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2018年2月

2018年2月28日 (水)

音の出る低周波アンプ・・・どっかにあったはず~

ちょいと実験で「音を出したい」ということになりまして、スピーカの付いた低周波アンプを探していたら、こんなのを発掘。

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間違いなく作った記憶はあります。
それもずいぶん前のこと。
なにより、スピーカ全面の穴が怪しい。

おそらく・・・
・ナイロンターミナルの黄・黒が低周波入力。
・それを左側のボリュームで絞って音が出る。

問題は二つのイヤホンジャック。
「キー」と「A」とマジックで汚い文字が・・・

『なんだったけ~』っと試してみました。
「A」のほうは普通にモノラルの入力。
イヤホンプラグを挿して、チップ部を押さえると「ブ~~~」。

そして、「キー」のほうは、短絡させると発振音が出ました。
これ、アンプじゃなく、モールスの練習機でした。
だもんで、黄・黒のターミナルには電鍵をつなぎます。
  ※アンプとしても使えるんで、とりあえずはOK。

で、一応、中を確認。
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アンプ部の回路、基板をエッチングして作っています。
私がこんなことをしてたのって1970年代。

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電線の接続にはハトメを使ってます。
ほんと、昔ですわ~。
アンプは「LM380」。
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そして、モールスの発振部はユニバーサル基板に手組み。
アンプ部を作った時期と、それをモールス練習機に改造した時期とは異なるようです。
使っている積セラが新しい。

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NANDゲート、C-MOSの4011で発振回路を組んで、CRのLPFを通して方形波をなまらせています。
ちゃんと「4011UB」を使ってますなぁ。

ということで、とりあえず音の出る低周波アンプとしてちゃんと使えました。

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2018年2月26日 (月)

ダイソーの400円LED電球、まだ大丈夫

ダイソーの400円LED電球 、点灯実験を始めたのが2月17日(土)。
1週間経過しましたが、照度センサーの値(10bit A/D値)では、ほとんど変化はありません。

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窓から入る光や、おそらく周囲温度の影響などで、±2ほどの変化は見られますが、劣化の兆候はありません。
はてさて、興味津々。

昔は、こんなことがありましたんで。
できるかな? 白色LEDの輝度劣化をとらえる #5 : 2013年01月11日

★LEDの劣化:居酒屋ガレージ日記のまとめ

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2018年2月24日 (土)

愛用電卓、アウト!

愛用してきましたキヤノンの関数電卓「F-73P」がアウトに。
電源スイッチ端子や電池部などを清掃しても、パワーオンしなく
なっちゃいました。
長い間、ありがとう・・・・

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代打は、なんぎな日記 さんとこから来た「TI-30XA」。

なんでF-73Pを使ってきたかという理由が、ワンタッチでの「1/X」。
これができる関数電卓が少ないんです。
1/X操作、ファンクションキーを押しからというのがほとんで、ワンタッチの1/X、ほんとに見当たりません。
キーが山盛りの、高機能関数電卓には「1/X」キーがありますが、これの入力方法が嫌い。
だもんで、代替機を探しているんですが、なかなか巡り会えません。
TI-30XA、「1/X」もあるし「パイ」もあるしで申し分ないんですが、残念ながら「16進計算」ができません。
指数表示の切り替えが2タッチになるのと合わせて、非常に悔しい。

今となっては、スマホのあぷりがいいんかなぁ~。
私の携帯電話、スマホじゃないし。

※過去記事など
現用中の関数電卓
シャープ製関数電卓EL-9300放出
ロケットガール第二話  …2度と普通の電卓が使えないカラダにしてやるから覚悟しろ
solar powerじゃなかった
逆ポーランド - 7J3AOZ's Hamlife
HP-16C 2005-10-04 - ランチアデルタとエスプレッソにはまる日々

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2018年2月22日 (木)

ローランド ミキシングアンプ「VX-55」修理!

PM-802MEの修理が無事に完了し、佐藤テック君が依頼先に持って行ったら、依頼者さん、『これ、捨てようと思ってるねんけど…』っと…

もったいないからと、佐藤テック君が引き取ってきました。
ローランド のアンプ VX-55

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入力は6チャンネル。
右に写ってる「大阪魂 パーツクリーナー」は、今回も活躍しました。

上面に付いた持ち手を支える金具にも「ローランド」のマーク。
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電源スイッチも、「なるほど」。
中央が「OFF」で、上下どちらでも「ON」。
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パネルの裏を見ると「なぜ?」がわかります。

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AC100V入力のL1とL2を入れ替えれるようになっています。
電源からの「誘導ハム」対策なんでしょう。
  ※日本のコンセントにはアース端子が無い。

おもしろいのが、「リバーブユニット」。
純アナログのスプリング。

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パワーアンプはSTK078 が二つ。
左右のスピーカを駆動するわけですが、入力がモノラルなんでステレオじゃありません。

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ボリュームの「ガリ」を直し、あれこれチェックしていたら3チャンネルだけ動作しません。
「どれどれ。 ちょいと基板を観察」っと、じっくり見てみたら…
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コンデンサの足のハンダ不良(クラックで接触していない)を発見!
これを手直ししたら、全チャンネルがokとなりました。
ビールや日本酒、一杯飲みしながらの作業でした。

