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2018年1月

2018年1月31日 (水)

非常用ツール

たまに失敗するのが、コネクタへのピンの誤挿入。
「やってもた。 こっち、1ピンとちゃうやん」
ピンやハウジング、たくさんあれば良いんですが、
  …「もったいない」 なんとか抜いて使いたい
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雄ピンだと先の細いピンセットで、「抜け止めの跳ね返り」を
押さえれば、ピンを抜くことが可能です。
やっかいなのが、上のような雌ピン。
ピンセットでは、これのロック爪が押せません。

そこで登場するのが、 ピン引き抜き工具  ←ちゃんとしたの
これ、純正品はけっこう高価。

そんな時… アマチュア精神で役立つのがこれ。
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切断した「ロッドアンテナ」です。
寸法がうまく合えば… 雌コネクタの引き抜きツールに使えます。
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2018年1月30日 (火)

モーターのパワーが足らない

今日の修理。
AC100Vのリバーシブルモータ。
これの起動パワーが出ないという症状。
軸を指先で回してやると、続けて電気で回るという
具合。

「いったい何?」 「進相コンデンサの異常?」
「リレー接点の接触不良?」
あれこれやってみましたが、解決せず。
で、回路図を起こして追いかけてみると、原因は
基板裏面にハンダされていたこの抵抗。

21_2

「10Ω」のはずが「無限大」。
焼けて断線してました。

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焼け跡が微妙ですが、完全に断線。
これ、基板の裏面にくっつけてあったんで、焼け焦げを見逃し
ていました。
交換後は正常に動作。

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毎日新聞朝刊広告:夕方早くに寝すぎてるからやで

今朝の毎日新聞広告。

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『ぐっすり眠れない方へ』
  ・なかなか寝つけない。
  ・夜中に何度も目が覚める。
  ・朝、早く起きてしまう。

この広告のイラストから判明すること・・・

  ・三日月が絵の角度ということは、夕刻
      ※夏やったらまだ明るいで。
  ・きっと、夕方早くから寝過ぎてるんで、
   夜中に目が覚めるとか、朝に早起きするんだろうと。
  ・これは、ストレスとちゃう。
   はよ寝過ぎやって。
   おなかがすいて目が覚めるンとちゃう?
  ・早起きは三文の得でっせ。
   前向きにどうぞ。

※「月」に関する過去記事
「マリアの月」   …二日月が真夜中に  やめて~
「イケナイ宇宙学」
恒星は月より遠いぞ
「姪にあげたオルゴール」  めでたい系
これは金環日食のカタチです

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毎日新聞朝刊記事:UFO焼きそば

今朝の毎日新聞、「日清・カップ焼きそば」に「湯切りダム」が!
という記事。
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「3種類のダム」が出ているそうです。
新聞の写真は岡山の苫田ダム。 (拡大↓)
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このダム、2011年の春に訪れています。
・岡山一泊旅行:苫田ダム
堤体内の見学もできて、圧巻はダムの放流口真上にある
展望室。
まさに「UFO」の湯切り口。
なかなかの迫力でっす!

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2018年1月29日 (月)

「ごま油」にご注意!

とりあえず画像。

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右のが「そろそろ無くなってきたぞ」というごま油。
で、左のが、今夜、買ってきた「ごま油」。

ラベルをよく見ると・・・ 「ごま香油」
さらにじっくり見ると・・・
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「ごま油60%」と「なたね油40%」。
ごま油100%じゃない!!

「アル添酒」を「日本酒!」っと言われたような感覚!
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メーカーは「日清」。
だまされた~」・・・ 
   ちゃんと読まなかった「私」がスカタンだったと。

ちゃんとした「純ごま油」だとこんな表記。
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あきらかに「香り」が違います。
なんかしら、だまされたような気分でっす。

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2018年1月25日 (木)

出戻り修理:電動シャッター用リモコン

2015年3月に修理したリモコン 、これがまたおかしくなったっと
出戻ってきました。

電波が飛ばない原因はこのコイル。
Img20150312142950979

もともと電池の液漏れのせいで断線していたのですが、
修理した別の箇所にも断線が広がってました。

結局、このジャンピングワイヤー応用コイルは取り外して
しまい、コア材周囲にラッピング線を飛ばしてコイルを構成
するということで修理しました。

11_2

固定は、ホットボンドでペタペタと。

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電池のマイナス側スプリング電極も腐食がひどくって、
新しいものに交換。 (単4用電池ボックスからの取り外し品)

これでまたしばらく使ってもらえるかと思います。

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キュッ! としたくなる

黄色線の向こうは車道。 こっち側は歩道。

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ガードレール支柱に取り付けられた「結束バンド」。

「旗竿」をくくりつけていた名残かと想像するんですが、
キュッ!」としておきたい衝動に駆り立てられます(笑)。

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2018年1月23日 (火)

単位を書くんだ!

