プチ電車シリーズ、線路崩壊!
出窓で活躍してましたダイソーのプチ電車シリーズ。
その線路+鉄橋が崩壊!
ポロポロになってアウト。
材質はポリプロピレン。
手で触れば、ちょいと押すだけで崩壊。
とりあえず、新しいものをかってきて復元しましたが、
いつまで保つか。
今シーズンのハロウィンはこれで乗り切ります。
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出窓で活躍してましたダイソーのプチ電車シリーズ。
その線路+鉄橋が崩壊!
ポロポロになってアウト。
材質はポリプロピレン。
手で触れば、ちょいと押すだけで崩壊。
とりあえず、新しいものをかってきて復元しましたが、
いつまで保つか。
今シーズンのハロウィンはこれで乗り切ります。
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http://www.satsleuth.com/Schematics.aspx
電子回路がいっぱい。
ごった煮状態です。
ぱっと見↓
Theremin with MC1496
抵抗やボリュームが長四角ボックスで描かれてい
る回路、視認性が悪いでっす。
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ガレージ常連の佐藤テック君が、客先の「ゴミ箱」から
救い出してきたデジタルテスター:ソアーのME-530 。
ところが、動作不良。
※だから捨てた!
保護ヒューズが飛んでいて、電気は入るけど、まともに
動作しません。
片面基板が使われています。
確かにヒューズは飛んでいるんですが、
パターン面を見ると・・・
ヒューズが飛ぶ前に、過大電流がプリントパターンに
流れたんでしょう。
銅箔が蒸発しています。
このテスター、電流と抵抗そしてダイーオードを計る
ときは、テスター棒のバナナチップを入れ替えなくて
はなりません。
これをしないまま、電流・抵抗・ダイーオードレンジで
電圧(例えばAC100V)を計ったんでしょう。
基板のパターンを修復すると、すべてのレンジが
生きかえりました。
とりあえず、廃棄テスターを救出できました。
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ガレージの段ボールに保管してた最古参の「トラ技」を発掘。
1974年以前の。
先日の4冊 のと合わせてリストアップ。
1968年 11月号
1971年 4月号
1972年 8,9月号
1973年 2,3,4,5,7,9,11,12月号
1974年 3,7,10,11,12月号
1975年からはだいぶと揃っていますが、
「3枚おろし状態」のが混じってきます。
で、この前の73-2,73-5,74-7,74-10のが仕事場の書架に
置いてあった理由・・・ 参考資料としての価値あり記事が
載っていたからかと。
1968年11月号は、高校の時のクラブ(ラジオ部:JA3YGG)の
先輩のです。
トラ技編集部からは「1960年代のがあれば」・・・とのこと。
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zaqのHPとBLOGが閉鎖されてもうすぐ10ヶ月 。
ブログの記事やデータ、写真、コメントは残すことが
出来ましたが(動画はアウト)、HP:居酒屋ガレージに
置いてあった記事の移行が進んでいません。
仕事場:アクト電子 のHPに移していますが、工事は
滞っています。
で、ちょいと質問があったので、
液晶表示モジュールを4ビットモードで使ったときの空きピン処理
を復旧しておきました。
トランジスタ技術2005年9月号 に掲載された元記事です。
元のアドレス↓
http://www.oct.zaq.ne.jp/i-garage/trbl/lcd4bit.htm
これが無くなってしまった。
で、リライト、追記しながら新アドレス にコピーしました。
当時の記録→ たのしくできるPIC電子工作 掲示板 過去ログ
この中の圧縮ファイル 「3321」、「3133」あたりをどうぞ。
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台風接近中なのに雨がやんでたんで、日曜日早朝