※佐藤テック君がVX-55の取説PDF を見つけてきました。

さまざまな電子機器、電子回路の修理依頼について:(有)アクト電子

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「皮相電力」を測定しているぞ

ラジオペンチ ダイソーの500円モバイルバッテリー (回路調査)
見て、訪問したページが
mitok(ミトク) - 身近なオイシイもの・イイもの検証サイト

ダイソーの500円モバイルバッテリー の評価、ここでもされています。
   ・ダイソーの「500円モバイルバッテリー」をガチ検証してみた結果 - mitok(ミトク

で、このページを見てますと、この記事の筆者が持つ
「電気」の知識に、ちょいと疑問がぁぁぁ。

内容は「LED電球」の評価。
例えば、
  ・ダイソーの「300円LED電球」は買っても大丈夫か? ガチ検証してみたところ……
  ・【ガチ検証】LED電球を買うならどれがおすすめ? 6モデル(40形相当)の性能を調べてみた

電球を解体して、LEDに加わる電圧や流れる電流を測定されています。
   ※その探究心には頭が下がります
しかし、問題は「消費電力」の測定。

性能比較のための表。  例えば、
    ・ダイソー      ・6モデル
これのダイソーのをキャプチャー。

Cap086

「実測電力 AC (W)」は「実測電流 AC (mA AC)」の値に電源電圧の
「100V」を乗じて計算されているのが分かります。
   (4桁~5桁のAC電流測定値!)

測定方法ですが,

  ② 消費電力検証
  100V部とLED部に電流計を接続し、電流値から消費電力と
  電源効率を算出。検証にはKEYSIGHT社製34461A 6.5桁
  デジタルマルチメータ(DMM)を使用。


と、記されていますのでメータで読み取った交流電流の実効値
に電圧100Vを乗じられて電力を計算されたのは間違いないで
しょう。
これ、この計算で出てくるのは皮相電力
単位は「W」じゃなく「VA」です。

単純な抵抗負荷
ならこれでいいんですが、つながっているのは
LED電球というなかなかやっかいな挙動をする負荷です。

瞬時電力の積算で求める「有効電力」(これの単位が「W」)
測定しないと、電気料金に反映される実力値がわかりません。

ということで、測定器の選択ミスがせっかくのレポートをだいなし
にしています。

有効電力を測ってくれる計器で安いのって、どんなのがあるんでしょう?

※電気代を表示、てなのがあるみたいですけど、電子回路工作マニアに
  うけそうなのが見当たらないなぁ。

ワットチェッカープラス
  有効電力だけでなく、皮相電力、実効電流、電圧、力率なども
  表示してくれる。 でも、販売終了。


※関連 過去記事
ACアダプタ試験回路:一次側電流を
ACアダプタ試験回路:瞬時電圧電流を
ACアダプタ試験回路:電気は熱になるんです…


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2018年2月21日 (水)

アンプPM-802ME修理完了

PM-802ME、修理が終わりました。

LEEM製 ミキサー付パワーアンプPM-802ME
このスイッチのメーカーはどこ? 定格は?

基本は電源スイッチの破損。
しかし、それだけではありませんでした。
  ・右チャンネルのスピーカーから音は出るのに、
   左チャンネルがアウト。
  ・いっぱい付いているボリューム、ほとんどに「ガリ」。
  ・シャーシの底板を固定するためのM4の雌ネジ二つ、山がもげてた。

左チャンネルの音無しには悩みました。
  ・パワーアンプ部は左右とも生きていた。
   パワーアンプ基板への入力、左右を入れ替えると左も鳴った。
  ・ということは、ミキサー系の出力がおかしい。

原因はこれ。

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ミキサーとメインアンプを切り離せる構造になっているのです。
切り離さない時は、「MAIN IN」イヤホンジャックの切り替え接点がオンしていて、入出力がつながります。
左チャンネルのこの接触部分がアウトになっていて、パワーアンプ部に信号が入っていませんでした。

パネルのこのジャック。
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下側の「LEFT」「RETURN」「MAIN IN」と書かれているジャック。
どうにも接触が回復しなかったので(ジャックはパネル裏の基板に取り付けられていて、触れない)、このジャック部をスキップするようにして信号を渡しました。
   ※これ、使うことは無いやろうという判断で

ボリュームのガリ解消に活躍したんが「大阪魂」のパーツクリーナー
ダメ元で吹きかけたら、ガリが解消。

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ちょっとウソのよう。
いつまで持つかは不明です。

パネルの電源ランプ、元々は「赤色LED」だったんですが、ちょいとおしゃれに「青色」のに交換。

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内部の様子はこんな具合。

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見えているボリュームみんなに、
   「プシュー」  「つまみグリグリ」
これで、スムーズに可変できるようになりました。

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パワーアンプの電源は±48V。
リアパネル一面がヒートシンクになっています。

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2018年2月20日 (火)

