から外しました。

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足の根元、ちょいと変色が気になります。
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室内で使っている(ほとんど放置)だけなんで、この変色は
気になります。

スイッチ四隅のポチポチをカッターで切り取ったら、
中の様子を観察できます。
15

固定側接点も円盤側もそんなにひどいことにはなっていません。
ところが・・・ だめな方の接点を顕微鏡で見ると、何やら異物が
接点の盛り上がり部分に付着しているではありませんか。
顕微鏡で見ながら針先でつついたら、どっかに行っちゃった。
で、写真は異物の存在に気づく前に撮ったのから。
16a

接触抵抗の増大ではない接触不良、どうやら
これが悪さをして接触不良を起こしていたようです。

安価だし、文句も言えません。

※タクトスイッチ絡みのトラブル

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2018年10月20日 (土)

『配管設計者がバラす、原発の性能』

またまた図書館で借りてきた本。
    ※タイトルを「原発」で検索
・配管設計者がバラす、原発の性能
サブタイトルが「退くも進むも、そこは地獄の1丁目」。
20181020092942182_0002

「PWR」と「BWR」、どっちがエエねんを論じられてる・・・
自身を「設計者」と呼ばれてますんで、信頼できる本かと
思ったんですが・・・・
「第1章:原発との遭遇」からちょいと、アレレ?な記述が。
  『当時の東海1号炉・・・ その熱で金属ナトリウムを熱する。
   ・・・ 現在は水が主だが、当時東海1号炉の熱媒体は
   金属ナトリウムであった。』
ちょいちょい。
「東海1号機」って「黒鉛減速炭酸ガス冷却型原子炉」。
「ナトリウム」を冷却剤に使った炉って、日本じゃ「常陽」「もんじゅ」
の2炉だけでしょ。
そして、同じ章、13頁。
  『数年後、福井県敦賀原発「ふげん」の建設にあたっても・・・
  ・・・そこが東海原発と同型の原子炉(PWR)を採用したことも
  あって、・・・』
おいおい。
「ふげん」 は重水減速・軽水冷却、圧力管型で、通常の原子炉
(PWR、BWR)とはちょい違う。
   ※「ふげん」は仕事で絡んだんで。

まだある。 15頁。
  『もともとBWR原子力潜水艦用で、小型、軽量、効率的で

  合理的な原子炉であった。しかし、そこには安全性が欠如
  しており、福島第一原発事故で、BWRの想定された問題
  が問われている。』
文頭のBWR、誤植かと思ったんですが、後半の文から誤植じゃなく
勘違い:思い違いであることが分かります。
また、33頁にも
  『動力炉・核燃料開発事業団の大山彰先生の著書にも
   書かれているが、最初に開発されたのが加圧水型(PWR)で、
  その後、原子力潜水艦用に開発されたのが沸騰水型(BWR)
  である。・・・』
とあり、かんぺきに技術史を間違っておられます。
原子力潜水艦の炉型は「PWR」でっす。
ノーチラス号 に失礼です。  参:S1W炉  S2W炉


「PWRとBWR、どっちがエエねん?!」っという論議も面白いんですが、
「もっと安全な炉を作って動かしてみようぜ!」っとか
「やっぱ核融合やろ!」っという、「20世紀からの夢の実現」は
まだまだ遠いようです。 
言っちゃおう。
オリンピックに使う予算をかけたら、別の夢の実現に近づけたのかも
しれない。


※追記:ふげんについて
「原子炉圧力容器」は無い。  (格納容器はある)
炉心にある224本の圧力管それぞれに入っている燃料集合体が「燃え」(核分裂)る。
だもんで、PWRともBWRとも違う。
炉心の構造に限れば、チェルノブイリの黒鉛減速沸騰軽水圧力管型原子炉
近い。
    ふげん:減速材は重水
    チェルノブイリ:減速材は黒鉛
沸いた「湯」は、蒸気に分離して、そのままタービンを回す。
    PWRの蒸気発生器ではない
運転しながら燃料交換できる。
濃縮ウラン以外も燃料になる。 (天然ウランもプルトニウムも使える)
重水が高価。 
圧力管を出入りする配管(冷却水が通る)がむちゃ複雑。

