MAX4003を使った電波チェッカ
MAX4003を使った電波チェッカ 、こんな回路で箱に入れました。
箱はタカチの「SW100S」。 100(D) x 35(H) x 65(W)mm。
電池消耗時と音出しによる電圧ドロップのことを考えて、電池3本にしています。
AFアンプはNJM2073でBTL駆動。
信号レベル表示は2段階。
ダイオード2つのVfでレベルを判定。
音とLEDのチカチカ具合で電波の様子がわかります。
基板の下にスピーカー。
電池ホルダーはフタに両面テープで固定。
単3電池ですんで、高さ方向がけっこうきついです。
MAX4003電源・GNDピン間(8pin-5pin)のパスコンはチップコンデンサで。
変換基板上のIC直近でどうやって付けるかが悩みどころ。
これ↓は、チップコンをIC上面に瞬間接着剤で仮固定してからリード線で8pinと5pinにハンダ。
この作業、顕微鏡が無いとむつかしいかと…。
出てくる音の様子、動画にしなくちゃ。
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コメント
仕事速くて丁寧ですね、見習いたいです。
LEDでレベル表示する回路は面倒臭いなーと思っていたのですが、リファレンス電圧をダイオードのVfを積み上げて作ればいいんですね。今度パクらせていただきます。
投稿: ラジオペンチ | 2018年5月12日 (土) 19時33分
ダイオードのVfを使うより、基準電圧ICとか低ドロップレギュレータを使ってその出力を抵抗分圧するほうが安定度は上がるかと。
ダイオードを微少電流域で使う場合、流す電流でVfが大きく変わります。
(図のR2の値)
電源電圧4.5Vで47kΩ、ダイオード二つだとこんな電圧です。
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2018年5月12日 (土) 21時19分
つつじが丘おもちゃ病院大泉です。
初めまして。
このような場面での信号処理はマイコンが適切でしょう。マイコン内蔵の基準電圧はデバイスの動作電源電圧範囲で校正されていますから、電源電圧が変動してもADCの誤差は生じません。
マイコンを使う最大のメリットは表示スケールが自由に設定できるということです。ソフト処理ですから、やってみて表示が気に入らなければ何度でも変更できます。
HRHさんがATtiny13A(@50円)で表示部を作っていますので、参考になると思います。
https://hrh3.blogspot.jp/2017/10/blog-post.html
投稿: 大泉茂幸 | 2018年5月13日 (日) 16時35分
大泉さん、コメントどうもです。
2011年にスタートした「大阪東成おもちゃ病院」、もう7年目です。
http://act-ele.c.ooco.jp/omocha/omocha.htm
修理したおもちゃ(修理できず品も含めて)、800件を超えました。
「月に一回」のボランティア活動とすれば、なかなかのもんじゃないかと考えています。
で、マイコンで処理させるか、ハードでやるかの判断、それは適材適所かと。
今回のように、電波強度表示LEDがH/L2つなら、作ったこの回路あたりが「手軽」かと。
LED数がこれより多いとか、ピーク値の処理が欲しいとなると「マイコンが有利」かと。
ただ、デバイスの価格に関しては、「極端でないかぎり気にしない」というのが、私の設計方針での姿勢です。
(プロの事案でもアマチュアの製作でも)
これもほんとに適材適所かと。
ソフトかハードか、ということならこのあたりが私の考えです。
※導通チェッカーあれこれ、過去に遡って
http://act-ele.c.ooco.jp/bzm/bzm1.htm
http://act-ele.c.ooco.jp/buzzer/bzz1.htm
http://act-ele.c.ooco.jp/blogroot/igarage/article/4223.html
http://igarage.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/10-7e59.html
http://igarage.cocolog-nifty.com/blog/2018/02/post-de9f.html
発端は1996年、トラ技に掲載してもらった私の記事。
20年以上たってもあれこれ、思案しています。
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2018年5月13日 (日) 22時57分
「居酒屋ガレージ」=「アクト電子」だったんですか。
そうとはつゆ知らず、とんでもない釈迦に説法になってしまいましたね。大変失礼致しました。コメントの流れからつい反応してしまいました。
また、「大阪東成おもちゃ病院」のご紹介もいただき有難う御座いました。
投稿: 大泉茂幸 | 2018年5月14日 (月) 07時05分
ラジオペンチさん、電源電圧と直列抵抗の関係、こんな感じです。
・ダイオード(1SS133)2個直列でのVf
100kΩ 47kΩ 10kΩ 4.7kΩ
5.0V 0.93V 1.00V 1.14V 1.20V
4.5V 0.92V 0.99V 1.12V 1.19V
4.0V 0.91V 0.98V 1.11V 1.18V
3.5V 0.89V 0.96V 1.10V 1.16V
3.0V 0.87V 0.94V 1.07V 1.14V
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2018年5月14日 (月) 08時38分
大泉さん。
はい。 昔から「居酒屋ガレージ」=「アクト電子」。
居酒屋ガレージは私の自宅ガレージ。
(有)アクト電子は私の仕事場。
※zaqとniftyのHP閉鎖騒ぎで、まとめてあったのがグタグタに。
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2018年5月14日 (月) 08時40分
ダイオードのVf了解です。
こういうテーブルがすぐに出てくるのはすばらしいです。
私なら実測w
投稿: ラジオペンチ | 2018年5月14日 (月) 10時25分
はい。 これ、実測値です(笑)。
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2018年5月14日 (月) 10時49分
YouTubeとニコ動に、まとめ動画をアップしました。
音の様子を見てもらえるかと。
https://youtu.be/ff6GlO2yE4k
http://www.nicovideo.jp/watch/sm33213302
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2018年5月16日 (水) 09時09分
CPU.BACHさんとこでも、電波チェッカーの工作が始まってます。
https://blog.goo.ne.jp/cpu_bach/e/8c0fbcf41ae6baa1a63795047a1f2c31
こちらから出て行った「Sメーター」が使われています。
http://act-ele.c.ooco.jp/blogroot/igarage/article/17.html
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2018年5月24日 (木) 09時22分
電波レベル表示回路案。
http://igarage.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-558d.html
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2018年5月31日 (木) 13時38分