から、皆さんでご近所の公園掃除。
今月はまだ大丈夫なんですが、これからの落ち葉の
季節がたいへんです。
で、その足で仕事場まで来まして、「枯れた技術の伝承」
資料を探してみました。
トラ技関連の本をパラパラ見てますと・・・
『おっ。 これが「4049B」の元ネタ?』を発見しました。
しかも、書かれたのは同じ著者さん 。
トラ技1989年4月号の特別付録、
「実用ディジタル・アイデア回路集」
(クリックで拡大↓)
この中で発見したのです。
タイトルが「C-MOS ICのアナログ的利用法」
次の「VCO回路」になると「4049B」になっている
のです。 (クリックで拡大↓)
前段の反転アンプ、後段のコンパレータとも
使用してる抵抗値も同じ。
コンデンサの値が違ってるか。
先日の回路図↓
どうやら、この筆者さんの「4049B」の出所は
ここにあるようです。
記事の前半、「三相発振回路」と「三角波発振回路」
は「UB」になっているのに「なぜ?」っという気がします。
そして2015年になっても1989年の「枯れた回路」が
「おかしいまま」出てきちゃってしまいました。
これは困りました。
枯れ過ぎですわ。
で、その後の調べ・・・
筆者さんは「TC4049BP」と東芝製を名指し
されてます。
そこで、ちょいと思ったのが、
「ひょっとして、東芝は4049UBを作ってなかったのか?」
です。
確かに、現在は作ってません。
※もうちょい調べます。
1983年のCQ出版 最新CMOSデバイス規格表
「4049UB」の所
こっちが1993年の最新CMOSデバイス規格表
あれこれ、東芝の過去カタログ(規格表の裏ページの
広告など)を探しましたが、東芝製の「4049UB」は発見
できませんでした。
「アナログ的用途には4069UBがあるでしょ」っという
姿勢のようです。
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1/2Vcc生成回路のコンデンサ に絡んで、この筆者さん
富沢 瑞夫さん が書かれた、トラ技2015年8月号 の記事
をながめていたら、「こりゃあかんやろ」に遭遇。
・あかんやろの概要
記事ではCMOSゲートIC(インバータ)をアナログ的に
使っている。
通常、このような場合は「UBタイプ(アンバッファ)」の
ゲートを用いる。
例えば4069なら4069UB、4049なら4049UB。
ところが筆者さん、4049Bを使ってしまっている。
あげく、P108の記事には
『4049BPは4069UBPよりゲインが高く発振し
やすいので、アナログ的に使う積分器や
ローパス・フィルタの場合は、出力に
発振防止のコンンデンサが必要です。』
と。
「ちがぅぅぅ~~~~」っと、叫んでしまいます。
これ、CMOS ICの使い方の初歩。
枯れた技術だと思っていたのですが、筆者さんも
よいお歳のようなんですが、伝わっていなかった
ようです。
過去のトラ技に何度も出ていますぜ。
(具体的にいつのトラ技っと調べてないけど)
CMOSを使う定石かと。
で、具体的に。
このトラ技のP88の回路図1から問題部をピックアップ。
(クリックで拡大↓)
そうそう。 先に「やってるわ」を提示。
このVCO部分の解説のために次ページに
示された図3。
中央の「C」、その両端の「・」が抜けてしまって「+」
になってしまっています。
まさに、「十字接続は避ける」
の例題。
「T」で描いていたら、これは避けられるわけでして、
ちょいと残念。
さて、実際の信号を見てみましょう。
4049UBと4049Bを二つ並べて試してみました。
まずはコンパレータの様子。
ただし、RS左のコンデンサは入れてません。
RS=100K、RF=330Kの抵抗だけです。
RSの左に低周波発振器をつなぎ、レベルと
オフセットを適当に調整して、その出力を
オシロで観察します。
上から、
ch1:入力の三角波
ch2:4049UBの出力
ch3:4049Bの出力
(オシロ画面をデジタルカメラで手持ち撮影…手抜き)
波形は一見正常。
スレッショルドがUBとBとで少し違っている。
ところが、トリガ点をch2にすると…
ch3の波形(4049Bの出力)にジッターが!
