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2018年9月27日 (木)

東洋シャッター 電波リモコン TS-2C

作動不良でお預かりした東洋シャッターのTS-2C 、故障原因は
「セラロック」のようです。
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制御マイコンはNEC製。
電源を投入してもクロックが発振しないという症状。

マイコンが動き初めてからスイッチ入力待ちのスタンバイ
状態にならないものだから、ず~っと電源電流が流れて
しまい、電池がカラっけつになってしまいます。

電源(電池)電圧を監視するリセット検出ICはちゃんと動い
ています。
セラロック発振子なんて、一生ものの部品かと思っていま
した。
その部品不良。
リモコンを落としたときに加わった振動の影響があるのか
もしれません。
こんな中身です。
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周波数・形状違いですが、手持ちのセラロックに取り替えたら
動き始めました。

しかし、これと同じサイズの発振子が無いのですよね。
村田のCSTLS だと、実装時の高さが微妙。
   ※ゴム素材の外装に衝突して押されるとまずい。
これと同じ大きさの、現在は手に入らないようです。
形状が小さくなるんですが、CSTCR を使わなければ
しかたないようです。
部品の入荷を待って、最終動作確認です。


※昔のトラ技で
時計用水晶発振子(32.768kHz)の動作不良、発振回路の
駆動能力が大きすぎて、しばらく運転したら発振子がアウトに

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コメント

村田のセラロックCSTCR、入荷。
http://igarage.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/cstcr-6608.html
修理完了。

投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2018年10月 3日 (水) 13時20分

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