私の仕事場:アクト電子で頒布している「マイコン型導通チェッカー」 、完成品の組み立て依頼 があったんで、余分に製作しておきました。
(アンプ無しタイプ完成品を10セット)

即納可能ですんで、どうぞご利用を。
※もちろんキットもokです。
全国どこでも「164円」で配送できる「クリックポスト」 でもお送りできるようにしましたので、運賃+代引手数料の負担がずいぶんましになっています。
※クリックポストの代金が198円に値上がりしまています。
このマイコン型導通チェッカー、頒布を始めたのが2008年 。
今年で10年目になります。
これの出発点が、トラ技1996年7月号に掲載してもらったオートパワーオフ機能付きの導通チェッカー。
下の写真、右端のがそれです。
単3×4本の電池ボックスを使い、電池2本分のスペースに回路を仕込みました。
ですんで、電源は単3電池2本。

その後、便利だからと基板化に向けて作業しだしたのが2003年。
そのケースとして選んだのがダイソーの100円ラジオ でした。
右から二つ目がその試作回路です。
ユニバーサル基板で手組みしています。
そして、左から二つ目が基板化後の様子。
ラジオの基板を取り外し、ケースと電池ボックス部を使います。
AMラジオ、FMラジオ、どちらでもOK。
ところが、2005年になると100円ラジオがダイソーから無くなっちゃったのです。
しかたなく代替品のケースということでタカチの「SW-95S」を選択。
なんとかこのケースに、100円ラジオの大きさに対応して作った基板が収まりました。
写真、左端がそれ。
その後、「もっと便利に」ということで、電源オンスイッチを無くしたマイコン型導通チェッカーを製作。
2008年から頒布を始めて、今日に至っています。

そして、検出抵抗値=1.0Ωを目指す で改良したのが2015年。
発送もクリックポストでと(それまではクロネコの代引)、利用してもらいやすくしました。
この導通チェッカー、1台あれば一生モノのツールとして配線チェックに役立ってくれるはずです。
回路図と制御プログラムはすべて公開しています。
このキット、ケース加工の難易度(丸穴だけ)と回路規模(部品・ハンダ付け点数)から、新人さんの研修にちょうど良いかなと思っています。
SW-95Sを使った導通チェッカーキット では、まとまった数の注文が春先になるとやってくるということが何年か続きました。
(その後、担当者が変わられたのか、無くなっちゃいましたけど)
マイコン型導通チェッカーキットでヤバい部品が「3本足の抵抗内蔵トランジスタ」。
東芝のRN1227とRN2202を使っていて、すでに廃品。
同列品は表面実装品になってしまって、TO-92相当のがありません。
これの手持ちが無くなったら、基板をやりかえなくちゃなりません。
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