トリガをch3にすると状況がよく分かります。
4049Bの出力、およそ7MHzで発振しております。
こんな信号、制御に使いたくありません。
次が反転アンプの様子。
同じく、入力は低周波発振器。
波形の順序は同じ。
ch1:入力の三角波
ch2:4049UBの出力
ch3:4049Bの出力。
黄色が入力で、180度反転した波形が緑と青に
出ています。
でも、なんとなく青のラインが太い?!
記事のように入出力に4049B側には「0.01uF」の
コンデンサをつないでます。
コンデンサを小さくして1000PFにすると…
あれま。 4049UBはコンデンサ無しでも、正常波形。
さらに… コンデンサを外すと。
ワハハな波形。
周波数はざっと7MHz。
トリガ点を変えるとこんな絵も描けちゃいます。
この回路は、入力が無くても発振しちゃいます。
出力に付加したコンデンサで発振を止めるんじゃ
なく、4049Bには適さない回路だと認識してもらわ
ないと。
アンバッファータイプのゲートはこんなときの
ためのもの。
実験は簡単にブレッドボードでした。
だもんで、GNDやらの状態が悪く、発振波形が
入力信号側プローブに乗っちゃってます。
4049Bは東芝製、4049UBはモトローラ製のICでした。
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CQ出版・トランジスタ技術編集部よりの
help!です。
『状態の良い古いトラ技をお持ちなら譲って
いただきたい』とのこと。
トラ技は1964年10月創刊。
この創刊号のキレイなのがあれば、ぜひとも
とのこと。
また、60年代~70年代初旬のキレイなのも
待ってますとのことです。
メールアドレスを記してこの記事にコメントいた
だければ、(匿名でかまいません)編集部に伝言
いたしますので。
私の仕事場(有)アクト電子 の書架からすっと
引っ張り出せた古いトラ技がこれ。
1973年2冊と1974年の2冊。
70年代のはまばら。
1979年からは全冊そろってるんですが。
(ページ数が多く厚い時代のは
三枚おろしにして広告は抜いてある)
もうちょっと古いのがあったはずなんですが、
どこかの段ボールの中かな。
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C-MOS 2相パルスカウンタ の回路図(全体じゃなく入力部だけ)
を発掘できたので、置いておきます。
主となるICは沖のMSM5210 。
2相パルス弁別ICです。
2相パルスからup/downパルスを作ってくれます。
(1逓倍、2逓倍、4逓倍を選べる)
この出力をup/downカウンタにつないでCW/CCWを
カウントしています。
当初は2相パルスだけでしたが、up/downパルスも
入力できるようにゲート回路を付加し、切り替え
スイッチを設けています。
※追記 2020-09-16
MSM5210RSの資料(datasheet)が世の中に見つからない
ようなので、私の持ってるコピーをpdfに。
・ダウンロード - msm5210rs.pdf
これの載ってた沖のデータブック、ほかしたかも・・・
トランジスタ技術、1986年9月号に解説あり。
2相パルスの弁別とカウント、↓のICが参考になるかと(昔話)
・HCTL-2000 HP製12bitカウンタ入り
・HCTL-2016 HP製16bitカウンタ入り
・S360B114 シーメンス製16bitカウンタx2入り
インターフェース誌1986年2月号に解説あり。
この解説、2相パルス弁別方法とその問題点について、
ほぼ網羅しています。
チャタリングの話や、CW・CCW往復を繰り返した
時のカウントミスの積み重なりとか。
※これらを綴じていたファイルからこんな図も発掘
FFとゲートで構成した2相パルス弁別回路案。(作ったわけじゃない)
・ダウンロード - 2phase_up_down.pdf
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先週の昼、息子からhelpのメール。
「ネットがつながれへん」
居間や寝室で使えるようにと、JCOMでもらった
無線ルータを設置しています。
自宅の有線LANにつないだ機器はokなんで、
これがアウト。
ラベルの製造年月には「2012年1月」と。
5年経過。 ほぼずっと通電。
あやしいのはACアダプタだと推定して、出力の具合を
計ってみました。
定格は「5V/1A」。
ところが、本来5Vの出力電圧が無負荷でも5%ほど
低い状態。
少し負荷をかけると電圧低下が大きくなり、0.5A流す
と出力はシャットダウンして0Vに。
本体は置いといて、まずはACアダプタの寿命です。
せっかくですんで解体してみました。
アダプタのケース横をリューターで削ってパカり。
片面基板のハンダ面はキレイなまま。
アウトだったのは二次系のコンデンサ。