「vsprintf()」で数値出力を

Arduinoのスケッチでの数値出力、皆さん「vsprintf()」を使ってられないんですよね。
液晶への表示で使うのは「lcd.print()」。
単純な文字を出すのには良いんですが、細かな数値フォーマットの指定はできません。
となると、「sprintf()」でいったん文字列に直してから、そのバッファを指定してlcd.print。
ちょっと不便です。

 

私の場合、いつも使っているのが可変長引数を用いた書式付き文字列変換「vsprintf」。
ピピちゃん温度計・ヒータ制御 の制御スケッチを見てもらえば応用例になるかと思いますが、簡単に解説。

 

/***** 書式付液晶表示   *****/
void lcdprintf(const char *s, ...)
{
va_list vp;     // 可変長引数の処理
char bff[40];    // バッファを確保
  va_start(vp, s);
  vsprintf(bff, s, vp);  // ←★
  lcd.print(bff);     // Serial.print(bff)にするとシリアル出力
  va_end(vp);
}
// ★ vsnprintf(bff, sizeof(bff), s, vp); を使うオーバーランしなくなる

 

変換した文字列を「lcd.print」で液晶へ表示するのは変わりませんが、「printf」のフォーマット指定をそのまま引数に書いて液晶に文字が出せます。
ピピちゃん温度計では、このようにして表示桁数を整えています。
ゼロサプレスするかしないかもおもいのまま。

 

/***** 温度表示  *****/
//  0 1 2 3 4 5 6 7  横8文字
// 12℃  H25  現在温度と最高温度
//      L22  最低温度
void disptemp(void)
{
  lcd.setCursor(0, 0);  // 1行目
  lcdprintf("%2d%c H%2d", tmp_now, CG_DO, tmp_hi);
  lcd.setCursor(5, 1);  // 2行目
  lcdprintf("L%2d", tmp_lo);
}
// CG_DOは℃のキャラクタ指定コード

/***** 時間表示   *****/
// 100分まで、100時間まで表示を区分
// 99m59 / 99h59 / 99d23 (143940分) 
void disptime(void)
{
long ct;
  lcd.setCursor(0, 1);   // 2行目左端
  if(chk_time < 100){     // 100分まで : 99m59s
    lcdprintf("%2ldm%02d", chk_time, chk_sec);
  }
  else if(chk_time < 6000){  // 100時間まで : 99h59m
    lcdprintf("%2ldh%02ld", chk_time / 60, chk_time % 60);
  }
  else{
    ct = chk_time / 60;   // 100時間以上は時にして
    if(ct > 2399)    ct = 2399;       // 100日までに
    lcdprintf("%2ldd%02ld", ct / 24, ct % 24); // 99d23h
  }
}

ただし、Arduinoでは「%f」(浮動小数点)の変換はできません。
dtostrf()で文字列に変換しなくちゃなりません。

 

例えば、Arduinoで作るパルスジェネレーターの高精度化ソフト  : ラジオペンチさん
から、簡易パルスジェネレータの製作(ソフト編)  : アキバ通いと旅さん
https://blog-imgs-118.fc2.com/v/a/b/vabenecosi/Simplified_PG_v5r3.txt
この中から・・・
void DispFreqD3(long d) {     // 周波数を小数点以下2桁xxxx.xxxHzで表示
 if (d < 1000000UL) {       // 上に空白があればその数だけスペースを埋める
  lcd.print(" ");
 }
 if (d < 100000UL) {
  lcd.print(" ");
 }
 if (d < 10000) {
  lcd.print(" ");
 }
 lcd.print(d / 1000);      // 整数部表示
 lcd.print(".");
 if ( (d % 1000) < 100) {    // 小数点以下1桁目がゼロなら
  lcd.print("0");        // ゼロを表示
 }
 if ( (d % 1000) < 10) {     // 小数点以下1-2桁目が両方ゼロなら
  lcd.print("0");        // 更にゼロを表示
 }
 lcd.print(d % 1000);      // 小数点以下を表示
 lcd.print("Hz");
}

この当たりの処理、「printf」系の関数(sprintf,vsprintf)を使えばもっと可読性良く書けるのじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。

============================
※I2Cインターフェース液晶 8文字x2行文字表示ライブラリ
 まとめておきました。
秋月のI2C液晶表示器 ACM0802C-NLW-BBW-IIC 文字表示ライブラリ
  「vsnprintf_P」を使った書式指定表示ルーチンをサンプルに入れておきました。

2021年7月8日:Arduinoの言語環境は「C++」。 vsprintf()で


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2018年2月19日 (月)

このスイッチのメーカーはどこ? 定格は?

