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2018年7月24日 (火)

「クリプトノミコン」 ガルバーニ電燭とは?

またまた図書館から借りてきた本。
  ・クリプトノミコン

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二次大戦の武器武装や通信手段(とりわけ暗号技術)とかを知ってないと面白くないでしょうなぁ。

※この本を楽しむには以下に関する予備知識が必要
・チューリング
・エニグマ
・ボンブ
ブレッチリーパーク
・素数の性質
・ボーコード
・ハフダフ

※また、こんな用語が出てきた時に「面白い!」っと思える感性が必要。
・ヘンシェルHs126
・ハリクラフターズ
・山本五十六、一式陸攻、P-38

で、この2巻の中に知らない技術が出てきました。

・本文では「ガルバーニ電燭」と記されている。
・照明器具。 電灯。
・球状のガラス瓶。
・腐食性液体:王水を使う。
・電極は炭素を削り出す。
・蝶ねじで調整。
・むちゃ明るいらしい。
炭素電極というと、アーク灯 を思い浮かべますが、持ち運びできるような記述です。
「ガルバーニ」といえばガルバニ電池 なわけですが、「王水」を使うでしょか?

ガルバーニ電燭」とう名、英文で調べれば出てくるかもしれませんが、日本語での検索ではどんなものか不明です。(英語表記が不明)
※関連

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コメント

https://en.m.wikipedia.org/wiki/History_of_the_battery#Dun_cell
たぶんこれのことですね、白熱灯用の電池のようです

投稿: | 2018年7月24日 (火) 23時47分

「Dun cell」の説明に「王水:aqua regia」(文中ではaqua regis)が出てきますね。

投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2018年7月25日 (水) 08時24分

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