頭が膨らんでおります。
右側の緑色の二つ。
破裂した痕跡は無いようなのですが、ケースの
内部には怪しいネバネバ物質が付着していました。
コンデンサを換えれば「電源基板」としてまだ使えそう
です… しかし
二次側コンデンサ(頭膨れ)
680uF/10Vと220uF/10Vのパラ。
一次側コンデンサ
整流直後に4.7uF/400V。
コイルを通ってもう一つ。
黒色二つはニチコン製。
4.7uF/50Vは制御電圧用。
容量実測値
680uF → 600uF
220uF → 130uF
4.7uF/400V → 4.3uF
4.7uF/400V → 4.5uF
4.7uF/50V → 5.2uF
基板に鼻を近づけると、なんとなく焦げた香り。
捨ててしまいますわ。
※追記
「捨てますわ」って書きながら…
外したコンデンサの代品(似たような値の)をハンダして、
動かしてみました。
起動後、1.3A超でシャットダウン。
出力電圧は定格通り。
負荷1Aで起動成功。1Aを超えると起動せず。
1A負荷で半時間ほど通電していたら、二次側コンデンサ
がえらく発熱しています。
じっと持てるギリギリ。
「こりゃ熱いで」っと感じます。
代品として使ったコンデンサの性能、耐リップル電流の
かげんかしら。
ルビコンの820uF/16Vをパラ。
型番でしょうか、「MCZ」と記してあります。
一次側はちょいと温もっている程度。
※参考
・http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/6445/condenser/sentaku.htm
MCZ、悪くはなさそうなんですが。。。
製造中止品。
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トランジスタ技術、2017年10月号(最新号)
を見ていて、ちょいと気になる部分が・・・。
「続 電子楽器&エフェクタ回路集」という記事。
200ページの回路図。
この右側の「1/2Vcc」電圧を作っているところの「C7」、
これは許せるのか?
オペアンプの出力に直つなぎ。
202ページの図9、203ページの図11にも同様の回路が
でてきます。 いかがなもんでしょうね。
出力にコンデンサがつながるように設計された
定電圧ICや基準電圧ICならOKでしょうが、
汎用オペアンプの出力にコンデンサを直つなぎ
するのは・・・
注目点を別図にしておきます。
どうしてもコンデンサを入れたいというのなら、
こんな方法かな。
私の場合、1/2Vccを使うのは好きじゃありません。
出力電流が小さくて良い回路なら、負電圧コンバータIC
(チャージポンプ形式の)を使って、±電源で動くように
しちゃいます。
トラ技の過去記事を検索すると、この記事の著者
(富沢 瑞夫さん)さんの記事がたくさん出てきます。
その中から、2015年8月号で同様の回路を発見。
・p60 図3
・p61
出力コンデンサの値が大きいから発振(不安定に)
しないのか・・・
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10年前、ガレージに登場した湯沸かし器 。
そのフレキパイプがアウトになってしまったのです。
ちょいと長めのパイプなんで、直線部とフレキ部の
つなぎ箇所に無理がかかるわけです。
ポタポタと水(湯)漏れが発生。
これ、ガレージに来た時からその兆候があり
ました。
このパイプ、確か…真田庵 で交換したもの
じゃなかったかな。
あれこれと補修に手をつくしてたのが、昨晩、
漏れ量がひどくなり「こりゃもう使えません」に。
この直前まで、ガレージ常連K水道店君が
いたんですが、アウト時には帰宅。
その前には、『店で売ってますよ~』っと。
洗い物など、湯沸かし器が無いと不便です。
ガレージ常連の佐藤テック君、「なんとかなるかなっ」と、
分離させたフレキ部と直線部を仕事場に持って帰って、
「内径に合致した銅パイプを内部に挿入」っという
方法で修理。
それを、
エポキシ・ボンド + シリコン・コーキング材 +
下部を受ける塩ビパイプ + 熱収縮チューブ
で、強度を増加。
これでしばらく使えるでしょう。
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乾電池1本でも使える東芝のシングルゲート・ロジックIC、
「LVP」シリーズを調べてたら「新規設計では使うな」が
データシートに入ってました。
TC7SG00 を検索すると・・・
(クリックで拡大↓)
「生産終了予定」っと。
そして、代替品は「TC7SZ00」と明示。
電源電圧、
SGのLVCシリーズは0.9V~3.6V
SZのSHSシリーズは1.65V~5.5V
速度とかのスペックは必要ないんですが、
1.0Vで動いてくれるかどうか・・・
1.0Vから使えるロジックIC、海外メーカーで
はどうなんでしょう?