草津白根山の火山噴火、すでに犠牲者が出ていますので不謹慎かも
しれませんが、あえて・・・

帰宅後に見た毎日新聞夕刊のこの見出しに違和感!

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『噴石1キロ以上』という記述。

これ、「なぞなぞかいな?」という感覚です。
それは、1キロの単位は何?

  ・噴石だから重さのキログラム?
   キロトンではないなぁ。
  ・いや、飛んだ距離で1キロメートル?
  ・噴石の速度? 1km/h(毎時1km)は遅いし、
   1km/s(毎秒1km)だと音速超えるし。
  ・噴石の体積? キロリットルはデカい。
  ・噴石の個数? 1キロ=1000個  いや、1024個
  ・噴石落下の密度?
    1000個/アール? 1000個/ヘクタール?

  ・キロワットやキロボルト、キロバイトじゃないのはわかる。

記事を読み進みますと・・・
「鏡池付近から1キロ以上飛んでいる噴石も確認されたという」
ということで、単位は「メートル」。
この場合、単位を含めて「km」と書くのが正解でしょ。

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2018年1月21日 (日)

あらためてトラ技創刊号の探索願いをば

インフルB のゴタゴタ前、1月15日にCQ出版トランジスタ技術
編集部の方が来社+来店(ガレージへ)。
そこで、あらためてご依頼がありました。
『トランジスタ技術の創刊号を探して欲しい』っと。

1964年10月号の目次を引っ張り出しますと・・・

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★ 2017年9月16日  「古いトラ技」があれば・・・


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撃墜された~  インフルB

店主、インフルB罹患により、ガレージの閉店が
続いています。
  火曜   喉痛のため近所の耳鼻咽喉科へ
  水、木  仕事もしたし、開店したし
         しかし、木曜の深夜から発熱
  金曜   発熱で仕事休む。 ガレージ閉店!
  土曜   近所の内科でインフルB確定 閉店継続
  日曜   大分回復してきたけど…

家庭内パンデミックが心配。 → 女房もアウト!

  

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2018年1月18日 (木)

陸上自衛隊仕様ネジザウルス、登場!

エンジニア陸上自衛隊仕様ネジザウルス、登場!
っと!

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改造BQ-390での充電 「eneloop pro」

今回の実験のために買ってきたeneloop proがBK-3HCD(2500mAh)。
買ってきて最初の放電がこれ。

Pr00
(クリックで拡大↑)
放電器はいつもの自家製:1Ωの定抵抗放電

これを改造(電流検出抵抗を大きくした)BQ-390と
未改造BQ-390で充電。
電池電圧の変化をチャートレコーダ で記録します。

まず、1回目の充電。
Pp1

改造BQ-390のほうが、満充電検出前にタイムアウトで
充電を停止。
補充電は続けましたが、結果は充電不足です。
その放電結果↓
Pr01

推定容量から計算すると、未改造に比べると約90%しか
充電されていません。

続いて、2回目の充電。
Pp2

ありゃ?
電池の内部抵抗が増大したのでしょうか、Y軸の振れ幅
(充電タイミングで電圧が上昇)が両電池とも大きくなりました。
また、未改造BQ-390(記録2側)のΔV検出と、その後の
挙動がどうも不可思議です。

直後の放電結果がこれ↓
Pr02

途中停止のせいで、1回目と同じように90%ほどの容量
になっています。

ということで、BQ-390ではeneloop proの実験は継続できずです。
どうしたもんでしょね。

充電電流低減実験に改造できそうな手持ちの充電器は
「BQ-CC21」。
これの電流検出抵抗が「33mΩ」。
0.1Ωの抵抗を2パラにしてつければ、50mΩに
なるんで、電流は1/1.5。
この充電器のタイムアウト時間がどうなっているか?
はて、どうしたものか・・・。

※関連
改造BQ-390での充電 「ReVOLTES」
BQ-390の電流検出抵抗 プリントパターンが?