LEEM製 ミキサー付パワーアンプPM-802ME の修理に使うスイッチを物色していたら、似たようななのが見つかり(パーツボックスから出現)ました。

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アンプのスイッチ穴にぴったりと入ります。

ところが、このスイッチの現物には「定格」や「メーカー名」が記されていません。
だもんで、単純に入れ替えるには若干(すごく)不安を感じます。

スイッチのサイドにはこんなマークが。

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どこのなんだろう。

左端の「M」だと、マクド、モスバーガ、モリナガ・・・ 食べ物ちゃう
モトローラ、マイクロチップ、松下、ミツミ、ミヤマ、ムラタ・・・

この足が内曲がりになった「M」、どこかで見たことがあるような・・・

※バラしてみた
11_2
(クリックで拡大↑)
トラブったSEOULのスイッチ、HE-8901とは構造が異なりました。

アンプPM-802ME修理完了

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2018年2月18日 (日)

LEEM製 ミキサー付パワーアンプPM-802ME

「電源が入らない」という故障内容。
LEEM製アンプ PM-802ME 。 150W x 2 (4Ω負荷)

11_3

12_2

POWERスイッチをオンしても、ONのLEDが点灯しません。
ケースを開けてチェックしたら・・・
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単純に電源スイッチの接触不良。
フロントパネルに押し込むタイプのスイッチなのに、電極部のベロに基板が付いてます。
だもんで、スイッチを外すにはこの基板のハンダを外さなくちゃなりません。
修理場所がガレージなので、電動ハンダ吸い取り器 じゃなくって、使うのは「スッポン」

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取り外したスイッチをバラしてみると・・・

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ありゃま、接触する電極がありません。
溶断しちゃってます。

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電源はスイッチングじゃなくトランス。
ブリッジダイオードで整流しています。

スイッチのメーカーと型番。

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検索すると・・・  HE-8901  ハングルが出てきます。

※ブランド名「SEOUL」、沈んだセオウル号 とは関係なさそうです。

※その後
・交換予定のスイッチに不安が・・・
アンプPM-802ME修理完了    無事に作業終了


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文鎮:ハンダ付け補助ツール 鉄/12mm厚 4つ

昨晩、佐藤テック君が、「端材が出たんで4つだけやけど」っと、
文鎮:ハンダ付け補助ツール を持ってきてくれました。
包んであった新聞紙をほどくと、油まみれの「鉄」。
11_2
12mm厚でメッキ無しです。
お代は、ひとつ『1000円』です。
お申し込みは、メールアドレスを記入の上(ちゃんと届くアドレスを)、
まずはこの記事に書き込みしてください。
   ※書き込みは匿名でokですんで。
   ※お届け先などはメールでやりとりします。
発送は「クリックポスト」。    代金は164円です。
  ※2つまで同梱可。
  ※クリップは付いていませんので65mm幅のを買ってください。

TMさんから1個 というリクエストが来てますんで、残数は3。

文鎮:ハンダ付け補助ツールまとめ

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ダイソーのLED電球 実験回路

ダイソーのLED電球、買ってきた・・・ で使う実験回路、こんなのです。

Led_lamp_test2
(クリックで拡大↑)

Arduino UNOからATmega328Pを抜き取ってきて使います。
  ※ブートローダが書かれている。
そして、Arduinoの開発環境でスケッチを書いて(描いて?)いきます。
ロームの照度センサー さえ入手できれば特殊なパーツはありません。
作ったユニバーサル基板、液晶を外せばこんなにシンプル。

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Arduinoのピンから電線を伸ばしてもokでしょう。

照度センサーの拡大↓
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これ、むちゃちっこいです。

最初は、もうちょっと豪勢な回路を考えていました。
(クリックで拡大↓)
A1

照度センサーに加えて温度センサーもつなげるように。
リチウム電池でバックアップしたリアルタイムクロックICと、
大容量な外付けEEPROMをI2Cでつないでっと、図を描いていました。
今回はそれを簡略化。 外付けICは無しでっとなりました。

★LEDの劣化:居酒屋ガレージ日記のまとめ

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2018年2月17日 (土)

ダイソーのLED電球、買ってきた・・・

「400円で売っている」 ということで、買ってきました。

型番がLDA8L-G-T/60W

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「60W相当」で「電球色」。 400円は税別です。
それを、ガレージのトイレ電球の代替として頭上に装着。
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しかし・・・ 怪しい金具と配線が伸びています。

5年ほど前、LED電球と白色LEDについてあれこれ実験していましたが、ZAQのHP、BLOG閉鎖騒ぎで、まとめていたデータが逸散してしまいました。
  ※データは残っていますが、まとめていたページが消えています。
例えば・・・
できるかな? 白色LEDの輝度劣化をとらえる
できるかな? 白色LEDの輝度劣化をとらえる #5

これをダイソーのLED電球でやってみようというもくろみです。
小さな白色LEDだと、塩ビ管の中に入れることができたので、実験していても邪魔にはなりません。
ところが、LED電球だと・・・「明るすぎる」「発熱する」
ということで、机上での実験は不可能。
そこで、実験の候補地がガレージのトイレとなりました。
頭上を見上げると・・・電球に怪しい仕掛け。

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L字金具の上面には照度センサー。
ロームのBH1603 を配置しています。
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LEDの先端から約50mmの直下位置にセンサーを配置。
センサーからの照度に比例した電流出力をマイコンのA/Dコンバータで読み取ります。

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これで、LED電球の長期的輝度変化を調べてみようというもくろみです。
使ったのはARDUINO UNOのATmega328。
1024バイトの内蔵EEPROMに、1日ごとの輝度データを書き込むということで、記録に残します。
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ガレージ・トイレのスイッチは常時オンに。
トイレ、むちゃ明るくなりました。