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2018年10月18日 (木)

『建設現場 災害事例集』

電子回路設計の仕事、たまには「現場」(工場が多いか)へも行くんですが、
「建設現場」となると、危険度が違います。

図書館で借りてきた「建設現場 災害事例集」 、いやというほど
(この本では155例)事故の例がイラストで紹介されています。
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ベテランも新人も、作業員も職長も。
「90m落下」とか「履帯に巻き込まれ」とか
「現場の仮設トイレに入っていたらその上にクレーンが転倒」
とか、「ぞぞぞぞ」っとなる事例が紹介されています。

『建設現場災害事例』
で画像検索したら、この本のも出てきます。
みなさん、どうかご安全に。

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文鎮:クリップ先端のゴム、再び

ひさしぶりの文鎮:ハンダ付け補助ツール ネタ。
※あれこれ

・SUS304の募集、あともうちょいで足踏み中

・形状違いの素材、佐藤テック君が忙しくて停止
2018年06月20日:文鎮:ハンダ付け補助ツ-ル …形状違いの素材

・リン青銅、3つ残ったまま
2018年05月24日:文鎮:ハンダ付け補助ツ-ル …最後のリン青銅できあがり

で、今日は文鎮・クリップ先端に付けるゴムの話。
複数のバナナプラグや電線を挟み込むとき、クリップじか
じゃなく、弾性のあるゴムを付けていた方が良いぞ、というのは、
2018年03月20日:文鎮:ハンダ付け補助ツールのクリップにゴム板を

で、紹介しました。
この時は、ゴムの薄板を接着剤でクリップの先端にくっつけています。
その後、何か良いものは・・・っと、探して見つけたのが下の二つ。

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左側が玉造の「ロイホ:ロイヤルホームセンター」で見つけた「溝ゴム」。
型番がKGV1-100W  …伝票の札にはKGV1-100Hと。
材質が「EPDMゴム」。 1m単位で買えました。

右のが、ミスミで見つけた「トリム」という名の保護材。
型番 TRAT 0.4-B-5-L1   (Lは全長)
こっちの材質は「熱可塑性エラストマー」で、ちょいと高温に弱い。
トリムには金属板が仕込まれていて、しっかりと食い込みます。

クリップに付けると、こんな感じ。
クリップの先端を挟み込みます。

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左から、「溝ゴム」 「トリム」 「2mm板ゴム」。
しかし・・・
厚みが増すんですよね。
ミノムシクリップをハンダするときなど、口を大きく開けなければなりません。

板ゴムだと
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溝ゴム
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厚みを測ってみると、
  ・板ゴム  2.3mm  ゴム厚2mm+クリップ厚み
  ・溝ゴム  4.3mm
  ・トリム  5.0mm

接着不要な溝ゴムとトリム、取り外しも可能なんですが
ちょいと厚い!っという感じです。

ゴムをクリップ先端に付けると、多芯ケーブルを予備ハンダすると
きなど、グラグラせずしっかり挟み込めます。

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2018年10月16日 (火)

「2次電池」の語源

昔の記事で「2次電池の2次ってなにやねん?」を
話題にしたことがあります。

2006年07月08日:2次電池は一般的呼称か?
アイザック・アシモフさんまで引っ張り出して・・・

で、先日のトラ技別冊
の「電池に関する用語解説」にこんな内容が出ていました。
この疑問への回答かと。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●2次電池(secondary-battery)
放電しても充電すれば繰り返して使用
できる電池を言う。蓄電池(storage
battery)、充電池とも呼ばれる。
語源は、2次電池は放電状態で組み立
てられ、充電で活性物質を活性化して
電池になるが、この活性化や充電に1次
電池が使われていたことから、2次的な
電池と定義
された経緯がある。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ということで、アシモフさんの本を引っ張り出した記事に
対する水魚堂・岡田さんのコメントが大正解となりました。