※追記 : BQ-CC21の改造 充電電流を2/3に
BQ-CC21の中身

BQ-CC21の電流検出抵抗がこれ↓
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このR29。 0.033Ω。
これを0.05Ω(0.1Ωパラ)にすれば電流がおよそ
2/3に減少するはず。
  ※上にR30が単4用の抵抗 これが直列になる

試した結果がこのチャート。
Pp3
   (クリックで拡大↑)
残念ながらΔV検出前にタイムアウトで充電停止。
BQ-390は168分でしたが、BQ-CC21は180分。
大容量電池へ向けての対応でしょうか、少し(7%ほど)
長くなりました。
それでも満充電には達していませので、放電させると
こんなグラフになります。
   ※1Ω抵抗での放電
Pr03
   (クリックで拡大↑)
推定容量ではわずか6%の差ですが、満充電には
至っていません。

はてさて。
 「充電流を減らした時の比較」、「1.0V」の放電終止電圧
では、BQ-CC21でも出来ないことが判明しました。

放電終止電圧を「1.1V」にすると、改造なんとか満充電できそうです。
だもんで、オリジナルBQ-390と充電電流2/3低減BQ-390で充電を
行い、「1.1Vで放電停止」という条件で実験を続けたいと思います。

※これでエネループ・プロの何が分かるか?

・以前の充放電実験では、
   BQ-CC21カバーありだと96回、
   カバー無しだと135回の充放電でアウトに。
      参:BQ-CC21でのエネループプロ
   それがBQ-390だとどうなるか?

・放電終止電圧を上げることで、充電、放電とも
 電池への負担が軽減される。
 だもんで、繰り返し回数は増えるだろう。
 さらに、充電電流を減らしたのとの差は出てくるのか?

過去の寿命実験では、放電終止電圧は「1.0V」に設定しています。
  ※メモリー効果の確認では、時間で放電停止。
    JISの実験はまた別。

こんなところでしょうか?

※2018-01-23
エネループ・プロ、「1.1V放電終止」にしても、2/3電流改造BQ-390
だと「168分規制」に引っかかる模様。
終止電圧を1.15Vまで上げると上げすぎのようだし、1.13Vあたりで
試してみます。

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改造BQ-390での充電 「ReVOLTES」

電流検出抵抗を変更したBQ-390での充電 、ダイソーの
ReVOLTES(1300mAh)ではこんな具合になりました。

充電器から電池電極両端の電圧を引っ張り出してきています。

R01
  (クリックで拡大↑)

X方向、時間軸は1目盛が30分。
Y方向、電圧軸は0.1V/div 。
記録線1が改造BQ-390で、2がオリジナルのままのBQ-390。
それぞれのY軸ベース点を0.2Vずらしています。

オリジナルのほうはおよそ78分で充電停止。
充電電流を減らしたほうは117分。
充電電流比率「x1.5」そのままの時間で、充電が終わりました。

これがその放電結果。
Rv02

推定容量、ざっと1200mAh。

しかし、大容量の「eneloop PRO」では、電流を減らしたほうでは
ΔV検出前にタイムアウト。
充電不足の状態になってしまいました。

※関連
電池イジメ 次のテーマ
改造BQ-390での充電 「eneloop pro」


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2018年1月15日 (月)

BQ-390の電流検出抵抗 プリントパターンが?

電池イジメ 次のテーマ
「急速充電器の充電電流を減らしてみたら」っと
書きましたが、さっきパナの充電器BQ-390
電流検出抵抗を入れ替えてみました。
  (現在、充電実験中)
「0.1Ωの抵抗3つ」を取り外すわけですが、その
抵抗したのプリントパターンに違和感が・・・

11_2

外した抵抗が3つ見えています。
  (2つは裏返し)
その上側の抵抗が付いていたパターン、上から
二つ目の「←」矢印の所。
銅箔パターンが右方向へ進出しているように見え
たのです。
ハンダしたらハンダが乗ったのでまぎれもなく銅箔。
そのレジストが上端に示した「↓」矢印のように
裏返した抵抗に付着しているようです。
これ、エッチングの不良なのかしら。
右側のパッドとはつながっていませんが、
なんとなくイヤな感じです。

0.15Ωの抵抗3つに交換してみたのです。
12_2

今、とりあえず、ReVOLTESで試運転。
実験するためにエネループ・プロ、買ってこなくっちゃ。

※基板パターンの不良
修理依頼品:ミキサー
ユニバーサル基板で

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RSコンポーネンツから届いたパンフレット

RSコンポーネンツ からパンフレットが届いていました。

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RS PRO」なるタイトル。
ページを繰っていると・・・
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」が出ています!
拡大↓
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U7にX7、KT88。
他にどんなのがあるのかとwebページを見ると・・・
https://jp.rs-online.com/web/c/semiconductors/discrete-semiconductors/double-triode-valves/
「discrete-semiconductors」で、「double-triode-valves」のページ。
相3極真空管」というへんな日本語が出ています。