最大500日の変化を記録できるようにしています。
はてさて、どういう結果が出ますか。
測定は今夜からスタートです。

測定回路図

※ZAQのHP、BLOG閉鎖騒ぎで消えてしまった「LED劣化」に関するまとめを復活させておきました。
LEDの劣化 : 居酒屋ガレージ日記のまとめ

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2018年2月16日 (金)

22年前の製作物:電源がアウトに

私とこで作ったアナログ回路基板が「修理」で帰ってきました。
原因はオンボードのスイッチング電源。
アナログ回路用に±15Vを出力しています。
この電源がアウト!
22年前の納品物です。

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TDKラムダ じゃなく、ネミック・ラムダ のブランド名。

一次側に入れたヒューズが飛んでました。

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「200V」で動いてる装置ですんで
   「入れてて良かった、一次側ヒューズ」。
てなところです。

で、困ったのがこの電源の入手。
日本橋の実ショップや有名どころのオンラインショップにも無し。
代替できるものも含めてあれこれ探索。
200V入力という縛りがきつい。
結局は同製品  KWD5-1515 を選択することに。
代理店在庫 を調べると、「デジキー」に在庫有り!
助かりました。
今朝(というか深夜)、現地出荷の案内メールが届いていました。

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2018年2月13日 (火)

ピピちゃん温度計・ヒータ制御

コザクラインコのピピちゃん の鳥カゴ温度のチェックに
使っていたデジタル温度計。
女房が「調子悪い」っと言うので見てみたら、温度センサー
(サーミスタ)の電線をかじられていました。
長年使っていたものでして、液晶の接触もおかしいし、
廃棄に。

 

寒い夜を過ごす、ピピちゃんの鳥カゴ、厳重に保温してます。

 

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夜になると、電気座布団 をオンして保温。
鳥カゴの周囲も暖かく。
いつもチャートレコーダーをつないでおくわけには
いかないので、壊されたデジタル温度計を置いてい
たのです。

 

で、こんな温度計+ヒータ制御回路を作ってみました。

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現在温度と最高最低温度、それに確認後の経過時間を表示します。
箱左上の赤ボタンを押すと、時間をクリアして最高最低を現在温度に初期化。

設定したon/off温度でSSRを制御しながら、その後の最高最低温度を記録します。
翌朝、温度を確認したらボタンを押して時間クリアという手順。

回路図  (クリックで拡大↓)
A1

 

「Arduino UNO」のチップを乗せて制御しています。
電源はダイソーのACアダプタT362
これを殻割りして内部基板を取り出して、むき出しで使っています。

 

14

 

 

 

温度センサーはサーミスタ「103JT」。
「かじり」に負けないよう、熱収縮チューブで保護。
  (それでも負けそう… 金属管がいるかも)

 

制御温度(on温度、off温度)は半固定VRで設定。
on温度、off温度をそれぞれEEPROMに保存。

制御の「スケッチ」、アップしておきました。

※スケッチのアップ先↓
http://act-ele.c.ooco.jp/jisaku/pipiheater/pipi_heater1.zip

※回路の解説 かいつまんで

 

特徴的なのがサーミスタの接続。
ATmega328のVref=1.1VをOP-AMPでバッファして出力。
0.1%、10kΩの高精度抵抗との分圧比でサーミスタの抵抗値を測定。
電源電圧としなかったのは、サーミスタへの印加電圧が低い方が
自己発熱の影響を避けられるから。
   ※小型で応答が早い103JTだと自己発熱の影響が大きい
on/off温度設定用VRの読み出しもVrefに合わさないといけないので、
これもOP-AMPでバッファ。
使ったMCP6072 はレールtoレール入出力のOP-AMP。
オフセット電圧、0.15mVと優秀。
10bit A/Dなので、常温(25℃)付近だとざっと0.1℃分解能で測定
できるけど、表示と制御は1℃単位。
  (液晶表示器サイズで。8文字×2行なもんで)
抵抗値から温度への計算は、サーミスタの「温度-抵抗値表」から、
各ポイントでの「B定数」を毎回計算して温度を算出。

サーミスタのB定数
温度測定:サーミスタでの予備実験

EEPROMの読み書きルーチン、ネットから引っ張ってきたのが便利かも。
https://projectgus.com/2010/07/eeprom-access-with-arduino/
http://forum.arduino.cc/index.php?topic=128816.0

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2018年2月10日 (土)

LEADというファイルヘッダーが付いたBMPファイル

BMPファイルのファイルヘッダー文字は「BM」の2文字。

とある所からの相談(データのバックアップで)ファイル
タイプが「.BMP」なのに、中身がBMPフォーマットじゃ
ないファイルが出てきました。
 (サンプルはこちら↓ googleドライブにアップ)
https://drive.google.com/drive/folders/1H8jhxRh2TB0p6JqVRE-bN338koNNi-p6?usp=sharing