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とある回路の動作検証で、
「回路が出すパルスの数を数えたいな~」
っとなりまして、カウンタを捜索。
必要数は二つ。
パルスのサイクルは早くても毎秒1回とゆっくり。
探し出して出てくるのは、まずこれ。
・C-MOS ICで構成した2相パルスカウンタ
入力を切り替えれば、2相パルスの計数だけじゃなく、
UP/DOWN独立したパルスのカウントも可能なんです。
バッテリ動作なんでカウント値は保持しますし、まず
一つはこれを使うことにしました。
しかし、これ↓はAC100V動作だし、2相パルスの計数専用です。
・29年前に作ったツール:スケーリング機能付アップダウン・カウンタ
停電するとクリアされちゃうんで、これは使えません。
あとどっかにあったかな?っと探すと・・・
・24V動作の電磁カウンタ
停電しても計数値は保持してくれるんで仕様としては
満足していますが、24V電源と駆動回路を用意しなくちゃ
なりませんので、ちょい面倒。
パナの4桁カウンタ …これは、装置に組み込まれて出て行ったし。
オムロンのこのシリーズ H7EC-N でも買えばっと思ったんですが、
数千円します。
そこで考えたのが「百均で売っている歩数計」。
これを改造すれば外部パルスを数えるカウンタに
なるんじゃないかと。
電池で動くんで、カウント値の保持もできるだろうしっと。
ネットを探すと、あれこれ出てきます。
※検索 : 百均歩数計をカウンタに改造
・100円 ユニバーサル・デジタルカウンタ:気の迷い
・100円ショップの万歩計(歩数計)の高速化、ダイソー編:ラジオペンチ
・100円ショップの万歩計の高速化、キャンドゥ編:ラジオペンチ
・100均の歩数計(万歩計)を計数器として改造する方法:air variable blog
皆さん、工夫して使っておられます。
ということで、近所のダイソーに出かけて買ってきました。
(仕事場の北600mばかりのところにあるダイソー大今里店)
しかし、しかし。 大失敗。
買ってきたこの歩数計、「オートパワーオフ」機能が
搭載されているのです。
歩みを止めると数分でカウント表示が消えます。
これではあきません。
説明書をちゃんと読まなかった私がアホ。
(歩数計はいいのを持ってるんで、ゴミになっ
ちゃいました)
近所にある他の百均屋さん、近鉄今里駅前のエコープラザ今里店。
仕事場から南東に直線で500mほど。
ダイソーで見たのと同じ「オートパワーオフ機能搭載」
のも置かれてましたが、ネットで見たようなカタチのが
あったんで、「オートパワーオフうんたら」と書かれて
いないのを確認してからレジへ。
とりあえず一つだけ。
それがこれ。
電池絶縁のスリップを抜くと表示し始めました。
オートパワーオフしません。
そして・・・さっそく解体。
ざっと、基板のパターンを回路にするとこんな具合。
※基板には、C1~C4など部品名は記されていません。
C4を実測値(外して計った)
制御仕様 : 外部の電圧が「H/L」を繰り返したらカウント。
改造はこんな具合にします。
体動検出機構の信号線に、抵抗内蔵トランジスタを2つ
(PNPとNPN)付加して、GND基準の正電圧を検出します。
GNDパターンに穴を開けて、NPNのエミッタを挿しています。
電線はホットボンドで固定。
二つのカウンタをパルス発生器につないで、動作確認。
百均カウンタの応答速度を測ってみると、(電池電圧1.50V)
周期205mSなら正常にカウント。
周期がこれより短くなると、カウントが飛びます。
ざっと「4Hz」くらいまでは大丈夫かと。 (デューティー50%で)
で、この応答周波数実験の時に気がついたのが、「あれま」
な仕様。