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2018年1月13日 (土)

バッテリー放電器、組み立て済み品、最後の頒布

「テイシン電機」のアルミケースが廃番に でお知らせしましたように、
2005年より組み立てキットとして頒布してきました
放電特性記録機能付き バッテリー放電器 の頒布ができなくなってし
まいました。

ケースを除き、まだ10セットばかりの材料が残っていますので、
組み立て済み品として最後の頒布を行います。

B01

とりあえず、単4用2セットと単3用2セットを組み立てて用意しました。

B02

安定した電池電極との接触が得られる BULGIN社の電池ホルダー
使っています。
放電抵抗は「1Ω」です。

今回の頒布は、
   基板に部品を実装 (ケースは無し)
     (20mmスペーサx4で基板を支える)
   動作チェック済み
   付属品:電池ボックス (基板とはコネクタで接続)
         D-SUB 9pin雌コネクタx2(無配線)
という状態での出荷です。

放電している様子↓
B03

基板上面がむき出しになりますので、プラ板を乗せるなど、
短絡防止のため、何らかの対策をしてください。

お代は、税別で6,500円。 (税込7,020円
ヤマト運輸の代引でのお届けとなります。
注文は下記まで。
   ・仕事場:(有)アクト電子へのメール

単3用か単4用か、はたまた混在かご指示ください。
この4セットは即納です。
  (その後は10日くらいの製作期間をみてください)
材料の在庫が無くなれば、おしまいです。

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2018年1月12日 (金)

「灯台の光はなぜ遠くまで届くのか」

図書館で借りてきた本。

・「灯台の光はなぜ遠くまで届くのか」
灯台とフレネルレンズ
のお話しです。

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まだ「電灯」の無い時代、灯台の光源は「油を使った灯明」。
その集光に使ったのがフレネルさんが発明したフレネルレンズ。

世界に先駆け、灯台のネットワークを作ったのがフランス。
アメリカがまねしようとしたけど、南北戦争やらのゴタゴタで
出遅れ。
「USSモニター」 (艦の名ね)沈没の原因も、灯台損傷による
座礁だとか。

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2018年1月11日 (木)

電動シャッター用リモコン修理

2017年5月30日 に修理したのと同じ三和シャッターの
「ラジオート RAX-330」。
北海道からの修理依頼です。

Sa1

3つの操作スイッチが接触不良。
   ※マイコン型導通チェッカー でピ~鳴らない!
それと、電池の液漏れによる電池端子の腐食。

上の写真、○のあたりに液漏れ跡が見えます。
左端のコンデンサからの液漏れかと、コンデンサを
外したんですが、これは大丈夫。
電池の液漏れが侵入していたようです。

そして、○部分のスイッチを外すと・・・
Sa2

ダイオードのカソードからのライン、スイッチの下で
「消失」していました。
カッターの刃先でレジストを削ったら、パターンが無い!
アルカリ電池の液漏れは強烈です。
レジストしてあっても、内部に侵入すると銅箔パターン
は負けてしまいます。

スイッチの中。
Sa4

接点側、接点円盤側ともひどい状態に。

さまざまな電子機器、電子回路の修理依頼について :(有)アクト電子

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2018年1月 9日 (火)

PCの電源スイッチ

「文鎮」 製作の佐藤テック君からの相談。
「デスクトップPCの電源が入らない」 …
「調べたら電源スイッチが接触不良」
ということで、スイッチ交換の依頼です。

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スイッチの状態を見るため、樹脂パーツから外すのに
往生したとのこと。(樹脂の一部を削って外したと)
このスイッチが接触不良。
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バラしたらこんな具合。
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かんぺきに接触不良。
クリック感はあるのですが、そこから先、「グニ~」っと
押さないと導通しません。

同形状のスイッチの手持ちは無いので、オムロンの
タクトスイッチB3Fを2液ボンドで接着。

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先端キャップを付けれるのにして、これで高さ調整しても
らうことにしました。

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元のスイッチを外すために、樹脂を削った跡が見えてます。


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2018年1月 1日 (月)

謹賀新年 今年もごひいきに!

2015年3月に「ペコ」 が、2017年10月に「ピピ」
我が家にやってきて、にぎやかになりました。

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今年もよろしくお願いいたします。

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