======================
◆再掲:2009年09月21日(月) 07:54 by 水魚堂 岡田
  充電式電池が発明された当時は電池で電池を
充電していたので、PrimaryとSecondaryという
呼び名になったという説がありました。
  本当かな、と思って調べてみました。
  発電機の発明より、二次電池の発明の方が
ずっと後です。でも、商用電源が整備されるの
は、もっと後です。
  学者さんが実験で使うぶんには、充電式電池を
電池で充電していたのは本当なのかもしれま
せん。
======================

※そうそう。 言葉の歴史、次の二つが解決していません(笑)

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2018年10月15日 (月)

ベータのビデオテープを再生したい

地車(だんじり)メンバーからのHelp!
『大昔に撮った地車のビデオ、ベータのテープに
 入ってるんだが、デッキが壊れてて再生できない。
 動くベータのビデオデッキ、どこかにないだろか?』
ということなんですが・・・

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2018年10月11日 (木)

パナソニック「HCリレー」廃番に!

とあるパワー回路の修理で使っているパナソニックのHCリレー
2018年9月末で全品種廃番
です。

Cap001

代替品無し!
修理に必要なリレー、端子幅「0.9mm」というものを使っていて、
もともとこれは標準品じゃありません。
   ※わたしとこの設計じゃないんで
これまでも、納期が1~2ヶ月必要でした。

この端子幅が特殊じゃなかったらオムロンのMYリレーでもokなんですが、
基板の穴寸法が0.9mmに合わせて作ってあって、どうにもこうにも・・・・
修理用の在庫、10個ほど。
   ※9月25日に20個注文したんだけど、これは入ってくるのかな?
※関連
パナソニック・HCリレー、通常のハンダ付け端子品(右側)と
幅狭端子品の違い。  (なんでこれを選んだんだ!っと)
11

拡大↓
12

修理する基板のスルーホール(両面基板)、左側の
端子しか入らないんです。
入荷の具合で通常品の端子品しか無い時は、1.5mmの
端子を細く削って対応したこともありました。

で、その後。  代品をあれこれ調べてましたら
オムロンの共用ソケットで細い足のを発見。
「PY08-02」で、端子の幅が1.0mm
P1
P2
修理する基板、不良リレーを抜いた後にこのソケットを入れ、
オムロン「MY-2」リレーを挿入すれば解決できるかも。
次回、修理依頼があった時に試してみます。


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魔法の言葉「volatile」

割り込み関連プログラミングの説明のため、ちょいと昔の記事を
発掘してきましたんで紹介しておきます。
※状況
・8bitマイコンでの処理。
・割り込み内で多バイトデータを処理したい。
・一度に処理できるのが1バイトの8bitマイコンなんで、
 wordとかlongの値だと、メイン側での読み書き処理中
 に割り込みが入ると値をミスするかもしれない。
・メイン側での読み書き中は、割り込み禁止状態にして
 おかなくちゃならない。
・メイン側でのwordデータの読み書きの直前に割り込み禁止に
 して、処理後、割り込み有効状態を元に戻す処理が必要。
  ※8bitマイコンでもZ80なんかだと2バイトのロード、ストア命令
   があるんで、2バイト値までだったら気にしなくて済みそう
   なんですが・・・
   しかし、、、2バイトの値を加工してメモリーに戻す時に、割り
   込み内の処理と競合するかもしれません。
   やはり割り込み禁止状態は必須。

こんなとき、処理する変数に「volatile」を付けておかないダメだっ
というお話しです。

ちなみに・・・・ Z80の割り込み処理に関してはこんな注意も!
Z80・割り込みフラグの不具合に関するレポートの詳細情報 : Vector

「プロセッサ:1989年3月号、9月号に載せてもらった記事(テキスト)です。

※Z80のWikipaediaに
Z80 - Wikipedia の脚注[4]にこのリンクと私の名が出てました。
さっき、初めて知った(喜)。


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2018年10月 9日 (火)