この中の「B1.BMP」がそれ。 ※B1.TXTはその16進ダンプ
ファイルサイズが93,202バイト。
おそらく、VGAサイズの画像データなんです。
先頭の128バイトがこんな具合。

adrs  +0 +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7 +8 +9 +A +B +C +D +E +F    0123456789ABCDEF
0000  4C 45 41 44 00 00 20 96 00 96 00 00 00 00 00 00    LEAD.. .........
0010  4B 02 E0 01 18 20 05 00 7D 1D 55 F5 DD CE 5F D1    K.... ..}.U.ンホ_ム
0020  3D 0A BB 2B 28 E2 D9 25 40 06 EE 15 73 18 2A 35    =.サ+(.ル%@...s.*5
0030  55 FD 8F F2 0D 9C BB 43 26 56 26 9D 4E 37 2A 84    U.....サC&V&.N7*.
0040  7F 80 10 05 58 7F 80 36 75 66 D5 45 D7 C7 C5 AC    ....X..6ufユEラヌナャ
0050  AD 84 F2 DA 37 0A B5 4B F4 7D 5E 31 28 C5 7F 80    ュ..レ7.オK.}^1(ナ..
0060  ED 67 2F 9F 9F 0F 2F C3 7E DF 1E 46 97 81 C2 37    .g/.../テ~゚.F..ツ7
0070  7C 38 B8 48 3C D9 62 F9 6F 62 36 7E 5F 55 3F FB    |8クH<ルb.ob6~_U?.

普通のBMPファイルだと、先頭はこうなっています。

adrs  +0 +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7 +8 +9 +A +B +C +D +E +F    0123456789ABCDEF
0000  42 4D 36 10 0E 00 00 00 00 00 36 00 00 00 28 00    BM6.......6...(.
0010  00 00 80 02 00 00 E0 01 00 00 01 00 18 00 00 00    ................
0020  00 00 00 10 0E 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00    ................
0030  00 00 00 00 00 00 01 00 01 00 00 01 00 00 01 00    ................
0040  02 02 00 02 01 00 01 00 00 02 01 00 03 01 00 01    ................
0050  00 00 01 00 00 02 01 00 01 01 00 01 01 00 00 01    ................
0060  00 02 05 00 01 04 00 00 03 00 00 03 00 02 03 00    ................
0070  00 02 00 00 02 00 01 03 00 02 04 00 00 03 00 00    ................

これは、VGAサイズ(640x480ドット、24bitカラー)の画像データです。
これは、ファイルサイズが921,654バイト。
おそらく、B1.BMPも同じ縦横サイズの画像データ。
圧縮されて1/10になっているようなんですが、はてさて。
PNGでもGIFでもないしJPEGでもTIFFでもなさそう。
秘密の圧縮ファイルなのかな。
はてさて・・・

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2018年2月 8日 (木)

コネクタのピン、雄雌が混ざったぁぁぁ

10年前にはこんなことがありました。
・Mixはキライだ  ←似たようなカラーコードの抵抗が混じった事故

今回は、コネクタの雄ピンと雌ピンが混じってしまった・・・
私の不注意。
パーツボックスのフタをきちんと閉めていなかったのが原因。
箱を持ち上げた時、斜めになって隣の区画に入れてあった
雄雌ピンがmix。
それぞれおよそ百本。

写真は混ざった雌ピンをざっと取り除いたところ。
上方は選別終了。
中央から下に、まだ雌ピンが混じっています。
(クリックで拡大↓)
21

お暇なら、探してみますか?

容器は豆腐の入れ物。 作業時の小物入れに便利です。
部品入れ
手植え

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2018年2月 6日 (火)

ちょっと待て! 部品交換でのスカタン

空中浮遊リレー …誰がこんな修理を! とか、
FUSE:VOLTAGE SELECTOR の続きです。
「ビンテージ」な装置でして、こんなコンデンサ
「雲母蓄電器」が使われています。

10

修理依頼されているこの装置、2台ありまして
1台目は修理完了ですでに出て行きました。
その1台目の写真がこれ。
11

2台目の修理、私が手がける前、どなたかの手が加わっ
ていまして、灰色の0.1uFのオイルコンデンサがフィルムコン
に交換されていました。
劣化を心配しての処置かと思うんです。
その2台目の写真がこれ。
12

状況から、両端の抵抗とオイルコンを交換されているようです。
しかし交換したフィルムコンの足をみると・・・

13

裸のプリントパターンと接触しかけです。
  (微妙に空間があり、接触はしていません)
このコンデンサの足はGND。
そして、その下のパターンは「直流の高電圧」。
  (トランスからのAC500Vを整流)
こりゃアカンやろっと。
通電前に気が付きました。

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2018年2月 5日 (月)

20年前に作った電源を改造

ちょいとした実験のために「外部から出力電圧制御できる+
出力電流をモニターできる電源」が必要に。
新たに組んでもよかったんですが、手持ちの実験用電源を
改造(回路を付加)することにしました。

