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2018年2月 6日 (火)

ちょっと待て! 部品交換でのスカタン

空中浮遊リレー …誰がこんな修理を! とか、
FUSE:VOLTAGE SELECTOR の続きです。
「ビンテージ」な装置でして、こんなコンデンサ
「雲母蓄電器」が使われています。

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修理依頼されているこの装置、2台ありまして
1台目は修理完了ですでに出て行きました。
その1台目の写真がこれ。
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2台目の修理、私が手がける前、どなたかの手が加わっ
ていまして、灰色の0.1uFのオイルコンデンサがフィルムコン
に交換されていました。
劣化を心配しての処置かと思うんです。
その2台目の写真がこれ。
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状況から、両端の抵抗とオイルコンを交換されているようです。
しかし交換したフィルムコンの足をみると・・・

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裸のプリントパターンと接触しかけです。
  (微妙に空間があり、接触はしていません)
このコンデンサの足はGND。
そして、その下のパターンは「直流の高電圧」。
  (トランスからのAC500Vを整流)
こりゃアカンやろっと。
通電前に気が付きました。

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コメント

AC500V半波整流したあとの平滑でしょうか?
それにしては0.1μFで小さいですね。
左はブリーダ抵抗?
ついついパターンを追ってしまいます。
写真で近接している様子はわかりませんでしたが、
私はベークライト基板の吸湿による影響を心配しました。
それにしても高圧で使用した回路にしては、埃を吸着せず綺麗ですね。
使用部品は真空管テレビでよく見かけたコンデンサと同時代に見えました。抵抗はこれより後の時代に見えます。
何の回路の一部かとても気になります。

投稿: 高圧危険 | 2018年2月 6日 (火) 20時29分

モノはこれ↓
http://igarage.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-4b6d.html

0.1uFはスクリーングリッドのパスコン。
高圧のパターンはもろにプレート。
球は6CA7。

投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2018年2月 7日 (水) 14時16分

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