SF小説 『七人のイヴ』  Q符号が出てくるよ

ハヤカワSFシリーズの七人のイヴ Ⅰ~Ⅲ

※いつものように図書館で。 表紙はⅢだけ
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いわゆる人類滅亡小説
「書評は検索結果をどうぞ」なんですが、珍しく「アマチュア無線・
モールスによる通信の場面」が出てきます。
残された地表と宇宙(ISS)をモールスで。
そして「Q符号」も。


「七人のイヴ Ⅲ」は、絶滅から5000年後の話なんですが、
ここにも「Q符号」が登場します。

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リチウムイオン電池の現状がよく分かる!

トランジスタ技術2018年11月号 の別冊「アナログウェアNo.7」が
リチウムイオン電池を特集しています。
10
10a
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リチウムイオン電池の歴史、現状、構造、製造工程、検査工程
から、劣化の原因や発火事故の原因についても詳しく解説。
X線写真や内部構造写真(モノクロだけど)は必見。

著者は江田 信夫さん

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2018年10月 3日 (水)

東洋シャッター電波リモコン TS-2Cの電波

修理の終わった東洋シャッター電波リモコン TS-2C 、その送出電波です。
310MHz帯でFM変調。
RF Explorer で見ると、こんな電波になっています。
11_2

送信回路への制御データをオシロで見ると・・・
  ch1が変調出力(送出制御コード)
  ch2が送信オン指令
12

1mSと2mS周期の方形波で変調しています。
一連の制御コードは最小サイクルが248ビット(31バイト)。
送出するタイミングでコードを変えているようです。


FM変調波を電波チェッカー で聞いても面白くありません。
LEDレベルメータでキャリアーが出ているのが分かるだけで、
変調音は聞こえません。


※TS-2Cの送出コードを調べた方法をまとめておきました。
  ・http://act-ele.c.ooco.jp/jisaku/ts2cpls/TS2C_PLS.zip
Arduino UNOを使って、リモコン・マイコンが出す信号を
読み取っています。


※さまざまな電子機器、電子回路の修理依頼について:(有)アクト電子

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村田のセラロックCSTCR

上段のが故障品で、基板から取り外したもの。
下段の裏表にしたのが現行品です。
11
ずいぶん小さくなっています。
これをなんとか、基板にハンダ付け。

修理依頼のリモコン、ちゃんと制御コードを出力するように
なりました。
でも、実物シャッターでの動作確認はユーザーさんにお願
いするしかありません。

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2018年10月 1日 (月)

夢・・・危機一髪! ワニに襲われる

過去、ブログで何度か「夢」の話をしてますが、先日はこんなの…

・とある天気の良い休みの日。
・女房と息子たちは出かけてて家にいない。 私は留守番。
ペコ(我が家のトイプードル)と部屋の中で遊んでいたら…
・庭から「ワニ」が出現。 唐突に! なぜワニ?
・ワニ、ノソノソと部屋の中に入ってくる。
・ペコは「ワンワン」「ガルル~」っと防御。
・ワニに向かって行こうとするんだけれども、大きさが違う。
ピピ(我が家のコザクラインコ)は、三次元移動できるんで、
 大丈夫。 大声で鳴いている。
・あたしとペコ、奥の部屋に逃げる。
・携帯電話で助けを呼ぼうとするも、携帯電話はワニが来た部屋に
 置いたまま。
・扉を閉めて、ワニが入ってこないように頑張るが、ペコがワンワン
 言うものだから、ワニの気ははこっちに。
・ワニ、爪で扉をガリガリ。
・ピピが「ピピピっ」っと鳴いてワニの周囲を飛び回っているのが聞
 こえるけど、どうしようもできない。
・もうあかん。っというところで目が覚めました。

危機一髪、絶体絶命の夢、なかなか面白いです。

※過去記事

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