11_2

元は単純なシリーズ電源。
電圧出力0~20Vで、電流は0.7Aで保護。
出力電圧は可変できますが、保護が働く電流は
一定という回路です。

もともと、外部から出力電圧を制御できるように
切り替えスイッチと入力端子は設けてありました。
この電源に電流モニター回路を付加したのです。

回路図(概略)↓  右上部が追加した電流検出回路。
A1
使ったICはマキシムのMAX4376T
ゲイン「20倍」のチップです。

ハイサイドに設けた電流検出抵抗から電流を検出して
電圧出力します。
  ※★電流検出アンプに関するメモ
電流検出抵抗はパネルの直流電流計(0.1Ω)を利用しました。
電流0.5Aで1V出力します。
電圧指示入力と電流モニター出力のGNDが共通に
できるので、オシロで観察するのに便利なわけです。

電源制御回路の空きスペースにピッチ変換基板を
貼り付けました。
12_2

過去に作った似たようなのがこれ。
  ・実験用定電流回路
入力電圧で出力電流を定電流制御しようというもの。
これも入出力のGNDを共通にするため、ややこしいことをして
います。

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100円ラジオのケース、まだ頑張ってます

旧バージョンの導通チェッカー 、これ、もともとは「ダイソーの100円ラジオ」
のケースに組み込むために設計製作したものです。
全盛が 2006年 あたり。

このラジオのケースに組み込んだ導通チェッカー、こちらに
残っているのはこの1台だけ。

11

その中身↓
12

マイコン型導通チェッカー に比べると、不便ではありますが
「マイコンいらずで作れる」というのがメリットかと思います。

さて、この最後の100ラジオ導通チェッカーにも先日の
自動パワーオン機能 (クリップ短絡で電源オン)を乗せておく
ことにしました。
リード線の引き出し位置がじゃまになるので、別に穴を
開けて通しました。

13

長年使って、リード線も堅くなってるしクリップの「口」も
へたってるしということで、コードとクリップを新品に交換
しておきました。 (黄・青の色は同じで)

※コード結び目部での断線、一度もありませんでした。

※オートパワーオフ時間、もっと短くする方がよいかな。
  時間はR5とC2で決まります。

そうそう。 部品箱をあさりますと、この旧バージョンキットの
残が1セット出てきました。
14

当時、2000円で頒布していたものです。
※ただし、ケースと電池ホルダーはありません。
    ケース:SW-95S(タカチ)
    電池ホルダー:MP-4-2(タカチ)
このキットの部品(基板含む) 、1セットだけですが、最後に
放出します。
クリックポスト」の代金(164円)別で「1,000円」(税込)でお願
いします。
一週間ほど待ちます。 (希望者多数だと抽選)

(匿名でかまいませんが、ちゃんと届くメールアドレスを記入
 してこの記事にコメントしてください)

他の頒布キット に同梱も可です。 ←別途相談で

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2018年2月 4日 (日)

緊急修理:キーエンスの液晶表示器 バックライト交換

青指仲間の「バネ屋」さんからの修理依頼。
金曜日の晩、みんなで一杯やっているとき、私の携帯電話に
かかってきました。
  『バネの仕上げ研磨をする機械。
   その表示器のバックライトが突然消えてもた。
   前から… 暗なったな~。 点けへんときもある。
   寿命やろなっと思ってた。
   これ、タッチパネルなもんで、液晶が見えへんと、
   機械が使われへん。
   なんとかならんかな~。』
っと。

で、土曜日の朝、工場へ行って表示器を引き上げてきました。
ものはキーエンスのMT-250
ずいぶん昔ので、すでに廃番。
その冷陰極管がアウトに。

11

バックライト OP-23977 の交換はできるようになっています。

12

液晶パネルの上下に各1本。
2本のCCFL管 で照らしています。

13

引き抜くと・・・
14

寿命の来た蛍光灯と同じように、先端部が黒くなっていました。
14a

ネットを探しても交換品が出てきません。
   ※CCFL管を売っている所は見つかりますが。
液晶表示器のメンテナンス用に置いてあるのから抜き取れば
使えそうなんですが、長さ違いで(もっと長い)使えません。

機械はすぐにでも動かしたいとのこと。
さてさて。 どうして修理したものか・・・

表示器の電源は「DC24V」。
「白色LEDなんとかできるかな?」っと考えて部品ストック
を見たら、使えそうなチップLEDがありました。
15

実測、20mAで3.5V。 5個直列だと17.5V。
330Ωの抵抗を直列に入れれば、DC24Vで点灯できます。
ユニバーサル基板を細く切って、1列に5個×2、計10個を
ハンダ付け。

16

あたりまえですが、光る、光る。

17

これを2列製作。

パネルのCCFL管を抜いたところに挿入。
  (周囲が樹脂パーツのようだったので絶縁は無し)
18

これで、復旧完了。
土曜の昼過ぎに工場へ持ち込み、動作確認。
なんとかなりました。

修理後(主装置につなぐ前)の表示↓
21
通信エラーが出ていますが、画面文字がちゃんと読み
取れるようになりました。


※ネットを探しても補修用部品が出てきません。
 みなさん、どうしているのか?