リセットスイッチ押したとき、カウントパルスが入っている
とリセットしない。
リセットオンで「表示が88888」になるけれど、パルスが
止まらないと「0」にならない。
これは運用でカバーしましょう。
もうひとつ気になるのが消費電流。
手持ちの抵抗内蔵PNPトランジスタを使ったんで、
入力オン時はQ1のR1(4.7KΩ)が負荷になって電流が
増大します。
電池電圧と電池電流の関係はこんな具合です。
電池 入力
電圧 オフ時 オン時
1.5V 4.8uA 175uA
1.4V 4.3uA 155uA
1.3V 3.8uA 135uA
1.2V 3.3uA 115uA
1.1V 2.8uA 96uA
1.0V 2.8uA 79uA (液晶暗く)
(電池電圧 - TrBE電圧) ÷ 4.7K で、Q1のベース電流
が計算できます。
これはもったいないんで、Q1はデジトラじゃなく、普通の
PNPトランジスタにもっと大きな抵抗を外付けする方が
良いでしょう。
こんな感じかな↓
これで、オン時の電流、1/10になるでしょう。
そうそう。
1Vでも動作させたいので、Q1のR1とR2の比率に注意。
「R1=R2」のデジトラだと、電圧が低くなった時に
Q1がオフのままなんてことになります。
※体験
・BQ390充電時間表示器
↑
この中にデジトラ抵抗比でのトラブル体験の記述
があります。
近々、もう一個買ってきて、低消費電流版を作ってみます。
(無くならないあいだに買っておかなくちゃ)
他品種の百均歩数計、パルス入力とリセットの関係はどん
なもんでしょう?
オートパワーオフも腹立たしいような(笑)
このオートパワーオフするの、何かに使えますかな?
※アイデア求む
※その後
・カウントスピードを高速にするため
回路の発振抵抗 元620kΩ これを100kΩに交換
・オン時電流を減らすため
Q1を2SA1048に
R1を100kΩに
R2を470kΩに
これで、
電池電圧1.5Vの時:22Hz、 1.3Vの時:19Hzを
カウント。
消費電流は、
電池 入力
電圧 オフ時 オン時
1.5V 22uA 31uA
1.4V 19uA 28uA
1.3V 17uA 24uA
1.2V 14uA 20uA
1.1V 12uA 17uA
1.0V 9uA 14uA (液晶暗く)
待機時電流は4~5倍に多くなりましたが、
オン時の電流が減りました。
使わない時は「電池を抜いておく」という処置が
必須です。
もう一つ。
電池を入れて動作を始めるとき、一発以上パルスが
入らないと、表示がブランクになったままということが
ありました。
リセットボタンを押してもブランクのまま。
「壊れたの?」っと思ってしまいますが、一発パルスが入ると
表示が出て、以後、カウントが進みます。
この歩数計、全部で4つ手に入れました。
パルスカウントの改造、今回はトランジスタを二つ使って
入力ラインと+Vラインを短絡させる回路を作りました。
残りのカウンタは、ゲートICを使ってレベル変換し、オン時に
電流が増えないような回路を試してみようかと考えています。
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電動シャッターのリモコン は無事に修理完了。
で、このシャッター、シャッター内のガレージにはこんな
操作スイッチが壁面に付いています。
(ピンボケだ~)
で、屋外にはこんなパネルがあるんですが「鍵」が
失われていてパネルが開かないために屋外スイッチ
が使えません。
(そんなで無線リモコンが重要だったのです。)
『この鍵を新しくできないか?』っという相談です。
鍵を交換するにはパネルを開けなければなりません。
現状の鍵は壊してしまってok。
鍵穴をドリルでガリガリすればよいのかな?