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2018年2月 2日 (金)

導通チェッカー改造

マイコン型導通チェッカー が出来てから、ほとんど出番が
無くなった 旧バージョンの導通チェッカー

マイコン型導通チェッカー、何が便利かと言うと
  「パワースイッチを押さなくてよい」
  「クリップを接触する(チェックを開始)だけでパワーオン」

音量が大きいことや抵抗値で報知音が変化するのも特徴ですが、
なんといってもこれが一番です。

チェックを始めたら勝手に電源がオン、チェックを終えたら
勝手にオフ。 電源の入り切りを意識する必要がありません。

たまに旧バージョンの導通チェッカーを使うと、電源スイッチを
押すのを忘れていて、「ありゃ? ピー鳴らない?」っと。
   ※旧バージョンの導通チェッカーでもオートパワーオフ
     機能は装備しています。

で、「いっぺんやってみたろ」っと思い立ったのが、
「旧バージョン導通チェッカーへの自動電源オン機能」
搭載です。

マイコン型と同じように、クリップ接触検出のためのコンパレータ
を設けて、それでパワーオンします。

こんな回路になります。

21

オープンコレクタ出力の低電流コンパレータICの手持ちが
無かったので、CMOS出力のを使ってデジトラを駆動しました。
マイコン型導通チェッカーの回路 と比べてもらうと、
検出の方法が分かるでしょうか。 (+/-入力が逆)
クリップの短絡を検出して、電源オンスイッチを押したのと
同じ働きをさせます。

  ※オープンコレクタ出力のコンパレータを使えば
    デジトラは不要です。

改造はこんな具合。
改造前。
B1

改造後。
B21

  ★「D6」はカットしてください!! 
     スイッチ押しでブザー報知するためのダイオードです。
     今回の改造では不要になります。

コンパレータIC部の拡大。
B3

両面テープで貼り付けて、5pin端子とGNDの接続で保持させて
います。

待機時(パワーオフ)の消費電流は約3μA。
追加抵抗R1とR2(3.3MΩ)に流れる電流とコンパレータIC
の電源電流です。

旧バージョンの導通チェッカー、最初の紹介がトランジスタ技術
1996年7月号。
「迷走電流による誤判断がない!イン・サーキット
 導通チェッカーの製作」
というタイトルでした。
基板化したのが2003年。頒布を始めたのが2004年。
当初は「100円ラジオ」のケースに組み込むというものでした。
15年を経ての機能アップということになります。

※参考
旧バージョン導通チェッカーでのダイオードの働き
     (なにせ、いっぱいダイオードが付いているんで)

※検索
私の電子工作作品集:導通チェッカー
導通テスター(あるいは導通チェッカー) - なんぎな日記
59.導通チェッカーの製作。:獣医さんの電子工作とパソコン研究室 
Junk & Band Life: 導通チェッカー
導通チェッカーその3(Continuity Tester #3)
体重と今日食べたもの:Japanino ArduinoISPで ATtiny13 で 導通テスタ 検討 (4/22)
導通チェッカー: ウチのジャンク箱

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2018年2月 1日 (木)

空中浮遊リレー …誰がこんな修理を!

「あれまぁ」な修理依頼品。
すでにどなたかの手が入っています。
その修理跡がこれ↓
11_2

廃番で入手できないからと、代替品のリレーが
使われています。
しかし、その接続が・・・
リレーが空中浮遊しております。
はてさて、どうしたものでしょね。

※2コのリレーはホットボンドでくっつけてあるん
 ですが、シャーシからは浮いている状態。
 リレー端子にハンダした電線で支えられています。
 ブラブラ状態で保持されていません。
 この修理方法はあかんやろ~ っと。

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バレーボール用得点表示器

小学校の女子バレーボールチームからの製作依頼物。

こんなリモコンで、バレーボールの得点表示。
Vb_rmcn1

使用マイコンは「Arduino」。
LEDを駆動。
Vb01

Arduino UNOから取り外したATMEGA328Pをユニバーサル基板
に実装。
Arduino UNOからの、リセット、TXD、RXD信号をつないで
プログラムをダウンロードします。

表示部の回路がこれ↓
Vb02
豆粒LEDが並んでいます。

概略の操作。
Vb03

セット中に2回とれるという「30秒タイム」の計時が手軽に
できるというのが特徴。
制御スケッチは別途ダウンロードできるようにしておきま
す。

※回路図とスケッチ↓  (解説は無し)
http://act-ele.c.ooco.jp/jisaku/pointdisp/vb_disp1.zip

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FUSE:VOLTAGE SELECTOR

なにやら見たことのない形状のヒューズ・ホルダーが付い
ています。
10

「VOLTAGE SELECTOR」っと。

パネルの裏を見ますと・・・   ↓ピンクがヒューズ
11

トランスの一次側タップを切り替えていました。
初めて見たパーツです。

検索すると・・・ VOLTAGE SELECTOR FUSE
https://www.schurter.com/en/Components/Catalog?(PG04)/1
https://www.ebay.com/itm/AKAI-X-360-RtoR-PARTS-line-voltage-selector-fuse-holder-/311951814465
http://www.ebay.com/bhp/voltage-selector

骨董的価値品なの?

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