やったことある人、いませんか?
コツが分かればと。
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ちょいと皆さまのお知恵をください。
とある電子回路応用機器。
リアパネルに端子台が設けてあります。
(弱電信号用。 電源用で24V 1Aほどのが1系統)
下図のように、端子台はパネル (2.0mm厚の鉄)にネジで
固定してあります。
隙間を作らないためというのが理由。
(防水構造では無い)
内部回路とは、パネルの裏で手配線しているのですが、
今回、信号線が多くなったので基板化したいというのが、
客先の希望です。
端子台をパネルにネジ止めしたいということで、
端子台を基板にハンダしてパネルの裏から差し込む
という構造は、端子台のサイドとパネル穴に隙間がで
きるからという理由でできません。
ということは、図のような方法にしなくてはなりません。
IDECの「BP311S」という足長の端子台があるので、
これでと考えているのですが、もうひとつ問題。
(端子ピッチ7.62mm)
パネルは正方形で、外形が123×123mm。
必要な端子数、最低で16ピン。
これだと、面積的に入るのですが、「もっと信号を」バージョン
では40ピンほどになってしまうので。
こうなると、7.62mmピッチの端子台ではしんどくなります。
「パネル貫通型端子台」というのもあるのですが、
基板とうまくつなげるものが見当たりません。
方法的には、「端子台じゃなくてコネクタにしたら」となる
のかと。
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新規設計の回路図を描いているんですが、
シングルコンパレータのピン配置、どれを使おうか
悩み中です。
1ピンがマイナスで3ピンがプラス入力。
東芝とか新日本無線がこの配置。
いろんなタイプがあるんですが、国産ICのピン配置と
同じものがありません。
マイコン型導通チェッカー のクリップタッチ検出には
「R」接続のLMC7215を使っています。
これ↓が海外製シングルOPアンプ。
↓国産シングルOPアンプ。
国産コンパレータとは、+/-端子が逆。
さて、どうしたもんでしょね。
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東成おもちゃ病院 仲間からの修理依頼。
自宅で使っている三和シャッターの電波リモコン「RAX-331」
の調子が悪いという内容。
メーカーに言っても、
「代替品なし」
「シャッター制御回路の交換」
だと。
※メーカーのFAQを見ると「互換品で対応可能」っと
なってるんですが…
動作を見ると、終段のTrが飛んでいる。
だもんで、電波が弱くって受信機に届いていない
もようです。
「R24」を ★ http://www.s-manuals.com/smd で調べると、
※検索に引っかかるよう
・電子部品検索 ・マーク検索 ・記号検索
・表面実装部品検索
・チップトランジスタ表記検索
NECの「2SC3356」であることがわかりました。
ft = 7GHz っと、むちゃ高周波。
この手の石、持ってません。
とりあえず、手持ちの2SC1923に交換。
なんとは電波は強くなったみたいです。
夕刻にでも現場に行って動作を確かめてみます。
※2SC3356を検索 すると、秋月に互換品 が売ってます。
どうしたものか。 買っておこうか…
今夜の状況で判断かな。
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ネジ無し端子台と言ったらいいのかな。
Wagoの734シリーズ
こんな端子台がとある制御機器の基板に使われていました。
中央部が電線を挿す向き。
サイドカバーを外すると、挿入した電線の様子が見えます。
これ、電線を挿入するのにこつがいります。
「4」字状になった頂点を押さえると、電線の挿入穴
が見えます。
けっこう力がいるんです。
エエかげんな状態でバラ線を挿すと、ささくれだって
うまくいきません。
押さえる専用の工具があるようです。
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